今の時代、旅行先でもネットは必須ですよね。
旅好き女子の中で徐々に人気を呼んでいるミャンマーですが、ミャンマーのインターネットはどんな感じなのでしょうか。
この記事では、ミャンマーのネット環境についてまとめてご紹介します。
ミャンマーの「フリーWiFi事情」から「現地でのネット契約」など、実際に使ってみた感想を含めてお伝えしていきますよ。
ミャンマーのネット環境
はてさてわたしがミャンマーに来る前に考えた疑問・・・
「ミャンマーって公共のフリーWiFiってあるの?」
「携帯シムでデータ通信を使える?」
「地方都市のネット環境ってどうなの?」
日本人感覚での「サクサク、インターネッツ!」は可能なのでしょうか?
公共のWi-Fi・ネットは?
と言うことで、公共のWi-Fiですが・・・・
はっきり言って全然使えません!と言うか、そもそも数が少なくて使えません。
空港に着いてすぐは空港の無料Wi-Fiが30分使えますが、市内に出てしまうと大変。
高級ホテルやごく限られたカフェ以外では、公共のWi-Fiが使えるところは皆無。
スタバやマクドも多くありませんし、フリーWi-Fiが使用可能となっているお店でも結局つながらなかったり、つながっても速度が超絶遅かったり・・。1Mbpsすら出ないなんてこともザラですからね 笑
ホテルにWi-Fiが完備されていても、たくさんの人がネットを使う時間になると途切れ途切れになってしまい使えないことも。他にも、部屋ではネットが使えずホテルのロビーまで行かないと使えないということもしばしば。
当然、「道を歩きながら公共のWi-Fiを使って調べもの・・」なんてできませんから!
SIMフリーのスマホがあるなら
SIMフリーのスマホを使っている人は、現地でSIMカードを購入するというのも一つの手です。
SIMカードは空港で簡単に購入することができます。パスポートと携帯を渡すとすべての手続きをやってくれます。
ミャンマーの携帯会社は3つです。
・MPT
・ooredo(オレドー)
・Telenor(テレノール)です。
それぞれの値段はほとんど変わらないですね。ミャンマーのシムカードはとても安く、10Gのデータ通信料に40分の無料通話がついて900円弱です。もちろんシムカード本体代も込みです。
ちなみに、わたしが使ってるのは「Telenor!」
理由は、他の携帯会社に比べて通信が安定している(と聞いた)からです。でも実際に他の携帯会社が繋がりにくい場所でも普通に使えています。
【ミャンマー】ヤンゴン空港で携帯のSIMを買うならTelenorがおすすめ。チャージ方法も。
地方都市でのWi-Fi環境は
ミャンマー旅行ではヤンゴンだけでなく、バガンなどの地方都市へのツアーに参加する場合が多いかもしれません。
じゃあ地方のWi-Fiはどうなの????
とうことで結論から申しますと、
つ・か・え・ま・せ・ん!!!!
ヤンゴンではギリギリホテルの無料Wi-Fiなどでしのげたとしても、地方都市では完全にアウトです。
ヤンゴン以外の地方都市では、観光地のかなり立派なホテルだったとしても無料Wi-Fiの速度はかなり遅いです。わたしが地方都市のホテルに泊まった時は、速度が遅すぎてLINEのメッセージがほとんど受信できませんでした。
しばらくして、携帯の4Gに切り替えると、友人からの大量のメッセージが・・。結局、ホテルのWi-Fiは全く使い物にならなかったのでずっとWi-FiはOFFにしていましたね。
ということで、地方でも携帯の4Gは使えますよ。
ミャンマーのネット:現地のポケットWi-Fi
そんなミャンマーですが、現地で借りれるWi-Fiも存在します。
ミャンマーで最近注目されているのが、ananda(アナンダ)という会社のmifi(マイファイ)という商品です。至る所に広告があります。
この「mifi」は、いわゆるポケットWi-Fiです。通称、エッグです。卵型なので・・。可愛いですね笑
利用方法は、
1.パスポートを持って
2.anandaのショップで契約するだけです。
ただし、現地の携帯番号が必要です。と言うことで、ヤンゴン空港で携帯のSIMを買っておくことをお勧めします。
プランはいくつかありますが、ノーマルなプランをご紹介します。
・30日のプランで59,500チャット(4,165円)
この金額のうち35,000チャット(2,450円)が機械本体の値段です。
これで使い放題と宣伝されているのですが・・。実際に使ってみると、使用データ量が100Gを超えたところで急に速度が明らかに制限されてしまいました。
何やら英語で警告のメッセージが・・。結局、使い放題と言いつつそうではないようで。サイトにはちゃっかりプラスして購入できるデータ量のページがありました。
カバーエリアはかなり広いのですが、場所によっては微妙にカバーエリアから外れていることもあります。自分の旅行中の行動範囲がanandaのエリアにあるかどうかは以下のサイトでチェックできます。
こんな感じです↓
https://ananda.com.mm/coverage-map/
現地のポケットWi-Fiはこんな人にはお勧め
このエッグですが、そんなこんなでおすすめできるのは、
長期滞在者で普段動画とかを特に見るわけでもなく、
100G以上使うこともないという人ですね。
また長期滞在者なら、もし自分の使うWi-Fiが圏外の場合は、通信エリアがかなり広いエッグをチェックしてみると良いでしょう。
個人的には、日本国内でポケットWi-Fiを契約していくことがおすすめですね。言語できなくてもいいし、現地で余計な時間を浪費せずに済むし。
あ、でも「それもこれも全ては旅の思い出だー」って人は挑戦してみてください。 応援します!
ミャンマー旅行にレンタルWiFiは必要?おすすめは?【2020年3月最新】<高速LTE/8社18料金プラン徹底比較>
ミャンマーで自宅のWi-Fiをつなぐ方法
ではではここからは、ミャンマー在住の方のために、最近始まったTelenorの新しいサービスについて紹介しますね。
いわゆるお家Wi-Fiです。
Telenor Homewireless
これは最近新しくTelenorが始めたWi-Fiサービスです。Telenorの4G回線を使用するので速度も安定しています。申し込み方法はオンラインで簡単にできます。
https://broadband.telenor.com.mm/en
ちなみに、サイトは英語なので頑張ればなんとなくわかります。
ではまずは自分の家がエリア内かチェックします。
エリア内の場合は、下記情報を記入し申し込みます。
- 具体的な住所
- 電話番号
- 名前
- パスポートナンバー
最後に、Wi-Fiのモデムを宅配で受け取るか、店頭で受け取るかを選択できます。
料金は初回は90日で75,000チャット(5,250円)ですが、次回の90日からは65,000チャット(4,550円)で使用できます。
速度は5Mbpsで、動画もサクサク見れてとても快適です。ミャンマーのWi-Fiサービスはとにかく悪く、そのため家にネットを引かず携帯の4Gを使用している日本人が多いと聞きました。でも、このTelenor Homewirelessはネットも速く使えるとわたしの周りでも評判です。ヤンゴン在住者の人はぜひ使ってみてください。
ミャンマーのネット環境:まとめ
ミャンマーのネット情報はいかがだったでしょうか。
正直、日本人感覚から言うと、現地のWi-Fiサービスはやはりまだまだという感じがしますね。現地のWi-Fiを契約するにも全部英語かミャンマー語での契約になるというハードルの高さもありますし・・。
ミャンマー在住の人はともかく、旅行で来られる際は特に日本からレンタルWi-Fiを持ってくるのが一番安心です。在住の方も、不安なら日本のレンタルWi-Fiの長期プランがおすすめです。
是非参考にしてみてください!
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