まず、はじめに断っておきます。僕はコンバースが嫌いなわけではありません。むしろ大好きで愛用しています。ただ、旅に履いていく靴としては絶対におすすめしません。
よく海外旅行の情報サイトなどで使われている写真にこういった写真があります。もしかしたら見かけたことがあるかもしれません。
確かに converse はコーディネートもしやすく、おしゃれなので「旅 × コンバース」には憧れがあります。でも、もう一度言います。コンバースで旅に出るのは絶対におすすめしません。
コンバースを旅におすすめしない3つの理由
❶ コンバースは重い。
メンズの靴の場合、片足400g以上は重い靴と言われています。(レディースの場合は300g以上)
それに対して大人気のコンバース定番ハイカットスニーカーは片足450g(26.5cmの場合)あります。
普段履きであっても重い部類に入るコンバース。旅になると歩き回る機会も多いのでこの重さが足に負担となってじわじわと襲ってきます。
ちなみにランニングなどに適したシューズは150g〜180gほど。それと比較してもコンバースが足に負担が来るシューズであることは一目瞭然です。
僕自身、普段履きでコンバースを履いていますが、歩き回ったあとは、スネの脇の方が張ってきて痛くなります。
やはり歩き回る旅には軽くてしっかり足をホールドしてくれるスニーカーの方が良いです。
❷ コンバースはソールが薄い。
コンバースを旅におすすめしない2つ目の理由はそのソールの薄さです。
ソールが薄くクッション性がほとんど無いため、路面の凸凹をもろに拾ってしまいます。
海外旅行ともなれば、綺麗に舗装されているアスファルトの道ばかりとは限りません。小石のごろごろ転がっている道などを歩くと、足の裏にイタさがダイレクトに伝わってきます。
先日、国内の旅行でコンバースのハイカットを履き、10kmほど歩いてフェリー乗り場に向かったのですが、3km過ぎたあたりで足に異変が・・。
人差し指と中指の付け根あたりに豆ができ水ぶくれのようになっていました。しょうがないので、とりあえず応急処置として、手持ちの厚手の靴下を2枚履きしてクッション性を高めてみたんですが、努力の甲斐むなしく、残りの道は激痛と戦いながらの苦行となりました。
フェリー乗り場に到着し待合室の片隅で靴を脱いでみると、履いていた靴下が見事なまでに真っ赤に染まっていました。しかも両足です。
普段履いていて、履き心地悪いなと感じていたのですが、長い距離履いてみて、何で旅にコンバースを選んだんだろうと、自分で自分のことが嫌いになりました。
コンバースで長距離歩くのは無謀ですのでご注意ください。どうしてもと言われる方は、クッション性の高いインナーソールを入れて履かれることをおすすめします。
❸ コンバースは雨に弱い。
コンバースのほとんどのシリーズはキャンバス生地を使って作られています。(一部レザー・革を使ったシリーズもあります。)
キャンバス地は水に弱いので、耐水性能はなく、雨を染み込んでしまいます。
中に水が染みてくると、気持ち悪いだけでなく、ただでさえ重い靴がさらに重くなってしまいます。
またどんな靴でも雨に濡れた場所では転倒に注意しなければいけませんが、コンバースは特に滑りやすいので注意が必要です。
海外旅行では、日本以上にスコールなどの突然の雨を心配しないといけない地域もあります。天気の移り変わりの激しい場所ではコンバースは不向きです。
もしどうしても履きたいという方は、必ず防水スプレーを吹きかけておきましょう。
こちらの「コロンブス」の防水スプレーは、布製でも革製でも使えるのでスニーカー向き。
雨だけでなく、汚れまでしっかり防いでくれるのでおすすめです。
1919年創業の日本の靴クリームメーカーの商品というのも安心ポイント。
防水スプレーは効能がピンキリなので、しっかりしたものを選びたいものです。
それでもやっぱり僕はコンバースが好き。
これだけ、コンバースの悪口を書き殴りましたが、それでも僕はコンバースが大好きです。
カジュアルにもジーンズにも、クールな洋服にも可愛い系の洋服にも合わせやすいコンバース。
着回しに使えるファッションアイテムとしても手放せません。インスタ映えもしますしね。
長距離歩き回る旅には不向きかもしれませんが、ドライブメインの旅行などにはおすすめです。
カップルでお揃いコーデでドライブデートなんて憧れですよね。
まとめ
「旅 × コンバース」という組み合わせ。お洒落センスをくすぐりますが、実用的にはおすすめしません。歩き回る旅には、ホールド感の良い軽い靴を選ぶようにしましょう。
最近僕が試してみたシューズの中で一番のおすすめはナイキの「タンジュン」というスニーカーです。
実際に海外旅行に履いていきましたが、長時間歩いても疲れにくく、シンプルなのでコーデにも合わせやすくておすすめです。
靴選びは、旅の楽しさに直結します。
ぜひ自分にぴったりの歩きやすい靴、かつテンションの上がるお洒落な靴を見つけましょう。
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