ネパールに旅行などで訪れる場合必ずしなけらばならないのが両替です。
日本では日本円⇄ネパールルピーの両替は出来ませんので、ネパールに着いてから両替する必要があります。
それで、今回はルピー両替ってどうやってすればいい?どこの銀行がお得なの?といった疑問にお答えしようと思います。
レートをあげるのに簡単に使えるテクニックも併せてご紹介!どうぞご覧ください。
ネパールで両替!お得なのは空港・銀行・両替屋どれ?
ネパールで両替する方法は主に3つあります。それは、空港・銀行・両替屋です。
通常のレートで換金しようと思う場合レートの良い順に並べるとこうなります。
銀行>両替屋>空港
ただこれにはカラクリがあって、実際には 両替屋>銀行>空港 となることもあるんです。
ここで最下位固定なのは空港です。ただ、ネパールに到着してタメル地区まで移動するのにもタクシー代やバス代がかかるのでルピーは必要です。なので、空港での両替は「必要最低限」にしておきましょう。
では、銀行と両替屋どっちがお得かの情報について書いてみたいと思います。
銀行
メリット 安定してレートが高い。
銀行の良い点は、交渉とか必要なく安定してレートが高いことです。英語やネパール語での価格交渉となるとちょっと自信が無いな〜という方は銀行がオススメです。
おすすめの銀行はどこ?
銀行によってもレートが異なります。個人的におすすめはタメルにある「ツーリズムバンク」です。
こちらのサイトでその日のレートをチェックできますのでご活用ください。↓↓
Tourism Development Bank Foreign Exchange Rates
場所はこちら
日本料理店「桃太郎」から中に入っていったところです。分かりにくい場合は、地球の歩き方にも紹介されている「MOMOSTAR」の並びにあるので、そこを目指して行くと見つけやすいと思います。
デメリット 手続きが煩雑・時間がかかる。
銀行で両替する場合、パスポートのコピーと必要書類への記入が必要になります。(パスポートのコピーは銀行でしてくれます。)また、かなりの人たちが並んでいるので時間がかかります。
さらに営業時間が短いというのもデメリットの一つです。多くの銀行は15:00までと夕方早くに閉まってしまいます。またギリギリに行くと「今日は終わった!明日来て!」と突っ返されます。たとえ、時間前に来て並んでいても、終わりと打ち切られますので、十分に時間の余裕をみて行く必要があります。
両替屋
メリット 交渉次第では大幅アップも期待出来る。手続きが面倒臭くない。
タメル地区には無数に両替屋さんがあります。こんな感じのボードを出しているのですぐに見つかります。
レートは銀行のレートに合わせて毎日変動します。基本的にボードに書かれているレートは銀行のレートから手数料を差し引いた額なので銀行よりも悪いです。
お店によって手数料が変わってくるので若干レートの良いお店と悪いお店があります。
ただ、このレートはあくまでも目安。交渉と換金する金額次第では大幅アップも可能なんです。
実は、この両替屋さんたちは、換金した日本円をすぐに銀行に持って行くのではなく、日本円が高くなった時に売りに出して利益を確保しているんです。なので、これから上がるかもしれないという時には銀行のレートよりもはるかに良いレートで換金することができたりします。
また両替屋さんは、より多額紙幣をたくさん確保したいもの。なので、複数人で旅行に訪れている場合などはみんなのお金をまとめて両替屋さんに出向くのが一番レートが上がる方法です。
銀行と違い、両替の際に煩雑な手続きは必要ありません。また両替屋さんの件数が多いので、並んでいるようなこともほとんどなく、待ち時間もほとんどありません。
両替屋さんのもう一つのメリットは、銀行と違い、けっこう遅くまで営業していること。銀行が閉まった後で急にお金が必要になった時でも両替できるのはありがたいです。
デメリット 交渉で上がらなかった場合は銀行よりもレートが悪い。
両替屋さんのデメリットは、特に思い浮かばなかったんですが、交渉してもアップしない場合は、銀行の方がレートが良いことぐらいでしょうか。
あ、あとたまに悪徳両替屋さんが、紙幣を抜いてネコババする場合があるので注意が必要です。
ではここからは、両替屋さんで良いレートを引き出すためのテクニックをご紹介します。
両替屋さんでレートをアップさせる交渉テクニック!
