新製品
2020年10月20日、「Osmo Pocket」の後継機となる「DJI Pocket2」が発表されました。
こちら、画角・解像度・音質全て大幅に機能アップしています。
- 詳しくはこちら → DJI Pocket2
購入してから毎日のお出かけに持ち出すほど「Osmo Pocket」のファンなのですが、唯一不満なのが、本体が無線対応していないことです。
WiFiや、Bluetoothが、最初から付いていれば、データのやり取りや撮影の設定とか楽なのに・・と常々感じていました。
そこで、「ワイヤレスモジュール」が発売されたので購入して使ってみました。
これ、実際に使ってみるとめちゃくちゃ便利です。
撮影環境がスッキリしますし、煩わしい手間が一気に解消します!
どんな人におすすめなのか?詳しく解説します。
こんな方におすすめ
- 自撮り棒を使う人
- タイムラプス撮影を使う人
- データのダウンロードでスマホに繋ぐのが煩わしく感じる人
「Osmo Pocket」ワイヤレスモジュール【使用レビュー】
ワイヤレスモジュールってどんなアイテム?
「ワイヤレスモジュール」とは、この小さなアイテムのこと。
これを「Osmo Pocket」に取り付けることで、WiFiやBluetoothでの接続が可能になります。
実際に取り付けてみると非常にスタイリッシュ!
非常に小さいので、取り付けてもまったく邪魔になりません。「Osmo Pocket」の売りであるコンパクトな携行性もそのまま。
しかも、「Osmo Pocket」本体底面に付いている、USB-Cポートが横向きにくるので、モバイルバッテリーで給電しながらの撮影もしやすくなります。
接続方法
ワイヤレスモジュールを取り付けると本体が自動で認識
スマホアプリを開き、Wi-FiかBluetoothで接続
ちなみに、底面はゴム素材なので滑り止めが効き倒れにくくなっています。
底の面積が広くなり滑り止めも付いているので、安定感が増しそのまま自立させることも可能です。
情報
こちらのワイヤレスモジュールは、新型「DJI Pocket2」とも 互換性があります。
- 詳しくはこちら
ワイヤレスモジュールはどんな人に必要?
まず始めに、「ワイヤレスモジュール」は、すべての人が是が非でも手に入れないといけない必須アイテムではありません。
「Osmo Pocket」単体でも十分撮影を楽しめます。
ただ僕自身、実際に使っていて必要性を感じる場面が多々あったので、どんな場面でそう感じたかを詳しく解説したいと思います。
なぜ必要と思ったか?
- スマホとの接続が物理的に不安定
- 「Osmo Pocket」単体では操作性に限界
- 自撮り棒使うときに手元で確認したい
① スマホとの物理接続が不安定で怖い!
