海外で嫌な気持ちになるのってどんな時ですか?
わたしの場合、それはトイレです。海外のトイレってなんで汚く感じるのか・・・日本がキレイすぎるだけなのか・・・
この記事では、海外のトイレ事情とキレイなトイレの見つけ方、注意点を紹介していきます。
最後に各国のトイレを紹介します。では早速みていきましょう。
メモ
この記事は、「日本のトイレすげー!海外のトイレ微妙〜」と言いたいわけではなく、海外旅行でいかにトイレを快適にするかに関するまとめ記事です。
海外で綺麗なトイレを見つける方法
日本だと、「トイレ行きたい・・あっ、コンビニ探そう!」ってなりますよね。
でも、実はそんなことができるのは日本だけ。
海外のコンビニにトイレはほとんど備え付けられていません。
じゃあ、「近くに公園なかったっけ?トイレ行きたいなー。」と公衆トイレを探すパターン。
きちんと管理されている公園は別ですが、基本的に、海外の公園の公衆トイレは海外初心者が受け入れられない場合が多いのでやめておきましょう。
では海外ではどこに綺麗なトイレが????
ホテルの部屋のトイレ
ホテルの部屋のトイレは基本的に綺麗です。
ハンドウォシュレット式のネパールでも、ホテルのトイレはきちんとトイレットペーパーが付いていて、くずかごが用意されています。
外出前には必ずトイレをしてから出るようにしましょう!
注意
ドミトリー的な安い宿では、トイレットペーパーに注意!
トイレはキレイでも、付属のトイレットペーパーが文字が書けちゃうくらいカッサカサという場合があります。
ポケットティッシュはたくさん持っていった方がいいかもしれませんね。
ホテルロビーのトイレ
ホテルのロビーにあるトイレは宿泊者じゃなくても借りることができるって知っていますか?
ミニホテルやゲストハウスのような場所だとロビーにトイレがない場合も多いのですが、基本的に星の付いているような高級ホテルにはロビーに綺麗なトイレが設置されています。
わたしは、この高級ホテルのトイレを借りること、海外旅行では多いです。基本的に自由に使うことができます。
ロビーは宿泊客や観光客など不特定多数の人が出入りする場所。何も言わなくても借りれることも多いので、気兼ねせずに。
はてな
「トイレを貸してください」は英語で・・。
Can I use the restroom?
もしくは、「トイレはどこですか?」
Where is the restroom?
でも十分通じます。
間違っても、「Can I borrow the toilet?」と言わないように。陽気なスタッフなら「ちゃんと返せよ!」ってツッコんでくれるかも。
観光客の多いデパートやカフェのトイレ
外国人向けのデパートやカフェのトイレはキレイです。特に、大きなデパートのトイレは掃除が行き届いています。
デパートなどではトイレの入り口に係りの人が座っていることがあります。❇︎国によっては有料のことも!使用する際はチップをお忘れなく。
カフェのトイレを利用する場合も、そのカフェで何か飲み物などを頼むのはマナーとして覚えておきましょう。
いい感じのレストランのトイレ
レストランのトイレはキレイな所が多いでしょう。欧米人に人気のあるちょっとおしゃれなレストランを探すのが一番。
そういうトイレのきれいなレストランに巡り会えたなら、お店を出る前にトイレをしてから出ましょう。
ファストフード店のトイレ
ケンタッキーやマクドナルドなどのファストフード店のトイレはローカルのお店のトイレよりはキレイです。
ファストフード店の良いところは、必ず紙も常備されていることです。
それと、スタバのトイレは基本どこの国でもキレイです!保証します!
チップ文化のある場所では、チップを準備しておくと気持ちの良い接し方ができますね。
海外のトイレを使用する際の注意点
では、きれいなトイレの探し方がわかったところで、次は海外でトイレを使用する際の注意点を。
❶ 紙がない
みんなどうしてるの?って思うくらい紙がないんですよね。
この解決方法はただ一つ!流せる(水に溶ける)ティッシュを日本から持って行くべし!
でも、せっかくカバンに入れていたのに、トイレに立った時カバンの中からティッシュを持っていくのを忘れるってことがあるんですよね。カバンを友達に預けたりして・・。
わたしが最初に海外旅行に行った時は、これを何回もやってしまい何回も涙目になりました。皆さんも気を付けてくださいね。
❷ 紙は流してはダメ
これって意外かもしれませんけど、身近な国・韓国や台湾もトイレに紙を流してはダメなんですよね。
日本で使用後の紙をくずかごに捨てるのは習慣になっていませんが、郷に行っては郷に従え。
また、ホテルの部屋も注意!国によっては、紙を流していい場所とダメな場所があるので必ず確認しましょう。
ホテルだから大丈夫と思って紙を流してしまい、詰まって大変なことになった人たくさんいるので注意しましょう。
❸ 公衆トイレは有料
国によって公衆トイレが有料の場合があります。
わたしが体験した世界のトイレの値段はこんな感じです。
- イギリス50円
- ベトナム15円
- ミャンマー7円
- 中国16円
ちなみに、お金払うとトイレットペーパーくれる場合もあります。
そんなに高くないですが、日本人の感覚ではトイレするのが有料って珍しい。
まぁこれも旅の醍醐味の1つです。
❹ 便座が汚れていることが多い
便座の汚れが気になる人は「除菌シート」を持っておくといいです。
ティッシュと除菌のジェルを持ち歩くのも良いと思います。
わたしは、洋式便座に絶対座りたくないので、まず和式トイレを探します。
❺ カフェのトイレ、店員さんに鍵を借りて行く
香港のスタバがそうだったんですが、客以外が使えないようになってるトイレも海外には多くあります。
店員さんに「Can I use the restroom?」と聞いて鍵をもらいましょう。鍵を返すのを忘れずに!