① まずは少額(1万円とか)両替したいと持ちかけ幾らになるか聞いてみる。
最初から自分が両替したいと思っている金額を言わないようにしましょう。徐々に金額を多くしていくのが交渉の鍵です。
② 出された提示額を見て、「え〜、あそこの銀行のレートは幾らだったのに・・」と呟いてみる。
そうすると、じゃあこれくらいと少しレートをあげてくれるかもしれません。
③ 次に「やっぱりこれくらい(3万円とか5万円とか)両替したいんだけど・・」と両替額を上げる。
両替屋さんも儲けのために大きい額の両替を好みます。なので両替額を上げると大体の両替屋さんはレートを少しあげてくれます。
④ 粘り強く交渉して上げれるところまで上げる。
ネパールは交渉の文化なので、交渉するのは全然悪いことではありません。むしろ向こうも交渉ありきの価格設定にしているのでこちらの出方を見ています。粘り強く交渉しましょう。
ここまでで当初のレートからは確実に上がっていることでしょう。
ここからは時間のある人かつ挑戦したい人はやってみてください。
⑤ 「そっか。考えてみる。また後で来る!」と言ってその場を去る。
もしかしたら去り際にもう少し良いレートを言ってくるかもしれません。が、そのまま立ち去りましょう。
⑥ 他の両替屋さんに行って、再度交渉する。
その際に、「さっき別のお店では、◯◯って言われたんだけど・・」と持ちかける。そうすると、そのお店よりもちょっと良いレートで良いよと言ってくる場合があります。
⑦ 同じことを2、3軒やってみる。
ここまですると、最初の言い値のレートより確実にアップしていると思います。
ただし、円高で1円=1.05ルピーとかの時などはなかなか上がらないかもしれません。何軒かまわって上がり方が渋い時には素直に銀行で替えた方がお得かもしれません。
その辺は為替レートの状況などによって賢く使い分けていきましょう。
おすすめの両替屋さんはどこ?
おすすめの両替屋さんは、LOTUSという日本料理店の一階にあるお店です。ここは最初の提示額が他の両替屋さんより若干高い気がします。また日本人慣れしているので話しやすいです。
場所はこちら
ネパールに長期滞在される場合は、顔なじみの両替商を作っておくと、いろいろと便宜をはかってくれるかもしれませんよ。
注意点
続いて、両替のときの注意点について書いてみたいと思います。両替の際には、必ず渡された紙幣の確認を怠らないようにしましょう。確認ポイントは3つあります。
・金額がちゃんとあっているか?
ネコババされてないか必ずチェックが必要です。
・紙幣が破れてたり極端に汚かったりしないか?
ネパールでは破れてたり汚かったりする紙幣は受け取ってくれないお店が多いです。いわばババ抜きのババみたいなもの。お金なのに使えない!なんてことにならないように、汚い紙幣が混じっていないか必ずチェックしましょう。
・偽札ではないか?
最近ネパール大使館から送られてきたメールの中に、500ネパールルピー札の偽札が出回っているという情報がのっていました。お札をカラーコピーした偽札みたいです。質感の違いや透かしなどを確認して本物かどうかチェックしましょう。
まとめ
・空港では必要最低限の両替にする。
・円安の場合は両替屋さんとの交渉が有利かも。
・円高の場合は銀行の方が有利かも。
いかがでしたか?今回は両替に関する情報をまとめてみました!皆さんもぜひお得に両替してくださいね。1万円の両替で平気で昼食分くらい損得変わってきますよ。
以上 じゅんじゅんの「ネパールで両替!お得なのは?」でした〜。