【SDカードの選び方】一眼レフカメラにおすすめのSDは?安いのでも大丈夫?

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一眼レフカメラやデジカメを購入した時に無くてはならないもの、それはSDカードです。ほとんどのデジタル一眼レフカメラはSDカード形式の記憶媒体を用いています。

Amazonなどで、SDカードを検索してみると、いろんなメーカーのいろんな種類のSDカードが出てきます。ここでいろんな疑問が湧いてきます。

  • 値段はピンキリだけど、やっぱり高いやつの方が安心なの?
  • 聞いたことある日本の大手メーカーのがいい?おすすめのメーカは?
  • SDカードのサイドに付いてるLOCKってどういう意味?
  • SDカードの種類によっては処理速度が遅くてカメラが固まるって聞いたけど本当なの?
  • 選ぶ時の決め手は一体何?

SDカード選びにまつわる気になる疑問を一つ一つ考えていきましょう。

もう迷わない!「SDカードの正しい選び方」

・まずはSDカードについて知ろう!

自分にあったピッタリのSDカードを見つけるには、まずSDカードについてよく知る必要があります。

そのSDカードがどんな性能を持っているのかは、SDカードの表面に書いてある数字やロゴなどで見分けることができます。

SDカードの表面に書かれている文字はだいたい以下のような感じです。

❶  メーカー

作っているメーカーの名前が書かれています。この場合は【Transcend】という会社が作っているSDカードです。

❷  LOCKボタン

このロックボタンを使用することで、そのSDカードはロックされ、データを消したり、上書きしたりすることができなくなります。

旅先や結婚式などで撮った大事な写真など、絶対にデータがなくなったら困る写真の場合、このLOCKボタンを矢印の方向に、下に押し下げておきましょう。

デジカメの中にSDカードを入れた時に上の写真のように表示された場合は、このLOCKボタンが原因ですので覚えておきましょう。

❸  スピードクラス

一見全く同じSDカードに見えますが、赤枠で囲っている部分の数字が違いますね。

この赤枠で囲っている数字のことをスピードクラスと言います。

スピードクラスとは、最低転送速度を表す数値です。

各クラスの速度

Class 2・・・2MB以上/1秒
Class 4・・・4MB以上/1秒
Class 6・・・6MB以上/1秒
Class 10 ・・・10MB以上/1秒

クラスは4段階に分かれており、数字が大きくなるほど、1秒間に転送できる最低速度が大きくなります。

後述しますが、この数字は動画を撮る場合に大きく影響してきますので注意が必要です。

❹  転送速度

この数字は、データの転送速度を表します。

カメラで撮った写真データをSDに書き込む時の速さと、パソコンなどに写真のデータを移動させる時の速さに関係しています。

特にカメラの連写機能を使う場合には、この転送速度はとても大事になってきます。詳しくは後述しますのでご覧ください。

転送速度が遅いと・・

①  カメラで撮影した写真をSDカードに保存するのに時間がかかる。(固まる)
②  SDカードの写真をパソコンに保存するのに時間がかかる。

❺  機器との互換性

このマークは、自分が持っているカメラとそのSDカードが対応しているのか(互換性があるのか)を教えてくれるマークです。

❻  記憶容量

この記憶容量によって、どれだけの写真や動画を保存できるかが決まります。

・実際にSDカードを選ぶ時のポイント

①  自分のカメラのSDカード対応規格を調べよう!

SDカードは容量によって名乗れる「規格」が決まっています。

SD・・・2GBまで
SDHC・・・32GBまで
SDXC・・・64GB以上も可

SDと書いてある場合はSDHCやSDXCカードには対応していません。

逆にSDXCと表示してある場合は、SDもSDHCカードも対応しています。

SD SDHC SDXC
SD × ×
SDHC ×
SDXC

2010年以降の機器であれば、ほとんどの製品でSDHCカードを使うことができます。

では、自分の手持ちのデジタルカメラがどのSDカードに対応しているのかはどうやったら分かるでしょうか?

