アクションカメラの分野で絶大な人気を誇るGoPro。
GoPro 興味あるけど初心者でも使い方は簡単?
水中でも使えるの?海で使ってみたいんだけど耐久性は大丈夫?
他のアクションカメラとどう違うの?
僕が購入してから5年間実際に使ってみて感じる良い点と残念な点を書いてみたいと思います。
2019.5.17追記
DJIから、ブレない最強のアクションカム「Osmo Action」が発表されました。
こちらは、GoProよりも価格が安く、手ぶれ補正などの性能が良いので、現時点で一番オススメの水中カメラです。
Osmo Actionレビュー|DJIから出た『アクションカメラの大本命!』実際に使って性能を検証
GoProってどんな水中動画が撮れるの?
実は、僕がGoProに興味を持ったのは水中で撮られたとっても綺麗な動画を見たからです。こんなの撮ってみたいと勇み足で購入しました。
もともと水中に光が射し込んでゆらゆらキラキラしてるのが好きで、そんな写真がなんとか撮れないかと学生時代から考えていました。
カメラ付きガラケーの防水機能付き携帯が発売された時は、水没させて写真を撮ってみたりしていました。
なので、GoProの動画を見た時に、こんなにも素人でも簡単に水中の様子を撮影できるのかと飛びつきました。
送られて来たGoProを手にワクワク!これで僕もカッコイイ水中動画が撮れるぞ!と夢が広がります。
いざ、GoProを手に海へ。
※ 購入したのは当時の最新モデル「GoPro HERO3+」です。
選んだ場所は、長崎県の五島列島。海が綺麗で有名なところです。
素人の僕が水中動画を撮ってみた!
いざGoProを手に海に入ってみます。
この動画は僕がGoProで一番最初に撮った動画です。まだ使い慣れてなくて、浅瀬で恐る恐る海につけて撮りました。ビビり感が出てる動画ですね・・。
GoPro の動画撮影の使い方はとっても簡単です。モードボタンで動画のマークを選択してシャッターボタンを押すだけ。ただそれだけです。
注意ポイント
GoPro を購入して、最初使い始める時に動画のサイズなどを設定しておく必要があります。←これがちょっと迷います。でも一度設定してしまうと後はシャッターボタンを押すだけで簡単に動画撮れちゃいます。
一眼レフカメラとか他のビデオカメラみたいにたくさん機能が付いておらず、ボタンを押せばすぐ撮れる!というのは良いところですね。
ちょっと勇気を持って水の中へ潜ってみました。浅瀬で泳ぐフグを見つけて撮影。
ただ、ここで僕は薄々感じていた悲し事実に直面します。「公式で紹介されているような動画は撮れない・・。」
それもそのはず、そもそも僕はダイビングの免許なども持っていないので、海水浴に行っても浅場でピチャピチャ泳いでるだけなのです。
まぁ、でもそこは割り切っていきましょう。
本当はイルカとかサメとか狙ってたんですが、フグで我慢しました。←(強がり・・)
フグだってこんなに可愛いく撮れちゃうんですから!
公式動画のクオリティーには遠く及びませんが、海の綺麗さや魚の動きなどは十分伝わると思います。何より、水中の動画など今まで撮ったことなかったので、新しい世界が広がって、ちょっとワクワクします。
水槽の中で見ていた世界を海の中で撮影できるなんて楽しすぎます。
フグが自分の縄張りに入ってきた得体の知れないものを威嚇しているんでしょうか。正面から見ると本当に可愛い顔をしています。こんな世界が撮れるなんて一昔前では考えられませんでした。
お手軽に水中動画を撮れるというのを広めた GoPro は本当にすごいと思います。
あまりにも撮影が楽しいので思わず熱中してしまいます。でも動画撮影に夢中になりすぎると、息継ぎを忘れて溺れそうになりますので、十分ご注意ください。
こちらは、ギリシャ旅行で泳いだミコノス島のビーチの動画です。
人魚のように美しく泳ぐ美女の図じゃなくて恐縮ですが・・。
ミコノスのビーチはものすごく綺麗で大感動でした。だんだんGoProを手に泳ぐのにも慣れてきて、アングルなども考えながら撮れるようになってきました。
ギリシャ旅行から帰ってきて、よく友だちに「ギリシャどうだった?写真見せて!」と言われました。
そんなときに写真だけでなく「どやー!」と、この動画も見せると「ギリシャの海めっちゃ綺麗!」となり、みんな感動してくれました。
これは僕のお気に入りの場所。
長崎県の崎戸島の海です。
めっちゃ綺麗な海にプカプカ浮いて、いかにも幸せそうな図をGoProで撮影してきました!
