広州に行くには色々な方法があります。
直接、広州の白雲国際空港に行くルートもありますが、お金を節約するため、まず格安航空で香港に飛び広州に来るルートもあります。
今回は覚書きのために、香港空港から広州に行く方法を紹介します。
香港空港から広州へのルートは2つ!
安く速いルートか楽なルートの2つです!
香港国際空港から広州に行く:安く速いルート
簡単に香港空港から広州に行く方法をご説明します。
- 香港空港から上水駅行きのバスに乗る
- 上水駅から列車で一駅の罗湖駅に行く
- 罗湖の国境から中国の深センに入国
- 深セン駅から広州東駅行きの中国鉄道のチケットを購入
- 深セン駅から広州の鉄道に乗り広州到着!
わたしが体験した中で、このルートが香港から広州に行く、一番速く、一番安いルートです!
詳しくルートをご紹介します。
メモ
香港の交通カード「オクトパス」を購入しておくことを激しくオススメします!空港内で購入可能です。
参考記事:香港オクトパスカード!地下鉄・バス・フェリー・コンビニどこでも使えて超便利!
香港空港から上水駅行きのバス
まずはじめに、香港国際空港に到着後、バスターミナルへ向かいます。第1ターミナルから第2ターミナル行きの通路から右方向へ向かいます。
するとバスターミナルに到着します。
上水行きのバスは、A43のバス停から出発します。ちなみに運行時間は01:15-00:20です。ほぼ24時間運行しています。
空港から上水駅までは約25分です。料金は45HKDです。
バス内はWi-Fiや、充電用のUSBコネクターもあり充実しています!
上水駅から列車で一駅の罗湖駅へ
バスで上水に着くと、すぐそこに駅があります。駅構内に入り、そのまま人の流れに乗り「列車」と書いている方向に向かいます。
改札を越え、羅湖LoWuと書いている方向に向かいます。
エスカレーターで下に降りると、
そこはホームです。
「羅湖LoWu」行きの列車に乗り、約5分で羅湖に到着します。料金は4.5HKDです。
罗湖の国境から中国の深センに入国
羅湖駅のホームに着くと、人の流れに乗って「深圳」と表示のある方向に向かいます。
ここからイミグレ(出国&入国)です。香港人か旅行者かで行く先が分かれているので、「Visitors」の方向に進みましょう。
ちなみにパスポートにカメラ?のようなマークがあれば、無人の改札のようなものにパスポートを読み込ませて通ることができます。(日本のパスポートはおそらく全て可)
そこから、香港出国ー中国入国へと向かいます。時期によって左右されますが、わたしは空いていたのでイミグレで約40分ほどでした。詳しい情報は割愛。
深セン駅から広州東駅行きの中国鉄道のチケットを購入
中国に入国すると、すぐに出口があります。
両替所を左に見て出口から出ると、旅行者目当てのタクシーの呼び込みに出会います。あまり相手にせずに斜め左方向に向かいます。(出てすぐ左じゃありません、写真を参考に)
すると「火车站」と書かれた看板が見えてきますので、そのまま進みます。
そのうち左手に券売機が見えてきますが、外国人はこの券売機は使えません。
もう少し進むと、有人のチケット売り場があります。
「広州」と行き先を伝え、パスポート・現金を渡すとチケットを購入します。ネットでも予約できますが、飛行機が遅れたりイミグレが混んでいたりすると時間が読めないので、その場で購入をオススメします。
購入の仕方など、詳しくは下の記事をご参考に。
参考記事:中国高速鉄道の予約と乗り方|中国初心者でも楽に乗車することができた
手荷物検査・改札を抜けて、待合室に到着します。ここまで20分ほど。
深セン駅から広州の鉄道に乗り広州到着!
待合室のモニターに自分が乗る列車番号が表示されるまで待ちましょう。
時間になると人の流れに乗って、改札からホームに向かい鉄道に乗ります。
広州東駅まで約50分、料金は79.5元です。
まとめてみると・・
お疲れ様でした、これで無事に広州に到着です!
まとめてみると、香港空港からなんだかんだ3時間ほどで広州に到着することができました。
かかった費用は 50HKD(約700円)+80RMB(約1360円)=2060円 です!
どうですか?初めてなら少し体力と頭を使いますが、最も安く、最も速く広州にいけるルートです。
ちなみに広州到着後の移動は地下鉄をオススメします!
参考記事:広州地下鉄の乗り方|交通カード(羊城通)の買い方は?
香港空港から広州までのバス:楽なルート
香港空港から広州までのバスもあります。これは楽なルート(考えなくていいルート)です。
流れはこんな感じです。
- 第2ターミナルでバスチケット購入
- 香港空港から車(アルファード等)に乗り国境へ
- 車に乗ったまま香港出国・中国入国を行う
- 中国入国後バスに乗り換え一路広州へ
正直、「めちゃくちゃ、便利やん!」と思ってわたしも使ってみました。
確かに、便利です。車に乗ったまま国境を越えれられるし、あとはバスに揺られて広州を目指すだけです。
ですが、めちゃくちゃ時間がかかります。というか、時間が読めません。
香港空港から深圳の国境まで約1時間。
車のまま国境を越え中国に入国しますが、ここがむちゃくちゃ長いです!出国入国のイミグレに最低でも1時間かかります。(混んでればもっと。トイレ行けません。)
そして深圳についたあと、広州に向かうバスに乗車します。深圳から広州まで約3時間です。つまり合計5時間は車に乗っていることになります。これ結構つかれるんですよねー。
ちなみに料金は250RMB(約4250円)です。
メリット
- 頭を使わなくていい
- 自分で動かなくていい
チケットを購入すると、あとはほとんど乗ったままです。バスの中で休むこともできます。
デメリット
- お金がかかる
- 時間がかかる
デメリットは上記のように、お金と時間がかかります。
このルートは、お金と時間を使っても、楽な方がいい!という方にはとてもオススメです。
チケット購入方法
香港国際空港に到着後、第2ターミナルに向かいます。
レベル3にバスチケット購入センターがあります。
ここに行くと、「シエンシェン、シエンシェン。チュィナーリ」(おにいさん、どこ行くの?)とおばちゃんたちに話しかけられます。
ここで広州に行きたいことを伝えます。詳しく目的地を伝えると、一番近いところを教えてくれます。(簡単な英語も使えます)
あとはチケット購入後、チケットを受け取り、シールを貼り付けられてバスを待ちます。このシールは深圳から広州行きのバスに乗るまで、剥がさないようにしましょう。目印になっています。
あとは車に乗りイミグレを越え、バスに揺られ広州に向かうだけです。必ず空港でトイレに行っておきましょう!
こちらの方法でも、広州に着いたなら地下鉄を使うことをオススメします。
参考記事:広州地下鉄の乗り方|交通カード(羊城通)の買い方は?
まとめ
最近は香港経由で広州入りする人も多なっています。安く早いルートを使った時も、サラリーマン風の日本人二人が一緒でした。
個人的には、安く速いルートが好きですが、海外に慣れていないとちょっとしんどいかもしれません。イミグレとか乗り換えで疲れるかも。
香港経由の広州も結構いいものです。車に乗ったままイミグレとか日本では絶対体験できません。(周り海だから笑)
旅の道のりも楽しみのひとつ!!