Canon EOS X9i を例に考えてみましょう。

まず、インターネットで Canon EOS X9i と検索してみます。

すると、Canonの公式ホームページのリンクが出てきます。そこをクリックしましょう。

続いて、仕様というところをクリックします。

すると記録媒体というところに、どのSDカードに対応しているのかが出てきます。

ここではCanonの例を参考にしてみましたが、他のメーカーでも仕様のところに書いてありますので調べてみましょう。

②  容量を決めよう!

自分のデジカメの規格が分かったら次にどれほどの容量を必要とするか考えましょう。

参考までに目安となる保存枚数について書いてみます。(機種によって多少変わってきます。)

写真1枚の容量 8GB 16GB 32GB 64GB
コンパクトデジタルカメラ 5MB 1600枚 3200枚 6400枚 12800枚
ミラーレス一眼 15MB 533枚 1066枚 2133枚 4266枚
一眼レフ(初心者モデル) 20MB 400枚 800枚 1600枚 3200枚
フルサイズ一眼レフ 30MB 266枚 533枚 1066枚 2133枚

カメラの種類によって1枚あたりのデータの重さがかなり異なります。

SDカードに何枚くらい保存できたら満足か、自分の持っているカメラの性能と比較して考えましょう。

あまり多くの写真をSDカードにため込み過ぎるとパソコンなどに移すときに量が多すぎてゴチャゴチャなってしまいますので、注意しましょう。

僕のおすすめは、SDカードの「細切れ持ち」です。細切れ持ちとは、容量の小さめのSDカードを複数枚持つことです。

例えば、64GBのSDカードを買うよりも、32GBのカードを2枚買ったほうが良いです。そうすることで、写真の中身を整理しやすくなります。

こっちのカードは「北海道旅行」の分で、そっちのカードは「沖縄旅行」の分。みたいに分けておくことが出来るので、あとあとのデータの管理が楽です。

ココがポイント

・SDカードは細切れ持ちがおすすめ!

・64GB買うなら、32GB×2枚の方が使い勝手が良い!

③  自分の撮影スタイルを考えよう!

SDカードの容量を決めたら、次に考えるのは、「自分の撮影スタイル」についてです。

自分の撮影スタイルを考えるとは、「写真を撮りたいか?それとも動画を撮りたいか?」ということです。

写真を撮りたい場合

「メインは写真で動画はあんまり撮らないよ」という方の場合、SDカードを選ぶポイントは、「連写機能を使うかどうか」です。

なぜそこがポイントになるかと言うと、連写機能を使う場合、転送速度が遅いSDカードで連写すると、SDカードが連写に追いつかずに固まってしまうことがあるからです。

例えば、Canon の EOS Kiss X9i というカメラを例に考えてみましょう。

EOS Kiss X9i の連写性能は、6枚/1秒 です。一番画質の良いRAWファイルで撮影した場合、1枚あたり29.4MBの容量が必要です。

連写の場合、1秒間で6枚の写真を撮ることになるので、連写性能に追いつくには、 29.4(1枚) × 6 = 176.4 MB の容量を1秒間で転送する必要があります。

じゃあ、90MB/sなどのSDカードでは連写が使えないの?というと、そうではありません。

ある程度連写で撮影することは出来ますが、連写した後、データをSDに書き込むのにデータが渋滞している状態になります。そのため、データが書き終わるまでの間、BUSY状態になり、その間次の撮影が出来なくなります。

子供の運動会や、飛行機、鳥などの動きの速い被写体を連写で撮りたい方は、転送速度の速いSDカードがおすすめです。絶好のシャッタータイミングをSDカードの書き込みが遅いせいで撮れなかったということになると悲しいですからね。

では、「連写はそんなに使わないよ!」という方は転送速度は気にしなくても良いでしょうか?

