海外旅行のときの荷物のパッキンッグってすごく悩みますよね。
飛行機に乗るときに、預け荷物・手荷物どっちに入れたらいいか悩む物もけっこう多いかと思います。
今回は、海外渡航で50回以上飛行機に乗っている僕が、機内持ち込みの手荷物の中身を公開しちゃいます。
奥さんの意見も聞いて女性の必要なものもリストに入れてます。参考になさってみてください。
機内持ち込み手荷物
機内に何を持ち込むかというのを考える上で大切なポイントが3つあります。
・機内で必要な物
・トランジットの空港で必要な物
・現地でロストバゲージに遭ったときのための物
以上を踏まえて、機内手荷物に入れるものか預け荷物にするか表にまとめました。
⒈ 機内で必要な物
まずは、機内で必要なものを挙げていきましょう。
パスポート・現金・貴金属 ☆
これらは、言うまでもありませんが、必ず手荷物として機内に持ち込むようにしましょう。
現金や貴金属を預け荷物として預けてて、途中で盗難などにあった場合は補償の対象外となります。
海外の空港では、スーツケースの鍵を壊して中身を物色し、お金になりそうなものを盗むという事案がよくあります。
現金を預け荷物に入れる人は少ないと思いますが、指輪やネックレスなどの貴重品も預け荷物には入れないようにしましょう。
僕らも一度中国の空港でネックレスを盗まれました。バックパックの口が開いてるな〜と思ってチェックすると、やられてました。
ということで、現金に加え、ネックレスなどの貴重品も必ず手荷物として持ち込むようにしましょう。
ボールペン ☆
飛行機内では「Arrival Card(入国カード)」や「税関の申請書」などが配られます。
ボールペンを忘れずに持参するようにしましょう。
搭乗券やカード、ボールペンなどを一つにまとめれるパスポートケースがあれば便利です。
僕はいつもこちらの無印良品の「パスポートケース」を使っています。
パスポート・貴重品・旅程表・予約表・ボールペンなど、必要なものを全てまとめれるので便利です。
カメラ類
カメラ類も貴重品ですし、何より衝撃に弱い電子機器なので機内持ち込みにしましょう。
窓側の席なら外の景色を撮影できますしね。
ちなみに、カメラは保安検査でカバンから取り出す必要がある場合が多いです。
首から下げておくと、パッと出すことができるので便利です。
タブレット・スマートフォン
iPad などのタブレットは長時間のフライトの時間つぶしに最適です。
僕はいつも「Amazonプライムビデオ」で、映画やドラマをダウンロードし飛行機の中で見るのを楽しみにしています。
ダウンロードしたコンテンツはオフラインでも観れるので、旅のお供に最適です。
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また、旅に関するいろんな情報やメモ、日記などを iPad のアプリを使って管理できます。
スマホももちろん手荷物として持ち込みましょう。
海外に渡航する際には必ずデータローミングをオフにするのを忘れないようにしましょう。搭乗時にオフラインモードにしておきましょう。
航空機内では、扉が閉まった瞬間から電波を発する電子機器の利用が禁止されます。必ずオフラインモードにしましょう。また国際線の場合、離着陸の際は使用が禁止される場合がありますので、アナウンスに従いましょう。
SIMピン
SIMフリーのiPhoneやSIM下駄を利用している方は、現地のSIMを購入してセットするためにSIMピンを持って行きましょう。
もしSIMピンがない場合は安全ピンなどでの代用もできます。
一度SIMピンを忘れてしまったとき、フライトアテンダントさんに相談したら自分の名札を貸してくれました。
名札の安全ピンで無事に開けることができものすごく助かりました。
イヤホン
イヤホンは、スマホやタブレットでビデオや音楽を楽しむときの必需品です。
また飛行機内は思った以上にノイズが多いです。
エンジン音も大きいですし、トイレを流す音、赤ちゃんの泣き声、隣の人の話し声などなど気になります。
なので、耳栓がわりにイヤホンを使うのもありです。
最近僕はノイズキャンセリング機能のついたイヤホンを購入しました。
こちらは、エンジン音や騒がしい話し声などをカットすることができるイヤホンです。
実際に着けてみると、騒がしい中でも「静寂」にひたることができます。
快適に寝たい人、周りの音が気になる人は「ノイズキャンセリングイヤホン」おすすめです。
モバイルバッテリーとLightning Cable ☆
国際線ではリチウムイオンのモバイルバッテリーを預け荷物の中に入れることは禁じられています。必ず手荷物として持ち込みましょう!