こちらがスマホと接続した図。
ライトニングポートを介して接続するのですが・・
小さなアダプターひとつで繋いでいるので、物理的な意味で非常に不安定なんです。
僕が使っているスマホ「iPhone 11 Pro」は、結構な重量があるので折れてしまわないか心配。
この状態で撮影するのは、ちょっとキツいです。
サードパーティーのアクセサリーで、補強する金具もありはするのですが、せっかくのコンパクトさが失われてしまうのもなんだかなぁという感じ。
それなら単体で使おうかなと思っても、撮影データの転送をするときには絶対繋がないといけないんですよね・・。
これが、「ワイヤレスモジュール」の導入を考えた一つ目の理由です。
② 「Osmo Pocket」単体での操作性に限界がある。
「Osmo Pocket」は、もちろん単体での操作も可能ですが、スマホアプリを介した方が圧倒的に操作性が良いです。
むしろそれ前提で作られているように感じます。
実際、スマホアプリに比べて単体で使用できる機能が制限されているものがあります。
特にタイムラプス撮影をよく使う人は、ワイヤレスモジュール持っておいた方がいいです。
「Osmo Pocket」本体での設定だと、始点と終点の2点のみ選択できるのに対し、スマホアプリを使うと4点(始点→経由点1→ 経由点2→終点)も選択することができます。
③ 自撮り棒(延長ロッド)を使うとき、手元で画面を確認したい
3つ目の理由は、自撮り棒を使うときにスマホで画面を確認したいというもの。
「Osmo Pocket」本体のモニターは小さすぎて、自撮り棒を伸ばした状態だと見えにくいんですよね。
さらに、設定を変更する時もいちいち手を伸ばして自撮り棒を少し縮めて・・と、かなり面倒です。
「ワイヤレスモジュール」を導入すると、撮影環境がスッキリなりますし、使い勝手が非常によかったです。
《ワイヤレスモジュール + 延長ロッド で撮影した動画》
情報
こちらの延長ロッドは、新型「DJI Pocket2」とも 互換性があります。
- 詳しくはこちら
ワイヤレスモジュールとセットで揃えたいもの
ここからは実際にワイヤレスモジュールを使ってみて、一緒に揃えるといいなと感じたアイテムをご紹介。
タイムラプス撮影をよくする方に特におすすめなのが、「Ulanzi」のアダプターです。
こちらは、純正ワイヤレスモジュールの下に取り付けるアダプターなのですが、これの何が良いかというと・・
底面にネジ穴が切ってあるので、三脚への取り付けができちゃうんです。
これはかなり便利!
長時間のタイムラプス撮影では、特に安定性が求められるので、三脚が使えるのはかなり便利です。
先ほども少し触れましたが、タイムラプス撮影の場合スマホの方がより複雑な設定を行うことが可能です。
この組み合わせなら、手軽にサッと複雑な設定ができるのでおすすめです。
今までは、このようなシステムでタイムラプス撮影をしていました。
これだと本体にワイヤレスモジュールを付けてしまうと、三脚への取り付けができなくなるのがネックだったのですが・・
この「Ulanzi」のアダプターを使うと解消できるということが分かり、ワイヤレスモジュールを導入するに至りました。
実際に使ってみると、今までと同じ使い勝手で撮影ができるのでとても気に入っています。
ちょっとした撮影だけなら、三脚なしでも可能。
「Ulanzi」のアダプターを使うと、接地面積が広くなるので、割と安定して自立します。
必ずしも倒れないという保証はありませんが、平たいとこで短時間の撮影の場合、僕はけっこうこのやり方で撮っています。
※ あくまでも自己責任でお願いします。
こちらが、僕が普段「街撮り」で持ち歩いているセット。
- Osmo Pocket 本体
- 自撮り棒(延長ロッド)
- 収納ケース
- ワイヤレスモジュール
- Ulanziアダプター
- iPhone 11 Pro
この組み合わせ、かなりおすすめです。
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まとめ
今日のお出かけセット。
ワイヤレスモジュールのおかげで撮影が捗る。#osmopocket pic.twitter.com/Qwb7LC3vGA
— Jun ✈️トラベル✖️ガジェットブロガー (@junjun_purpleon) September 8, 2020
いまや一眼レフカメラもアクションカムもみんな無線で繋がる時代。
「OsmoPocket」も無線化することで、一気に撮影が楽になりました。
この記事をざっくりまとめると「ワイヤレスモジュール」がおすすめな人はこんな感じ。
- 自撮り棒を使う人(Vlogとか)
- タイムラプス撮影をよく使う人
- いちいちスマホに繋ぐのが面倒くさい人
実際に使ってみて、もっと早くから導入しとけば良かったなと感じさせてくれる魅力的なアイテムでした。
この記事が、「Osmo Pocket」のアクセサリー選びで迷ってる方の参考になれば嬉しいです。
《この記事で使用した機材》
・ワイヤレスモジュール
・Ulanziアダプター
・延長ロッド
・ゴリラポッドミニ三脚