5,000円で買える格安アクションカム「MUSON M10」。
Amazon での口コミや評判も高く、ちょっと気になってる方も多いことでしょう。
4Kも撮れるのに、5,480円と超破格!これは安かろう悪かろうでは?ちゃんと使えるの?
本記事では、実際に使って感じたことをもとに、気になる疑問を一つずつ解説していきます。
- MUSON M10 ってどんなカメラ?
- 格安だけど性能はどう?
- GoProのアクセサリーは使える?
- 保証は付いてる?
まず始めに結論から。
手ブレ補正とか気にせず、とにかくお手軽に使えるアクションカムを探している方にはおすすめです!
こんな方におすすめ
- 手ぶれ補正はそこまで気にしない人
- 気軽にタイムラプスを楽しみたい人
- 安くて使えるドラレコ探してる人
MUSON M10 レビュー
【MUSON M10の特徴】
・4K撮影ができる
・手ぶれ補正搭載
・付属の防水ケースで水深30Mまで使える
・WiFi、リモコン操作可能
特徴だけ見たらかなり高性能!
でも本当に使えるの?
実際に手にとってチェックしていきましょう。
まずは、開封レビューから。
MUSON M10 開封レビュー
なかなかお洒落な箱。
水中の写真を使っているとこからしても、やはり海で使える防水30Mが推しポイントなのでしょうね。
箱を開けてみたところ。
スポンジクッションの中に、カメラ本体やアクセサリーが綺麗にパッケージされています。
格安なのに、丁寧に梱包されているのが嬉しいですね。
ちなみに、カメラ本体は、防水ハウンジングケースに入った状態で梱包されています。
同梱品一覧
【同梱品】
・カメラ本体
・リモコン
・バッテリー×2
・予備電池(リモコン用)
・外付けマイク
・MicroUSBケーブル(充電用)
・マウント類(自転車用・ドラレコ用・ヘルメット用などなど)
・バッグドア保護
・固定バンド
・ストラップ
・粘着テープ
・クリーニング布
全部出してみました。
このアクセサリーの多さ!これでもかってくらいマウント類が入っています。様々な用途で使えそうです。
ちなみに、「マウント類をどう組み合わせて使うのか?」は、こちらの説明書に写真付きで載っています。
マウントってパズルの組み合わせみたいで、けっこうややこしいのでこれは親切ですね!
本体各部名称
正面には、レンズと電源/モードボタン。
電源オンの状態で電源ボタンを押すと、動画→静止画→再生→設定とモードを変更することができます。
背面には2インチのスクリーン。
こちらは、タッチスクリーンではありません。
本体左側面には、上下の操作ボタンが配置されています。
タッチスクリーンではないので、この上下ボタンで項目を選択します。
本体右側面には、様々なポートが並んでいます。
・Micro SD ポート
・Micro USB ポート
・Micro HDMI ポート
・DC2.5 外部端子マイク
記録メディアは、MicroSDカード(別売り)を使用します。
充電には、MicroUSBポートを使います。同梱されているケーブルを使って充電できます。
あと、直径2.5mmの端子が付いているので、外部マイクを付けて使用することができます。
本体上部には、シャッターボタンと動作表示ランプがあります。
シャッターボタンは、設定の際OKボタンとしても使用します。
バッテリーは本体底部に入っています。
梱包されている状態ですでにバッテリーが入っています。
MUSON M10 のサイズ・重量
サイズ・・5.9 x 2.5 x 4.1 cm
※ ハウジングやアダプターを外した状態。
重さ・・60.5g
※ バッテリーも含めての重量。
MUSON M10 使用レビュー
4K 動画
【散歩動画】
まずはお散歩動画を。
電子手ぶれ補正(EIS)を使って撮影しているのですが、やはりブレますね・・。
【ツーリング動画】
家の周りのガタガタ道をカブ(バイク)で走ってみました。
GoPro用のヘッドストラップに「MUSON M10」を取り付けて撮影しています。(互換性あり)
正直、激しい振動には弱いです・・。
ツーリングやサイクリングで使うなら、手ぶれ補正がしっかりしている、「Osmo Action」や「GoPro HERO7」の方がおすすめです。
【ドラレコ動画】
ツーリングに比べて、車は振動が少ないのでドラレコに使うのはアリ!
もちろん、画質はあまり求めれないけど、トンネル内でもまあまあ撮れてたので、もしもの時の為に付けておくのは良さそう。
ドライブモードにしておくと、エンジン始動したら自動で録画を開始してくれます。
また、メモリーがいっぱいになると、自動で上書きしてくれるループ録画も付いています。いちいち操作しなくて良いのでラクです。
給電もシガーソケットに付けたUSBに繋げるだけなので簡単です。
1080 動画
1080Pでお散歩動画を撮ってみました。
4Kと比較して、ガタつきやブレは少し軽減されているように感じます。
街歩きの際は、1080Pくらいで撮影する方がおすすめです!