iPhoneやiPadなど充電できるように常にバッグの中に携帯しています。
最近、電源コンセントやUSBコンセントを備えた飛行機も出てきていますが、ほとんどの飛行機は電源コンセントなどついてませんので、モバイルバッテリーがあると助かります。
モバイルバッテリーは機内持ち込みに関して厳しい規則があります。事前によく知っておかないと没収されることもあります。
詳しくはこちらの記事にまとめています。
関連記事
機内持ち込みモバイルバッテリーの容量は? 何mAhまで?【2022年最新】
規制がかかっているのは、モバイルバッテリーの内容物である「リチウムイオン電池」です。英語表記で「Li-ion」と書いてある製品はこの規定に引っかかりますのでご注意ください。
僕が使っているモバイルバッテリーがこちら。
こちらは、ワット時定格量が、72.36Whと飛行機の持ち込み制限に引っかかりません。
しかもこれ1台で、スマホ8回分充電できます。
これ一つ持っていれば、海外旅行において電源を探す手間が省けとても楽です!しかも充電ポートが2つもあるので、夫婦や友達とシェアすることができかなりおすすめです。
詳しくはこちらの記事にレビューしています。
レビュー記事
Anker PowerCore 20100レビュー!コスパ最強の大容量モバイルバッテリー
パーカー ☆
国際線で長時間のフライトとなると、機内の温度が低くて死にそうなくらい寒くなることがあります。
薄着で乗ってブランケットをもらっても全然足りなくてかなり辛い経験をしたことがあります。季節的に暑い季節であっても機内の温度はかなり下がるので必ずパーカーを持参しましょう。
特にLCC(格安航空会社)を利用する際は、ブランケットの貸し出しが有料だったり、そもそも貸し出しサービス自体が撤廃されていることもあるので準備しておきましょう。
僕は飛行機に乗るときはいつも「ユニクロのウルトラライトダウン」をバッグに入れています。
畳めば小さくなりますしかなり温かいのでおすすめです。
コンタクトレンズ ☆
日常的にコンタクトレンズを使っている人ってドライアイ気味になっている人多いですよね。
加えて、機内は湿度10-20%と砂漠並み!普段以上に目が乾燥してしまいます。
そんなシチュエーションでうとうと仮眠をとってしまうと、目にかなりの負担がかかります(参考:アキュビュー公式サイト)。
また、機上時間は短くてもトランジットの場合、経由地で預け荷物が出てこないことがあります。
そんな時預け荷物にコンタクトレンズケースを入れてると、「ずっと洗浄せずに入れっぱなし」か「もう途中から裸眼に切り替える」しか手段がなくなってしまいます。これはキツイですよね・・。
以上の理由から、コンタクトレンズとレンズケースは機内に持ち込むマストアイテム!
いつでもコンタクトレンズを外せるように、予備のレンズないしはレンズケースと洗浄・保存液を機内持ち込み手荷物の中に入れておきましょう。
ここで注意!
