海外旅行で一番の不安、それは言語が通じるか?ということですよね。
何事もないに越したことはありませんが・・。
・飛行機に乗り遅れたらどうしよう・・。
・荷物がなくなってしまったらどう伝えよう?
・パスポートをスられたら説明できるかな?
私も初めて海外旅行に行く際は、言語が通じないのが不安で頭の中でこんな思いが渦巻いてました。
ということで、今回は、日本で新しく発売開始された次世代型翻訳機「Langogo(ランゴーゴー)」をレビューしてみたいと思います。
こちらは、クラウドファンディング「Makuake」で2000万円以上もの資金を集めた要注目のアイテムです。
この記事でわかること
- Langogoってどんな翻訳機?
- 他の翻訳機とどこが違うの?
- 実際使ってみて感じるメリットと残念なポイントは?
- お得な購入方法は?【5,000円以上お得になるクーポンあり】
Langogoってどんな翻訳機?
主な特徴
① 104言語に対応(主要4言語はオフライン対応)
② Wi-Fiルーターを搭載(旅行先でレンタルWi-Fiの代わりに)
③ AIアシスタントが旅をサポート
クーポンコード【63C37PBE】
① 104言語対応 双方向翻訳機
次世代型翻訳機「Langogo」は、世界中の104もの言語に対応しています。
英語や中国語、スペイン語、フランス語といったメジャーな言語はもちろん、クジャラート語やテルグ語といったマイナーな言語まで対応しています。
また、同じ英語でも、インド英語、フィリピン英語、ケニア英語なども選択可能。
一概に英語といっても国によって発音って全く違うので、そこまでカバーしてるのは本当にすごいところ!
もちろん、双方向翻訳なので相手の言語(外国語)から日本語にもしっかり訳してくれます。
自分の意思表示としてだけでなく、相手の考えもちゃんと理解できるのでコミュニケーションの幅が広がりますね。
② Wi-Fiルーター搭載【海外でネットが使える】
「Langogo」を使うと、海外で簡単にインターネットを使うことができます。
これが他の翻訳機と大きく違うポイントです。
本体にWi-Fiルーターを内蔵しているので、海外Wi-Fi(レンタルWi-Fi)を借りる必要がありません。
eSIMという新技術を使っているので、本体から簡単にデータプランを購入できるようになっています。
しかも料金が格安!
詳しくは後述しますが、国によっては1日200円台から使えるのでレンタルWi-Fiを借りるよりかなりお得です。
もちろんテザリングも可能。これ1台で最大6台の端末とネット共有できるので、スマホやiPadで地図や情報を調べることができます。
※ 翻訳だけの場合は、2年間の無料通信パッケージが使え海外でも無料で利用できます。
③ AIアシスタント機能【現地情報を音声でゲット】
本体に話しかけるだけで、現地のレストランや観光スポット、天気、為替、交通情報、タクシー手配など、旅行に必要な現地情報をゲットすることができます。
現在は、英語・中国語のみのサービス提供ですが、今後日本語にも対応予定とのこと。
特に現地の両替レートなど瞬時に分かるのは嬉しいポイントですね。
こんな人におすすめ
●海外旅行で現地の人とスムーズに自然に会話をしたい方
●これまで音声翻訳機をつかったことがあるが翻訳精度やスピードに満足できなかった方
●海外でインターネットをよく利用する方、現地のSIMカード探しが手間だと感じる方
●自身の語学のスキルアップをしたい方
●飲食店やお土産屋さんなど、店頭で外国人のお客様の接客をもう少しスムーズにしたい方
でも、どんなに公式説明が素晴らしくても実際に手にして使ってみるまではなんとも言えませんよね・・。
ということで、ここからは実機レビューをしていきたいと思います。まずは開封レビューから。
Langogo 開封レビュー
こちらが、届いた実物 Langogo!