タイムラプス
(1秒間隔で5分程度撮影)
近所のスーパーの駐車場をタイムラプスで撮ってみました。
思った以上に綺麗に撮れてて、性能の高さにびっくりしました!
5,000円のアクションカムでここまで撮れるとは・・。このタイムラプス機能狙いで買うのもアリですね!
コマ送りで見る世界は楽しいです。
いろんな場所に持って行って、撮ってみたくなります。
ちなみに、1秒・5秒・10秒・30秒・60秒間隔で撮影できます。
被写体に応じて設定を変えて撮影できるのも良いですね。
写真
画角が170°と広いので、スマホでは撮れないダイナミックな写真が撮れます。
ただ逆光に弱いので、明るすぎる場所では目で見たよりも色が薄くなってしまう傾向にあります。
光を意識して撮る必要がありそうです。
MUSON M10 気になる疑問!
・GoProアクセサリーとの互換性はある?
MUSON M10 の規格は、GoProアクセサリーと同規格を採用しているので、互換性があります。
GoPro純正のアクセサリーはもちろんのこと、サードパーティー製の互換アクセサリーも使うことができます。
GoProは、アクセサリーの種類が豊富なので、楽しみ方が一気に広がります。
・MUSON M10 でも使用できるおすすめアクセサリーはこちら↓
GoProおすすめアクセサリー12選!【2020年最新】買ってはいけないアクセサリーは?
例えば、今回のレビューで使用したこちら。
こちらは、脚先にマグネットが付いているので、ポールなどにくっつけて使うこともできますし、くねくね足を手すりに巻きつけても使うことができます。タイムラプス撮影や、セルフィー撮るときなどに便利です。
・詳しいレビュー記事はこちら↓
アクションカム用におすすめ!「ゴリラポッドマグネティックN」使用レビュー
・保証は付いてるの?
やっぱり安いので、正直クオリティーが不安。しかも名前聞いたことない中国の会社のだし・・。
故障品が送られてきたらどうしよう・・。
心配になりますよね。
Amazonの【MUSON直営店】で購入すると、全品1年間の無料保証が付いています。
これならハズレを引いたらどうしようと不安にならずに、安心して使えますよね。
※ Amazonには正規販売店以外の出品者もいます。1年間の無料保証は直営店からの購入のみですのでご注意ください!
・Amazon直営店のページはこちら → MUSON(直営)
・スマホに動画や写真を転送する方法は?
コメントにてご質問いただきましたので、スマホへの転送方法を解説します。
簡単な流れ
❶ 「Live DV」アプリをダウンロード
❷ カメラのWi-Fiを起動
❸ スマホのWi-Fi設定で「M10」のSSIDを選択
❹ アプリで映像(画像)を選んでダウンロード
まずアプリをダウンロードする必要があるのですが、これが分かりづらいんです。
「MUSON」という名前のアプリがあるのですが、こちらではWi-Fi接続ができません。(2020年9月1日現在)
代わりに「Live DV」というアプリを使うと接続できます。
「Live DV」アプリを開くと、カメラを接続するための手順が表示されます。
ステップ通りにカメラとスマホを接続しましょう。
接続が完了すると、カメラ内の画像(映像)をスマホで見ることができます。
画像(映像)を選んで「ダウンロード」をタップすると、スマホ内の写真フォルダに保存されます。
4Kなど容量が大きいとダウンロードできない場合があるのでご注意を!
まとめ
5,000円という価格を考えると、これだけ使えれば十分かな。
ドラレコとか、タイムラプス動画を気軽に楽しみたい方にはおすすめ。
あと、海の中でみんなで記念写真を撮りたい!なんて方にも気軽に使えるのでおすすめです。
ただ、手ぶれ補正はあまり効果が期待できないので、激しいスポーツには向いていません。
やっぱりブレが少なくて綺麗に撮れるアクションカムが欲しいなぁ・・って感じる方は「Osmo Action」がおすすめです。
アクションカムの王者と言われる GoPro よりも価格が安くて、手ブレが少ない、今一番オススメのアイテムです。
・詳しいレビュー記事はこちら↓
Osmo Actionレビュー|DJIから出た『アクションカメラの大本命!』実際に使って性能を検証
このレビュー記事が、皆さんのアクションカム選びの参考になれば嬉しいです。