レンズケースに入っているコンタクトや、未開封のコンタクトレンズは持ち込み可能です。
ただ問題になってくるのが、保存液や洗浄液です。液体の持ち込みは厳しい規定があります。
国際線の場合、100mlを超える液体物の機内持ち込みは禁止されています。※国内線の場合は液体の持ち込みに関しては100mlまでという規則はありません。
引用:成田空港公式WEBサイト
液体を持ち込みたい場合は、100ml以下の容器に保存液や洗浄液を移し替え、ジップロックなどの中身の見える密閉袋に入れることで機内に持ち込むことができます。
なのでコンタクトの保存液を持っていく場合も空の小さな容器に移し替えてジップロックに入れて持ち込むようにしましょう。
100円均一にも、飛行機内に持ち込むのに便利なこんな感じの空き容器が売ってあります。
関連記事
100均ダイソーで揃えるトラベルグッズ27選。本当におすすめできるか実際に使って検証してみた!
頭痛薬
飛行機に乗ると、気圧の関係で毎回頭が痛くなるという方も多いのではないでしょうか?
僕はいつも「ロキソニン」を携帯しています。
また乗り物酔いや胃腸薬なども持っておくといいかもしれませんね。
最近ではネットでも購入することができるようになりました。実際に「Amazon」で購入してみました。
購入の流れはこちらの記事にまとめています。
参考記事:AmazonでロキソニンSが買えるようになった!第一類医薬品の取り扱い開始!海外住みに助かるサービス!
ノートパソコン
旅行者であればあまり持ち込む人はいないかもしれませんが、パソコンも機内持ち込みにしておいた方が安心です。
預け荷物だと強い衝撃や雨濡れの心配もありますし・・。
僕は「MacBookAir」を持ち込んで、旅の写真を編集したりブログねたを書いたりするのに使っています。
サイズも小さく軽いので、機内持ち込みに便利です。
⒉ トランジットの空港で必要な物
続いて、乗り継ぎ(トランジット)の空港で必要なものを考えてみましょう。
格安LCCなどを利用した場合、かなり長い時間空港で待つことも・・
乗り継ぎの場合、預け荷物を受け取る必要のない場合が多いので、そんなときに手元にあったら助かるものも手荷物として入れておきましょう。
歯ブラシ
いくら飛行機の中とはいえ、歯磨きはしたいという方も多いのではないでしょうか。
ですが、飛行機内での歯磨きは賛否両論あると思います。特に長時間のフライトの場合、トイレがひっきりなしに混んでいる場合もあります。
そんな中でトイレにこもって歯磨きとなると、ちょっと迷惑かもしれませんね。
出来れば、空港に着いてからした方がいいかなと思います。
歯ブラシを持ち込む際に、歯磨き粉も一緒に持ち込むかもしれません。歯磨き粉も液体扱いとなりますので、100ml以下の小さなサイズのを持ち込むか、小さい容器に移し替えて持ち込むようにしましょう。
最近、無印良品でとても便利なアイテムを見つけました。
それがこちら→「歯磨きシート」
すすぎの水がいらないタイプで、指にシートを巻きつけて歯や口の中の汚れをとることができます。これなら機内でも簡単に使えてリフレッシュできるのでおすすめです。
化粧品
メイク落としのオイルも液体扱いになります。100ml以下の容器に入れて持ち込むようにしましょう。
メイク落としシートの場合は液体扱いにはなりませんので、容量制限を気にすることなくそのまま持ち込むことができます。
BESTEK変圧機能付き電源タップ
空港でのトランジット、けっこう時間が長い場合、電子機器をよく使うものです。
そんなときに助かるのがこちらの変圧機能付き電源タップです。
USB充電の口もついてるので、スマホやタブレットの充電も出来ますし、変圧機能付きなのでノートPCも安心して使うことができます。
詳しくはこちらのレビュー記事をご覧ください。
レビュー記事
海外変圧器コンセント|旅行に持って行くならBESTEK!おすすめの変換プラグも。実際の使用感を正直にレビュー。
各国コンセントの形状が異なりますので、アダプターが必要になります。上記のBESTEKにもバラバラのアダプターが付いていますが、かさばるのでこのアダプターがオススメです。
MOCREO 海外旅行用変換プラグ
「スマホくらいしか充電しないよ!」という方は、こちらの変換プラグがおすすめです。
こちらは、変圧機能はついていませんが、BESTEKよりもコンパクトで持ち運びがしやすくとても便利です。
詳しくはこちらのレビュー記事をご覧ください。
レビュー記事
【レビュー】MOCREO海外旅行用変換プラグ|スマホやタブレットの充電におすすめ!
