ページに広告が含まれる場合があります。

【大混乱必至】ヨーロッパ サマータイム廃止で時間がぐちゃぐちゃに?!飛行機乗り遅れる人続出しそう!

2020年10月27日

2021年、ヨーロッパ(EU)のサマータイムが廃止されます。

欧州連合(EU)の欧州議会は、「サマータイム」を2021年に廃止する法案を可決しました。

サマータイムが廃止されたあとは、それぞれの国で夏時間か冬時間か好きな方を選ぶようになります。

多くの方は「あーサマータイム終わるのね」というくらいの感想だと思いますが・・

これ、旅行者にとっては大問題なんです!

ヨーロッパのタイムゾーンがぐちゃぐちゃになって、飛行機や鉄道の乗り遅れなど、大きな混乱をもたらす可能性があります。

サマータイムが廃止され、新しい制度が始まる前にしっかり予習しておきましょう。

ヨーロッパのサマータイム廃止でどうなる?

ウィーン アンカー社のからくり時計

▲ ウィーン・アンカー社のからくり時計 ▲

2020年現在、27の国が加盟する「欧州連合(EU)」

現在のヨーロッパの時差はどうなっているのか見ていきましょう。

現在のEU(ヨーロッパ)の時差

※  夏時間適用時
※  地図上の白い部分はEU非加盟国。

  →  UTC+0(日本時間マイナス8時間)

  →  UTC+1(日本時間マイナス7時間)

黄  →  UTC+2(日本時間マイナス6時間)

各国の詳細な時差はここをクリック

【EU加盟国の時間(2020年)】

国名日本との時差日本との時差
アイルランドUTC+08時間
イタリアUTC+17時間
エストニアUTC+26時間
オーストリアUTC+17時間
オランダUTC+17時間
キプロスUTC+26時間
ギリシャUTC+26時間
クロアチアUTC+17時間
スウェーデンUTC+17時間
スペインUTC+17時間
スロバキアUTC+17時間
スロベニアUTC+17時間
チェコUTC+17時間
デンマークUTC+17時間
ドイツUTC+17時間
ハンガリーUTC+17時間
フィンランドUTC+26時間
フランスUTC+17時間
ブルガリアUTC+26時間
ベルギーUTC+17時間
ポーランドUTC+17時間
ポルトガルUTC+08時間
マルタUTC+17時間
ラトビアUTC+26時間
リトアニアUTC+26時間
ルーマニアUTC+26時間
ルクセンブルクUTC+17時間

現在のヨーロッパの夏時刻を、わかりやすく色付けで分けてみました。

地図上で見てわかるように、現在のヨーロッパは、東西(経度)に沿ってある程度タイムゾーンが綺麗に分かれています。

これがサマータイムの廃止でどうなるかというと・・

EUのサマータイム

現在、全てのEU加盟国は、毎年3月の最終日曜日に時計を1時間進め、10月の最終日曜日に1時間戻している。

サマータイム廃止でタイムゾーンがバラバラに?

▲ ギリシャ アテネのプラカ地区の時計 ▲

欧州議会は、各国が夏時間か冬時間を選択するよう通達を出しています。

となると、現在同じタイムゾーンのエリアでも 夏時間を選ぶ国冬時間を選ぶ国 が出てくる可能性があるということ。

これは旅行者にとってはけっこうややこしい事態。

例えば・・

※  筆者が適当に作った地図です。

・青の国(冬時間を選択)

・紫の国(夏時間を選択)

各国が夏時間・冬時間を自由に選んだ結果こうなったとしましょう。(例えばの話です)

「スペイン → フランス → ドイツ → オーストリア」と周遊するヨーロッパ旅行を計画した場合。

スペイン(AM8:00)→フランス(AM7:00時)→ドイツ(AM8:00)→オーストリア(AM7:00)

西から東への旅なのに、時間が進んだり戻ったり・・。

これはかなり、ややこしい事態です!

ただでさえ、海外旅行での時差って頭使うのに、こんなにごちゃごちゃだと間違いなくこんがらがります!

もしこうなってしまったら、飛行機や列車の時刻を間違って予約したり、時間を間違えて乗り遅れたりする人が続出すると思います。

対策として

①  旅行の計画段階で現地の時刻をよく確認する!

▲ ハンガリー ブダペスト駅の時刻表 ▲

フライトの予約や、列車の予約は基本「現地時間」です。

例えば、こちら。

航空券検索サイト「スカイスキャナー」の画面です。

フランス・シャルルドゴール空港(CDG)出発、ギリシャ ・アテネ空港(ATH)到着の飛行機。

直行便で3時間15分かかるので、本来であれば(9:20 + 3時間15分)12:35 にアテネ空港に到着するはず。

ですが、13:35到着となっています。

そう、ギリシャはフランスより時差が1時間進んでるんですね。

このように、飛行機や列車の予約サイトは各国の【現地時間で表示】されます。

「フランスからギリシャまで、3時間15分。そしたらアテネ空港発の13:00のバスにも間に合うね!」なんて考えたら危険です!

ヨーロッパのサマータイムが廃止され、タイムゾーンがぐちゃぐちゃになった場合は、特に「現地時間」に注意して予約するようにしましょう。

②  旅行のときは、Apple Watch を使う!

▲ ハンガリーとオーストリアの国境あたり。ゲートも何もない。 ▲

ヨーロッパは、目立つ国境もなく、鉄道や車で自由に行き来できるので、国を超えた感覚があまりありません。

実際私も、鉄道やバスを使ってヨーロッパ周遊を楽しんだ経験がありますが、EU加盟国は本当に簡単に国をまたいで移動できます。

日本で高速バスを使って違う県に行く感覚。

車内でも「国境を超えた」的なアナウンスも一切ありません。

なので、時計を合わせるのを忘れてしまいがち。

そんなときは、AppleWatchが便利です!

国境を越えると自動で現地時間に調整されるので、いちいち時差を考えたり、時刻合わせをする必要がありません。(iPhoneの時刻自動設定をONにしておく必要があります)

普通の電波時計だと、手動で都市やタイムゾーンを選択する必要があるので、AppleWatchはかなり便利だなと感じます。

いずれにしよ、一番の対策は「時差」をしっかり意識することです。これに尽きます。

いくら時計の表示が正確なものでも、頭の中の時刻がずれてたら意味がありませんからね。

まとめ

ドイツ ミュンヘン駅の時計

▲ ドイツ国鉄の時計と表示板 ▲

賛否両論あるヨーロッパのサマータイム廃止問題。

いちおう欧州議会は、「近隣の国で時差が入り乱れることがないよう調整を求める」としていますが、混乱は必至。

また長引くコロナの影響もあり、2021年スタートの先延ばしも検討されています。

ただでさえ旅行者にとって、ややこしい時差問題。これ以上混乱することのないよう願うばかりです。

これからどうなるか注視していきましょう。

© 2014 たびハック