なかなかスタイリッシュなデザインです。
早速、箱から取り出してみましょう。
内容物
❶ Langogo本体
❷ 充電ケーブル(USB Type-C)
❸ ストラップ
❹ マニュアル(英語)+SIMピン
外観レビュー
こちらが本体。
保護シールに英語で各ボタンの役割などが書かれています。
シールを剥がしてじっくり見ていきましょう。
まずは正面。
フロント部分には、3.1インチの大きなタッチスクリーンが搭載されています。
そして、右上にはLEDインジケーターがあります。充電中や翻訳ボタンを押しているときなどに点灯します。
続いて本体向かって右側。
上部にはSIMスロット。
そしてすぐ下に物理ボタン。こちらは翻訳時に押しながら話すボタンです。
下の方にはストラップをつける穴が空いています。
続いて本体左側。
こちらには、音量調節ボタンと、電源ボタンがあります。
続いて本体裏面。
裏面には上下に大きなスピーカーが付いています。
本体底面には、充電する際に使うUSBポート(Type-C)があります。
ちなみに、こちらはイヤホンジャックとしても使用可能です。
注意ポイント
USBケーブルは同梱されていますが、コンセントに挿すアダプターは同梱されていません。
ご自身での準備が必要です。
最後に本体上部。
こちらには、大きなマイクが搭載されています。
サイズと重量
サイズは、高さ12.1cm 横5.4cm 幅1.3cmと、スリムで非常に持ち運びやすい大きさです。
また重さもわずか115g。
ちょうど iPhoneSE と同じくらいのサイズ・重量です。
小さくて軽いので、洋服のポケットや、旅行用バッグのポケットにもすっぽり収まります。
Langogoのスペック
製品名 | Langogo AI |
カラー | 3色(ブラック/ホワイト/ダークブルー) |
サイズ | 121.3×54.4 ×13.2mm |
重さ | 115g |
素材 | ポリカーボネイト、Asashiガラス |
画面サイズ |
|
タッチスクリーン | 静電型 |
プロセッサー | MTK6739 4-core 1.3GHz 64bit |
ストレージ | 8GB |
バッテリー | 2,200mAh |
充電時間 | 2.5時間 |
連続使用時間 | 6時間 |
SIM | micro SIM(1スロット)およびeSIM対応 |
サポートネットワーク | 2G/3G/4G/FDD/WCDMA/TDD |
サポート周波数 | 2G/3G/4G/GSM900/DCS1800/PCS1900/ GSM850/FDD/WCDMA(B1/B2/B5/B8)/ TD-SCD-MA(B34/B39)/TDD-LTE(B38/B39/B40/ B41M2555/B41M2665)/FDD-LTE(B1/B2/B3/ B5/B7/B8/B17/B20) |
価格 | 35,316円(税込) |
初期設定の方法
① 電源を入れる
本体左にある電源ボタンを長押しして電源を入れます。
② 本体の言語を選ぶ
少し待つと、このような「系統語言」という画面が出てきます。
一番最初の設定言語が中国語なのかな?
ここでは日本語を選び、下部の「下一歩」という黄色いボタンをタップします。
③ 通信の設定をする
次にWi-Fi設定画面が出てきます。
接続するWi-Fiを選択しパスワードを入力します。
④ 利用規約に同意する
次に、サービス利用規約画面が出てくるので「同意」をタップします。
これで最初に行う初期設定は終了です。
翻訳言語の設定方法・使い方
画面に表示されているマイクをタップします。
黄色い●を上にスワイプします。
国旗のマークをタップします。
英語・韓国語・中国語・フランス語の後は、五十音順に並んでいます。
翻訳したい言語を選択し完了をタップします。
言語の選択が済んだら、本体右サイドの物理ボタン(翻訳ボタン)を押しながら話しかけます。
Langogo 使用レビュー
メリット① 翻訳機として十分な性能
まずは、翻訳機として一番大切なポイント翻訳性能からチェックしてみましょう。
海外旅行先でよく使うフレーズを使って検証してみます。
《例文1》宿泊料金やネット予約時にすでにクレジットカードで支払い済みです。
英:The room rate has already been paid by credit cad at the time of booking.
中:住宿费在网上预约时已经用信用卡支付了
《例文2》ここからディズニーランドまで幾らで行けますか?
英:How much can you go from here to Disneyland?
中:从这里到迪斯尼乐园要多少钱?
《例文3》この辺で美味しいイタリアンレストランのお店を教えてください。
英:Please tell me a good Italian restaurant shop here.
中:请告诉我这附近好吃的意大利餐厅的店
《例文4》前の飛行機が遅延してしまい、予約してた飛行機に間に合いませんでした。次の便に振り替えていただくことは可能ですか?
英:Is it possible to transfer to the next flight which was not in time for the flight you reserved because the previous flight was delayed?
中:之前的飞机延误了,没能赶上预约的飞机,可以换成下一班车吗?
日本語を聞き取る能力が高い
まず、驚いたのは日本語を聞き取る能力!