⒊ ロストバゲージしたときのための必要な物
海外旅行で意外と多いのが、預け荷物が出て来ない「ロストバゲージ(荷物がなくなること)」や「ディレイバゲージ(荷物が遅れること)」です。
そんなときに困ることのないよう、手荷物に入れておいた方が良いものがこちら。
ロストバゲージに遭ったときの対処法についてはこちらの記事をどうぞ。
関連記事
ロストバゲージ|飛行機の預け荷物の紛失や遅延の場合どうする?対策と注意点まとめ。
洋服
もしロストバゲージに遭ってしまった場合、着る服が全くないと困りますよね。
ということで洋服も少し入れておきましょう。
洋服といっても、下着類とTシャツなど1日分くらい入れておくだけでいいと思います。
ガイドブックなど
ガイドブックなども機内持ち込みにしておくと安心です。
預け荷物に入れてて、ロストバゲージに遭ってしまったら、ガイドブック無しの旅になってしまいますので・・。
最近では、電子版をタブレットに入れておくことができます。荷物も減りますしおすすめです。
常備薬
常備薬がある場合、ロストバゲージに遭った時のことを考え、数日分は手荷物として持ち込むようにしましょう。
もし大量になる場合、検査でひっかかることもあります。その際、その薬の効用を英語で説明できるように準備しておきましょう。
⒋ その他あったら快適な物
ここからは、必ずしも無ければならないものではありませんが、あったら飛行機の旅が快適になるよというアイテムです。
疲れやすい方にはネックピローなどは必需品かもしれませんね。
ネックピロー
旅先でしっかり楽しむためには、長時間のフライト中にしっかり休めるかがカギ。
座ったままの姿勢で寝るのってけっこうしんどい。そんなときにあったら助かるのがネックピローです。
僕が使ってるのはこちらのネックピロー。首がしっかり支えられて快眠できるのでおすすめです。
アイマスク
飛行機内で熟睡したくても光がまぶしいなんて経験された方も多いのでは?
特に格安LCCなどを使った場合、隣のお客さんとの距離が近いので、頭上のライトをつけられるとこちらまでまぶしかったりします。
アイマスクは立体構造のものがおすすめです。目が圧迫されないのでゆっくり休むことができます。
フライトソックス
長時間のフライトで座りっぱなしだと足のむくみがひどくなります。むくみ対策にフライトソックスはおすすめです。
フライトソックスは空の仕事に関わるキャビンアテンダントたちが着用している人気の商品です。
長時間のフライトにおいて足の負担を軽減するように設計されています。
足首側は23hPa、ふくらはぎ側は19hPaとそれぞれ異なった圧力により血行を促進し、むくみを解消します。
男女ともに使える商品なのでぜひチェックしてみてください。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事
飛行機バスで足(ふくらはぎ)のむくみが痛い時の解消・対処法いろいろまとめ
スリッパ
長時間のフライトで、靴を履いたままだと、足に負担がかかりエコノミークラス症候群になる危険性も指摘されています。
そこでおすすめなのが「使い捨てスリッパ」です。
以前は、100円均一の折り畳みスリッパを持っていっていたのですが、最近ではウイルス対策など衛生面も考え「使い捨て」の方がいいなと感じています。
あのホテルのアメニティーにあるようなスリッパです。
これなら行きと帰りの2セット持っておけば、捨てて帰れるので清潔です。
まとめ
いかがでしたか?
上記のアイテムの中でも☆マークのついたものは特に必要性が高いアイテムですのでぜひお忘れなく。皆さんの快適な空の旅を祈っています!
機内に持ち込める荷物の量とサイズは厳格に決まっています。オーバーしないようにご注意ください。
機内持ち込みできるオススメのリュックはこちら。
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