動画の途中に唐突に食パンが出てきますが、頭の中の想像では、食パンで魚を集めて、GoProの周りをたくさんの魚たちが泳ぐはずでした。
でも全く魚たちは現れませんでした。現実はそんなものです・・。
ということで、動画的にもあまり絵にならないので「ひとり人間あしか」ごっこをしてみました。
人間アシカの撮り方を奥さんがイラスト書いてくれました。
海底の砂の中に GoPro をぶっさしておきます。そしてその GoPro 目がけて思いっきり潜るだけ。簡単ですが、GoPro が固定されるため、ちょっといい感じの動画になりました。
奥さんは、熱中症っぽくなり、早々にリタイア。
綺麗な海でおじさんが一人で潜ったり浮かんだりしている姿。
釣り人たちが興味津々で眺めておりました。
だれか一緒に潜って、動画撮りあいっこしてくれる人がいればいいな〜とか思ったり思わなかったり・・(ぶつぶつ)
そんなこんなで、今年もGoProを使い倒して、いろんなアングルでの撮影に挑戦してみたいと思います!
うん。やっぱり GoPro は楽しい!!
5年間 GoPro を使ってみて思うこと
・普段撮れないシーンが撮れる
5年間 GoPro での撮影を楽しんでみて思うことは、普段使いのカメラでは決して撮ることの出来ないシーンを撮れるということです。
将来的にはダイビングの資格取って、イルカと一緒に泳いでみたいという密かな野望がありますが・・。その辺の浜辺でもいろんなシーンが撮れるのでなかなか楽しいです。
・耐久性が良い
5年間、けっこう雑に扱っていますが、全然壊れません。
耐久性はかなり良いです。振動にもとても強いです。水中動画だけでなく、オフロード走行のバイク動画や、トレッキング動画などハードに撮り歩きましたが、まだまだ使えます。この小ささでこの耐久性は凄いですね!
ただ海で使った際は、必ず真水で砂などを洗い落としておきましょう。そのまま放っておくと本体は大丈夫ですが、塩でハウジングケースにガタがきてしまいそうです。
これさえ守れば、ガンガンハードに使っても全然平気だと思います。
・アプリで簡単動画作成
GoProのスマホアプリで自動仕上げ!
❶ 使いたい動画を選ぶ
❷ テンプレートを選ぶ
❸ 動画の秒数を選ぶその場でサクッと作ってSNSでシェアできるのが便利。 pic.twitter.com/sV6RUTnzwO
— Jun ✈️トラベル✖️ガジェットブロガー (@junjun_purpleon) August 31, 2020
GoProのスマホアプリは、様々なテンプレートが用意されています。
撮影した動画を選択し、テンプレートを選ぶと、自動で動画を作ってくれます。
選んだ動画が長くても、自動でその中のいいシーンを切り取り、音楽に合う仕方で動画が出来上がります。
しかも、SNSでシェアしやすいよう秒数も選択可能。
例えば、instagramを選ぶと、ストーリーに載せやすいように自動で15秒に仕上げてくれます。
編集とか面倒だし、どうやっていいか分からない・・という人でも、クオリティーの高い動画がサクッと出来上がるのでおすすめです!
