海外旅行で一番緊張すると言っても過言ではないもの。それは空港での入国審査です。
特に初めての海外旅行だと、英語はちゃんと通じるのかとか、分からない質問が来たらどうしよう・・、怪しまれるんじゃないかとかいろいろ不安になりますよね。
僕も初めての海外旅行の時は不安でいっぱいドキドキでした。
ということで、今回は入国審査の時に聞かれる英語の質問や答え方・注意点などを分かりやすくまとめてみました。
- 入国審査ってどんなこと質問されるの?
- 英語での答え方は?
- 覚えておいた方がいい英語表現は?
- 怪しまれないための注意点は?
どうぞご覧ください。
入国審査とは?
入国審査とは、海外旅行の際に必ず受けなければならないものです。その国に入って良い人かどうかを係員によって厳しくチェックされます。
入国審査の流れ
① パスポートを係員に渡す。
入国審査ではまずパスポートを係員に渡します。
国によっては入国カード(Arrival Card)も一緒に渡す必要があります。飛行機内で配られるので、事前に名前・生年月日・パスポート番号・目的・滞在先などの項目を書いておきましょう。
※ 機内では税関の申告書なども記入する必要があります。ボールペンを忘れずに持参しましょう。
② 写真や渡航歴などをチェックされる。
パスポートを渡すと、係員はパスポートの写真と見比べ、本当に本人なのかどうかをチェックします。
小型のカメラが設置されている場合があります。その場合、カメラに向かって正面を見るよう求められるので従いましょう。
パスポートのICチップの中に記録されているこれまでの渡航記録の情報から、過去に問題などを起こしていないかどうかなどもチェックされます。
③ 質問タイム。
チェックが終わると、いよいよ質問タイムです。
④ 入国スタンプを押してもらって終了。
質問が終わって特に怪しい点がないと判断されると、入国スタンプを押してもらえます。
入国審査で聞かれること。
入国審査で聞かれることは、こちらの「バイリンガール英会話」Chikaさんの動画がとてもわかりやすくて勉強になります。Chikaさんの動画は、「生きた英語」を学ぶことができるのでおすすめです。よかったらチェックしてみてください。
入国審査で聞かれることは基本的に3つに分けることができます。
① 目的
② 目的地
③ 日数
つまり質問の種類は変われど「何しに来たの?」「どこ行くの?」「どれくらい滞在するの?」ということを聞かれます。
① 目的(Purpose)
質問
- What's the purpose of your visit?(あなたの訪問の目的は何ですか?)
- What's the reason of your trip?(あなたの旅の理由は何ですか?)
- Why are you here?(なぜあなたはここにいるのですか?)
答え方
- Sightseeing.(観光)
- Pleasure.(遊び)
- Vacation.(休暇)
- Visit my friend.(友達に会うため)
質問の答えを学校で習ったような綺麗な文章で返そうと意気込まなくても大丈夫です。基本単語一言でO.K.
② 目的地+宿泊先(Destination + Accomodation)
質問
- Where is your final destination?(あなたの最終目的地はどこですか?)
- Where are you going?(あなたはどこに行きますか?)
答え方
- NewYork.(ニューヨーク)
- Denver.(デンバー)
質問
- Where will you be staying?(どこに泊まりますか?)
答え方
- Hotel.(ホテル)
- Friend's house.(友達の家)
正しくは at a hotel. など at が必要だったりしますが、無くても全然通じますので気にしなくて大丈夫です。
③ 日数(Length of stay)
質問
- How long will you be staying?
- How long will you be here?
答え方
- 3days.(3日間)
- 2weeks.(2週間)
- 4months.(4ヶ月)
入国審査は怖くない!
入国審査の係員たちは、英語があまりできない人にの対応も慣れています。なのであまり英語が得意じゃない・・。聞き取れなかったらどうしよう・・。などと心配する必要はありません。
聞き取れなかったり、言っている意味がわからない場合は、Pardon?と聞き返すようにしましょう。
また、どうしても心配という方は、これらの質問とその答えを事前に紙に書いておき、それを係員に渡してしまうというのも一つの手です。
僕も初めての海外旅行でアメリカに行ったとき、不安だったのでパスポートの中に質問と答えのメモを挟んでおきました。係員さんがとても優しい方でゆっくり話してくださったので、結局使いませんでしたが。
注意点
日本人はよく、言われていることがわかってないのに、愛想で頷いてしまったりすることがあります。入国審査の場合これは大変危険です。下手したら別室に連れて行かれる可能性も・・。
分からない場合は必ず Please speak more slowly.(もう少しゆっくり話していただけますか?)とお願いしましょう。
このように言うと、英語が苦手なんだなということを理解して、わかりやすい単語でゆっくり話してくれる場合がほとんどです。
まとめ
今回は、海外旅行の入国審査で聞かれる質問とその答え方について書いてみました。
事前にしっかりと準備しておけば、怖いことは全くありません。以前こちらの記事「パスポートとビザの違いって何?」の中でも述べましたが、日本人は世界的にみて信頼されているので、英語があまりできなくても、あっさり通過できることが多いです。
堂々と自信を持ってのぞみましょう!
入国審査(immigration)の次は税関(customs)です。税関での流れとやりとりについてはまた書きます。