けっこう早口で話してもしっかり聞き取ってくれますし、考えながら話しかけても割と正確に聞き取ってくれます。
会話の中で、「えー・・、あー・・」といった言葉が入ってもきちんと文章を聞き分けてくれるのはスゴイところ。
旅行で使う日常会話は十分
翻訳結果も、旅でよく使う簡単な会話であれば全く問題なく翻訳できています。
それもそのはず、「Langogo」は24の翻訳エンジンの中から最適な翻訳結果を提供する独自システムを使っているそう。これがネットで繋がっているオンライン型翻訳機の強みですよね。
これだけの翻訳性能なら、道を尋ねたり、ホテルのチェックインではもちろんのこと、空港で「預け荷物が出てこない」とか「パスポートをスられた」といったトラブル時にも自分の状況をしっかり説明できるので強い味方になりますね!
ただ注意したいのは、どんな話し言葉も翻訳してくれる完璧な通訳マシンではないということ。
例えば長文になると、主語がおかしくなることも。
例文4の場合、正しくは「(私が)予約していた飛行機に間に合いませんでした」という意味ですが、翻訳では「(あなたが)予約していた飛行機に間に合いませんでした」となってしまっています。
意味は伝わるとは思いますが、しっかり主語を入れて分かりやすい文章を話すことを頭に入れておく必要がありますね。
あまりに長い文になる場合は、文章を2つか3つに区切るといいですね。
注意ポイント
主語が抜けると翻訳結果にも差異が生じる!
主語・述語を意識して簡単に話すよう心がける必要あり。
翻訳が速い
もう一つ驚くのは翻訳速度の速さです。
どんなに長文でも1秒以内に翻訳してくれます。まるで同時通訳のような速さなので、じれったく感じることもなく会話に集中できます。
これだけ速くて、翻訳精度も高い。旅の翻訳機としては十分すぎる性能です。
メリット② 操作が簡単
まず、画面が大きくて見やすいです。
iPhoneなどで使われているRetinaディスプレイを搭載しているので、非常に綺麗です。
明るさも十分、晴れた日の外でもしっかり文字を見ることができます。
そして、言語の設定などサクサク動くので非常に使いやすいです。
操作方法も簡単なので、普段からスマホを使っている人であれば全く迷うことなく使えます。
また「翻訳ボタンが一つだけ」というシンプルさがとても使いやすいポイント。日本語で話すときも相手が外国語で話すときも同じ翻訳ボタンを押せばいいのでとても簡単です!
他の翻訳機は、日本語で話す場合はこっち、外国語で話す場合はそっちとボタンを押し分けるタイプが多いので、これはシンプルさはめちゃくちゃ使いやすいなと感じました。
メリット③ 音量も十分!
音量はうるさすぎるほど大きくできるので、騒がしい街中でも十分聞き取れます。
また、マイクにはノイズキャンセリング機能も付いているのでしっかりと声を拾ってくれます。
試しに音楽を流しながら話してみたのですが、話している内容をちゃんと正確に聞き取ってくれました。集音性能もかなりすごいですね。
メリット④ オフライン翻訳機能がなかなか役立つ!
Langogoは、基本的にオンライン翻訳機なのですが、主要言語のみオフラインでも利用できるようになっています。
主要言語 ➡︎ 英語・中国語・韓国語・日本語
「どうせオフラインで使えるって言っても大したことないんでしょ?」と思っていたのですが、実際に試してみると、なかなか使えるレベルで驚きでした。
オフラインで使えるのがなぜメリットになるかというと・・、それは飛行機内でも使えちゃうんです!
「CAさんに毛布を頼みたい!」とか、「食事のメニューどっちにするか聞いてるんだろうけど・・英語が分からない(泣)」みたいなシチュエーションで活躍します。
・「少し寒いので毛布をもう一枚お借りできますか?( Do you borrow another blanket because it is little cold ?)」
・「入国カードをいただけますか?(Can I have an entry card ?)」
・「この翻訳機に向かって話していだだけますか?(Can you talk to this translator? )」
これだけしっかり翻訳してくれると十分コミュニケーションがとれますね。
飛行機内で使えるのは、本当に旅の強い味方だなと思います。特に初めての海外旅行などの際は心強くて助かりますね!
メリット⑤ Wi-Fiルーター内蔵!海外でインターネットが使える
Langogo 最大のメリットと言っても過言ではないのがこれ。
Wi-Fiルーターを内蔵しているので、海外でポケットWi-Fiとして利用できちゃうんです。
しかも、テザリングして最大6台までの端末でネットを使うことができます。
スマホに、タブレット、ノートパソコンを繋いでもまだ余裕があります。グループ旅行などで、友だちみんなでシェアするといった使い方もできますね。
海外でWi-Fiを使う方法は2つ!