・バッテリーの持ちが非常に悪い
GoProシリーズを使ってる人たち、みんなが口を揃えて言うこと。それは「バッテリーの持ちが悪い」ということです。
僕も、「HERO3+」・「HERO6」・「HERO7 Black」と使ってみましたが、どれもバッテリーが持ちません。
最新版の「GoPro HERO8」でも、バッテリーの容量は 1220mAh。
ボディーが小型なのでバッテリーも小型です。フル充電でも体感1時間ちょっと撮影するとバッテリーが切れてしまいます。
新品の状態でもあまりバッテリー持たないんですが、充電して使えば使うだけ、どんどんどんどんバッテリーの減りが早くなっていきます。ここは本当に改善して欲しいところです。
僕は対策として、GoProと一緒にモバイルバッテリーを常に持ち歩いています。
USB端子で充電できるので、バッテリーが切れたらモバイルバッテリーから充電して使っています。
あとは、予備のバッテリーを最初から購入しておくのも一つの手です。
ただ一番困るのは、海で泳いでる最中にバッテリーが切れることです。一度陸まで戻って、電池交換しないといけないので、こればっかりはイラっときます。
もう少し電池の持ちが良くなってくれれば、もっともっと好きになるんですけどね〜。
・設定の操作が大変
僕が最初に買ったのは、上の写真の「HERO3+」という型なんですが、本体には電源モードボタン・シャッターボタン・Wi-Fiボタンと3つのボタンが付いています。
この3つのボタンの中で主に設定で使うのは、電源モードボタンとシャッターボタンです。この2つのボタンで設定を行うんですが、覚えるまではけっこう難しいです。
あれどっちのボタン押すんだっけ?と最初慣れるまではかなり戸惑いました。2つしかボタンがないので、しょうがないですが・・。
※ 追記
「GoPro HERO5」以降のモデルは、背面タッチディスプレイが付いたので、設定もタッチで簡単にできるようになっています。
タッチディスプレイがないとかなり面倒くさいので、購入するなら絶対「HERO5」以降のモデルがおすすめです。
他のアクションカメラと比べてGoProが良いなと思う点
アクションカメラと検索すると、GoPro 以外にもいろんな会社のウェアラブルアクションカメラが出てきます。メジャーどころで言うと、ソニーとかオリンパスとかパナソニックとか。
でも僕がもう一度アクションカメラを買い直すとしても絶対に GoPro を選びます。
なぜなら、GoPro は、アクションカメラの中でダントツの一番人気だから!
と言っても、人気があるからという理由ではありません。人気があるということは、多くの人が使っているので、その分アクセサリーの種類が豊富でいろんな選択肢があるというメリットがあるからです。
バイクに取り付けるアダプターや、ヘルメットにつけるアダプター、腕に巻くベルトなどなど、社外製品も含めてたくさんの選択肢があります。
GoPro を使い込んでいくと、絶対にいろんなアクセサリーが欲しくなってきますので、これからアクションカメラを始めようと思っている方は GoPro がおすすめです。
おすすめのアクセサリーについてはこちらの記事にまとめています。
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最新版の GoPro HERO8 を買ったほうが良い?
《GoPro HERO8》
《GoPro HERO7 Black》
最新版を買ったほうが良いのか?という質問の答えは、ずばり予算によります!
予算に余裕がある → 最新版「HERO8」
予算が厳しい → 「HERO7 Black」
GoProのラインナップで大きく変わったのが、「HERO7 Black」の登場です。
この機種には、もはや革命とも言えるくらいの「強力な手ぶれ補正(Hypersmooth)」が搭載されました。
上にある動画を見ても分かるように、GoPro持って泳ぐ時ってけっこうブレるじゃないですか。
なので個人的にはこの「強力手振れ補正(Hypersmooth)」は絶対にあった方がいいです。
「HERO6」以前のモデルも、いちおう手振れ補正は付いているものの心もたない感じです。
一つ前のモデル「HERO7」と、現行モデル「HERO8」は、手ブレ補正がアップデートされていますが、使っていてさほど大きな違いは感じません。
なので、予算に応じて、この2つのモデルから選べばよいでしょう。
まとめ
今回は、素人の僕がGoProで海の中を撮ってみたらどんな感じになるのかご紹介してみました。
皆さんもGoProで、ちょっと違った切り口の夏の思い出を残してみませんか?初心者でも簡単に自由に動画撮影を楽しめますよ。
みんなで海水浴に行って、水中で集合写真撮影なんかも楽しそうですね。人とは違う、素敵な夏の思い出動画を撮ってみんなにシェアすると人気者になれるかもしれません。
以上 水中カメラGoProのレビュー記事でした。
GoProはちょっと高すぎる!という方にはこちらがおすすめです。
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