近年、LCCの就航もあり、国内旅行のような感覚で手軽に行けるようになった海外旅行。
インスタなどでフォトジェニックなスポットが取り上げられ、ますます海外へと飛び出す女性が増えています。ですが海外には、日本では経験したことのない危険がいっぱい潜んでいます。
今回は、海外旅行大好きな私が、実際に経験したことや感じたことをもとに、旅の際に気をつけるべきポイントと危険を回避するための方法について書いてみたいと思います。
海外女性トラベラーが気をつけるべき7つの注意点。
① 服装。
まず一番最初に気をつけるべきポイントは旅行時の服装です。
日本では普通に受け入れられている、ミニスカートやノースリーブなどは、海外旅行ではふさわしい格好ではないかもしれません。
リゾート地に行くなら別ですが、海外で肌を露出した服装をしていると、「この人は性に開放的な人、いかがわしいことをされるのを望んでいる人。」と思われる場合も。
これには、旅行先の国の宗教や文化が大きく関係しています。
例えば、イスラム国家はもちろんのこと、インドやネパールなどのヒンズー教国家も、女性が肌を露出することが禁じられています。現地の女性は肩や脚を見せるファッションはしません。
そのため、肌を露出した格好をしていると、こっちにその気がなくても男性の目をひいてしまい、痴漢やレイプの被害者になってしまうこともあります。
中には、「どんな服を着るかは、個人の自由だ!」と考える女性もいますが、痴漢やレイプ被害にあって辛い思いをするのは女性だ、ということをぜひ覚えておきましょう。
海外旅行時は現地の文化や宗教を調べ、現地にあった服装を心がけましょう。
② キョロキョロしない。
海外旅行となると、見たこともない景色や人間模様が目の前に広がり興味を惹くものがたくさん。
でも、絶対にキョロキョロしないようにしましょう。キョロキョロしていると旅慣れしていないというのが一目瞭然です。
海外では外国人旅行者は犯罪者たちにとって絶好のカモなのです。
しかも「女性」+「旅慣れしてない」となると、もう逃してはいけない絶好のカモ。
知らず知らずに犯罪者たちを呼び寄せてしまう結果になるかもしれません。海外旅行時は堂々とそしてスタスタと歩くように心がけましょう。
何か調べ物をしたい場合は、安全なカフェなどに入ってから目立たないように行いましょう。
③ スリに注意。
日本人観光客が一番遭いやすい犯罪はスリです。
外国では、「日本人と中国人はお金を持っている!」とみんな信じていおり、さらに日本人は防犯意識が低いのでターゲットになる確率が高いです。
海外旅行時には、スリ被害に遭わないようしっかり対策を施し、気を抜かないようにしましょう。
財布などは、支払い時にサッと出しすぐにしまうようにしましょう。メインの財布とは別に小銭を入れた財布を準備しておくとスムーズです。メインの財布は絶対に盗られない場所に入れておきましょう。
レストランやカフェ、空港などでは、荷物は必ずチャックを閉めて膝の上に置くようにしましょう。隣の座席に置いたり、足元に置いたりするのは無用心です!