❶ 本体でデータパックを買う
まず、簡単な方から。
それは、Langogo本体でデータパックを買って使う方法です。
Langogoは、eSIMという新しい方式を採用しており、海外でも利用できるSIMが本体に埋め込まれています。
なので、データパックを買っておけば、海外で現地のネットワークを捕まえてインターネットを使うことができちゃいます。難しい設定などは一切必要ありません。
強いていうなら、うまく繋がらないときに再起動するくらいの手間だけです。
しかも、このデータパックの料金が格安なんです。
【データパック料金例】
国・地域 | 300MB/1日 | 500MB/1日 |
中国 | 2ドル(約216円) | 2.79ドル(約301円) |
台湾 香港 マカオ 韓国 タイ インドネシアなど | 3ドル(約324円) | 4.5ドル(約486円) |
シンガポール マレーシア フィリピンなど | 3.6ドル(約389円) | 5.4ドル(約583円) |
アメリカ カナダ ヨーロッパ オーストラリア ニュージーランドなど | 4.8ドル(約518円) | 7.2ドル(約778円) |
1日あたり200円台から使うことができます。
日本でレンタルWi-Fiを借りて行くよりも格安でお得です。
しかも、予約したり機器を受け取ったりする手間がないので本当に楽ですね。
【データプラン】→【国・データ量を選択】→【支払い方法を選択】
たったこれだけのステップで使うことができちゃいます。
料金も、クレジットカードかPayPalで支払えるので、すぐに使うことができます。
❷ 現地で買ったSIMを使う
Langogoは、SIMフリー端末としても使えるので現地で買ったSIMを入れて使うこともできます。
ただこの方法は、APN設定などをしないといけないので慣れている方向けです。
SIMのサイズは、MicroSIMですので使う際は間違わないようにご注意ください。
気になる点❶ 日本語版説明書がない
翻訳性能も素晴らしく、ネットも使えると良いことづくめの「Langogo」ですが、気になる点もあります。
それは、日本語版の説明書が付属していないこと。
機械に慣れている方であれば、なんとなく触って使うことができるのですが、「やっぱり説明書があったほうが安心!」という方は難しく感じるかもしれません。
箱に付属してはいないのですが、こちらのページに簡単な日本語版の説明書がありましたので貼っておきます。
必要な方はダウンロードしてお使いください。
気になる点❷ バッテリーが持たない
もう一つ気になるのはバッテリーの持ちです。
フル充電で連続使用6時間まで使えるのですが、丸1日使いっぱなしだと夜には電池が切れてしまいます。
「旅先で頻繁に使うだろうな」という方は、充電できるようモバイルバッテリーを持っていかれることをおすすめします。
もちろん充電中でも普通に使えます。
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Langogo お得な購入方法は?
Langogoの購入はAmazonからがおすすめです。
日本の正規代理店が販売しているのでサポート体制もしっかりしており、何かトラブルが生じた際も安心です。
しかもこちらの限定クーポンを使うと5,000円以上お得になります。
※ 2019年12月31日まで有効
※こちらのクーポンは正規代理店のページでのみ利用可能です。
【クーポンの使い方】
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1商品をカートに入れる
正規代理店はこちらのページです ➡︎ Langogo AI(ランゴーゴー)
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カートに入れたらレジに進むをクリックします。
この時点では、料金は定価のままです。
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まとめ
ココがおすすめ
・旅行に十分な翻訳性能
・翻訳スピードが爆速
・オフライン翻訳を飛行機内でも使える
・WiFiルーターとしても使える
・操作がすごくシンプルで使いやすい
ココが気になる
・日本語版説明書が付いてない
・バッテリーの持ちが悪い
今回は、新型翻訳機「Langogo」をレビューしてみました。
実際に使ってみて「翻訳機 + ポケットWiFi + AIアシスタント」 旅人に必要なものがギュッと詰まったガジェットだなと感じました!
これ一つあれば、旅の不安がかなり無くなります。
タクシーの交渉だって怖くありませんし、観光客の少ないローカルなお店なんかも行けちゃいます。
さらには、トラブルが起きた時にもしっかり自分の状況を伝えれるので安心です。
また、旅行用の翻訳機としても十分ですが、やっぱりポケットWiFi代わりに使えるというところが心惹かれますね。むしろ、Wi-Fiルーター目当てでの購入もありだなと思います。
「海外どこでも格安でネットを使える!しかも翻訳機能も付いてる!」
うん、なかなか心惹かれるアイテムです。
今度の海外旅行の際は、フル活用してみたいなと思います。また海外で使用してみたレポートも追記したいと思います。お楽しみに。