実はこの転送速度は、パソコンへの転送の場合にも適用されます。なので、たくさん写真を撮ってパソコンに移すときに、時間が長くかかるのかサッと終わるのかということに関わってきます。

撮った写真をパソコンで早く見たいのに!なかなか表示されない!というのもストレスですよね。写真を撮るのが好きで、たくさん写真を撮るという人は、転送速度の速いSDカードの方がストレスなく使えます。

動画を撮りたい場合

動画を撮りたい場合は、最低転送速度(スピードクラス)の大きなものを選ぶ必要があります。小さいSDカードを選んでしまうと、撮影した映像が途切れ途切れになったり、撮影自体が出来なくなったりしてしまいます。

動画の場合はClass10のSDカードを選ぶことを強くおすすめします。

4K対応の動画を撮りたい場合は、スピードクラスに加えてもう一つ重要なポイントがあります。

Class10の数字の下にもう一つ数字が書いてあります。これはUHS(Ultra High Speed)という企画で、数字は最低保証速度を表しています。

[1]・・10MB/s
[3]・・30MB/s 

このSDカードの場合【1】となっているので、最低保証速度は1秒間に10MBですが、4K動画を撮ろうと思う場合は厳しいスペックです。

なので4K動画を撮りたいなと考えている方は、ここの数字が【3】と書かれている UHS-3 のSDカードを準備しましょう。

ここまで来ると、だんだんと自分の買うべきSDカードが決まってきました。あとは、メーカー選びです。

④  メーカーを選ぼう!

Amazon などで検索すると、SDカードの会社は無数に出てきます。あまりにも聞いたことのない会社が多いので、やっぱり日本のメジャーな会社のSDカードが安心かな?と考える人も多いと思います。

僕も最初の頃はそのように感じ、TOSHIBAなどのSDカードを使っていました。

でもいろんなメーカーのSDカードを使ってみて、断言します。ハッキリ言って日本のメーカーは値段が高い割に性能が低いです。つまりコスパが悪いです。

例えば、TOSHIBA の32GBのクラス10のSDHCカード。

Amazon での販売価格は ¥ 4,636
ほとんど同じ性能で Transcend というメーカーの販売価格は ¥ 2,500

同じ性能なのに2倍近くの差があるんです。

でもどこの会社かよくわからないようなメーカー品は心配という方もおられると思います。

このTranscendという会社は台湾のメーカーです。故障や欠陥品が少なく信頼性のある会社とカメラ好きの中ではとても評判が高いです。

僕自身5年近くTranscendのカードを10枚ほど使っていますが、壊れたことはありません。結婚式の撮影などでガンガン使っていますが、全く問題なく使えます。1枚あたりの撮影枚数はトータルで軽く2万枚超えています。これからもガンガン使っていきます。

TranscendのSDカードの嬉しいところは【無期限保証付き】なんです!普通に使っていて壊れた場合は、新品と交換してくれるというサービス。壊れにくいという実績と自信があるからこそ出来るサービスですね。

今まで、SanDisk, Lexar, SILICON POWER, KINGMAX, TOSHIBA, Transcend, I-ODATA など様々なメーカーのSDカードを使ってきましたが、やはり一番のおすすめは Transcend です。性能と価格のバランスがよく、コストパフォーマンスにとても優れています。Amazon でも人気No.1のベストセラー商品です。

おすすめのSDカードは?

以上の選び方を踏まえておすすめのSDカードを簡単にまとめてみます。

・写真メインで動画を撮らない人におすすめ

価格・転送速度・容量全てにおいてバランスの良いSDカードです。

・動画を撮る人におすすめ

動画はどうしても写真よりもデータの容量が多くなるので64GB以上あった方が便利です。4K動画じゃなくフルハイビジョン動画ぐらいまでだと、この転送速度でも十分に対応できるでしょう。

・4K動画を撮りたい人におすすめ

4K動画の撮影となると、普通の動画撮影に比べてもっともっと容量が重たくなります。このSDカードは最大読み込み速度が 285MB/s, 最大書き込み速度が 180MB/s とハイスペックなので、十分に4K動画の撮影を楽しむことができます。

※  長時間の撮影となると、もう少し容量のあるSDカードがおすすめ。

まとめ

今回は、SDカードの選び方についてポイントごとに解説してみました。自分にピッタリのSDカードが見つかったでしょうか?

皆さんの素敵なカメラライフに少しでもお役に立てれば嬉しいです。

以上 「SDカードの選び方【初心者必見!】どのSDカードがおすすめ?安いのでもいい? 」でした。

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