また、署名活動を装ったスリや、わざと物を落として拾ってもらう隙にスリを働くという親切心に乗じたスリグループもいるので、要注意です。
実際に役立った効果的なスリ対策についてはこちらの記事に詳しくまとめています。↓
海外旅行で実際に役立つ簡単なスリ対策と効果的なグッズ6選。
④ 知らない人と仲良くならない。
海外旅行となると、現地の人との交流を楽しみたいと思っている人も。そうなると話しかけてくる人に対しての警戒心が緩みがちになります。
レストランや BARでたまたま隣になった人やグループと意気投合。一緒に盛り上がったら意識を失って金品を全部盗られていたというような被害も。いわゆる昏睡強盗という手口です。
さらには、先日インドでは日本人女性が、観光地をガイドしてあげるよという優しい申し出に付いて行ってしまい監禁レイプされたという事件が。
海外では、絶対に知らない人を信用してはいけません。たとえ相手が日本語を話せるひとであってもです。むしろ日本語で話しかけて来る人は怪しい!と最初は疑ってかかるべきです。
また、警察官や市場などのお店の人は外国人観光客に慣れており、日本人女性がどんなことをしたら喜ぶのかをよく知っている場合があります。ナンパ目的で優しくしてくれる場合も多いので気をつけましょう。
⑤ メイン通りから外れない。
移動の際は人通りの多いメイン通りを選んで通るようにしましょう。近道であっても、興味本位であっても路地裏には入り込まないようにしましょう。
連れ込まれての強盗被害やレイプ被害に遭う危険性が高まります。
日本はどこの通りでも比較的安全なので、心配することがないかもしれませんが、海外では1本中の路地裏に入るだけで犯罪率が爆発的に高くなる場所があります。
フィリピンのように、綺麗な都市のすぐ裏に、スラムなどの貧民街が広がっているところもたくさんあります。
⑥ 夜出歩かない。
夜間の街歩きは絶対に危険ですので、やめましょう。
男性であっても夜間に出歩くことは極力避けます。女性であればなおのこと身を守るために夜間は出歩かないようにしましょう。
比較的安全と思われているお隣の韓国でも、夜間に複数の男性に追いかけられたり、ホテルまでしつこく付きまとわれた、などの被害が報告されています。
⑦ ホテルでもドアを開けない。
危険がいっぱいの街から帰ってきてホッと一安心できる場所、それがホテルです。ですが、そのホテルにも危険は潜んでいます。
以前、マレーシアのホテルにひとりで宿泊した時、部屋で寝ていると、ホテルの従業員がキーを使って入ってきたことがあり、かなりびっくりしました。
「Do not disturb.」の札をかけたと思い込んでいたんですが、どうやらかけ忘れていたみたいです。お風呂上りやパジャマ姿じゃなかったので、まだよかったのですが…。
ホテルの部屋に帰ってくると、張っていた気や警戒心が緩みがちです。「Do not disturb」の札をかけたかどうかをしっかり確認しましょう。
頼んでもないのにルームサービスが来たり、来客があった場合は絶対にドアを開けずに対応するようにしましょう。
また、ホテルのオートロックのドアも簡単にあっさりとあいてしまうんです。
対策については詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
全ての海外旅行者に告ぐ!ホテルに泊まる時は、寝る前に必ずドアノブにコップを2個置きましょう。
また、Airbnbや個人経営のホテルやゲストハウスなどに宿泊する場合は盗撮などにも注意が必要です。
盗撮の被害と対策についてはこちらの記事に詳しくまとめています。↓
女性トラベラー必見!ホテルやAirbnb民泊で盗撮・盗聴に合わないための対策グッズまとめ
海外旅行の前にするべきこと2つ。
① 旅行先の情報をしっかりリサーチ。
旅行前に旅行先の情報をしっかりと調べるようにしましょう。
文化や宗教はもちろんのこと、滞在予定の都市の中で特に治安の悪い場所はどこか?安全なホテルはどこか?駆け込める大使館やツーリストポリスはどこにあるのか?などなど。
治安情報を集めるには、現地在住の日本人のブログなどが役に立ちます。旅行者よりも現地の情報に精通しているのでリアルな情報を知ることができます。
また、大使館やツーリストポリスの場所や緊急連絡先などの情報を調べてメモしておきましょう。スマホの中に保存しているだけだと、スマホを盗られてしまうと困ってしまいますので、必ず紙にメモしておき、盗られない場所に入れておきましょう。
あと、パスポート番号やクレジットカードの番号もメモに書いておきましょう。もし盗られたり紛失してしまった場合、カード会社への連絡がスムーズになります。漢数字で番号をメモするようにすると、もしメモを紛失しても悪用される心配がありません。
パスポートの場合はコピーを持っておくのも良いですね。
② たびレジに登録。
旅行前に必ずしておきたいこと2つ目は、外務省の「たびレジ」への登録です。
「たびレジ」に登録しておくと、もしその国で緊急事態が生じた際、登録しておいたメールや電話番号に連絡がきます。
昨今世界中でテロ事件が発生しており、どこの国にいても誰でも遭遇する危険性があります。海外旅行に行く際は必ず登録しておきましょう。
「たびレジ」への登録はこちらから。→「たびレジ」外務省海外旅行登録
まとめ
今回は、「女性トラベラー向け海外旅行時の注意点」についてまとめてみました。いかがだったでしょうか?
行く国によっても、気をつけるべきポイントは変わってきますので、事前のリサーチが大切です。旅先の国・都市の情報をしっかりと調べておきましょう。
安全・安心のうちに旅を楽しみましょう!
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