❻ 鍵が壊れている場合もある
これも海外あるあるですが、鍵が壊れているという場合もあるんですよね。
これはわたしが何回も経験したことなのですが、見知らぬおばさんがノックもなしに扉を開けて入ってこようとしたりします。
基本鍵が壊れていないトイレを探しますが、どうしてもない場合は用を足す時ずっと無駄に咳ばらいをしたりして・・しのぐしかありませんね。
❼ フックに荷物(貴重品)をかけない
トイレでも油断は禁物、フックに荷物をかけているとスられることがあります。
海外のトイレは完全に個室になっていなことがあり、上や下の隙間から荷物がスられることもあるとか。
さらに、フックの立て付けが甘く、荷物をかけたとたんにフックが壊れ汚い床に荷物が散乱するなんてことにも・・。
外でトイレをする時は、フックに荷物はかけず、抱えておくのがいいでしょう。
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❽ 除菌ジェルはマストアイテム
海外のトイレは手洗いがない(または壊れている)場合があります。
旅行中に体調を崩さないためにも、用を足した後は必ず除菌ジェルで手を除菌するようにしましょう。
❾ ドアノックはマナー違反の国がある。
欧米では、ドアノックがマナー違反とされています。
理由は、ドアをノックされると、中の人が「何!?緊急事態!?」と勘違いしてしまうからだそう。
欧米のトイレは床とトイレのドアの間に隙間が空いていることが多いので、気配で確認するようにしましょう。
それでもわからない場合は「ドアノブをひねる」方がスマートなんだとか。
日本と違うマナーですが、覚えておいて損はないかも。でも実際どうなんだろう?
海外のトイレ事情
ではここから海外のトイレ事情を簡単にまとめておきます。
中国・ニーハオトイレ
中国では全国トイレ水洗化計画によって、トイレ事情は劇的によくなっています。主要都市のモールで和式のトイレを探すのが難しいほど。
もちろん中国人は和式トイレが好きなので、日本と比べて洋式トイレの普及率はまだまだですが、今回はネタで中国の古典的なニーハオトイレを紹介します。
はい、これがニーハオトイレです・・。
扉がないのがニーハオトイレの最大の特徴!
用を足している最中にトイレに並んでいる人と目が合って「ニーハオ」と挨拶することになることからこの名前に・・。
2008年のオリンピックを前に北京のニーハオトイレは絶滅した!と言われていますが、地方にまだ見かけることもあります。
これって大体、右側か左側のどちらかから水が流れる仕組みになっているんですよ。
だから、仮に右側から水が流れる場合、左側のトイレに行けば行くほど、人様のモノが「どんぶらこ~どんぶらこ~」と流れてくるのを見なきゃいけないハメに・・とほほ。
インフォメーション
中国全てのトイレがこうというわけではありません。あくまでも地方の一例です。現地人でもニーハオトイレ使ったことがない人もいます。詳しくは下記記事を。
初めての中国旅行で気をつけること|初心者でも安全に!押さえるべきポイントまとめ
ネパール・手洗い式
ネパールやインドなどに多いのがこのタイプ。
水の入った桶が置いてあるので・・この小さな手桶と自分の手できれいにしてくださいというパターンです。
少しお洒落な言い方にするとハンドウォッシュトイレ?
ちなみに、くずかごさえ置いていないところが多いので、持参したペーパー類を使った後は、持ち帰るビニール袋をお忘れなく!
ベトナム・ホースシャワー式トイレ
東南アジアに多いのがこのタイプ。
基本トイレットペーパーが流せないので、壁にかかってるシャワーで、おしもを洗います。
ネパールやインドが少しランクアップしたのがこのタイプ。
使用したトイレットペーパーなどは据え置かれているくずかごに入れましょう。
海外旅行はトイレも楽しもう
この記事をご覧の人の中には、「うわっ・・ちょっと海外無理かも。」と思う人もいるかもしれません。
実際、知り合いには、「トイレがきれいな国にしか旅行に行かない!」と言ってきかない人もいます。海外のトイレは汚いところもありますが、綺麗なトイレもあります。
ポイントは、上手なトイレの見つけ方です。どの国にでもきれいなトイレを見つけて旅行を楽しみましょう!
ではこの記事の上手なトイレの見つけ方を参考に、どうぞ海外旅行を楽しんでください。
まとめ
おさらい
- 水に流せるティッシュを持って行く
- 困ったら高級ホテルに駆け込む
- 紙は流さない
いろいろ書いたけど、この3つのポイントを覚えておくと海外旅行を楽しめますよ!
大丈夫!対策さえすれば、海外のトイレも怖くないさ!
「郷に入っては郷に従え」、ぜひネパールのハンドウォッシュや、東南アジアの手動ウォシュレットを試してみてくださいね。