月の撮り方、設定方法。中秋の名月を撮ってみよう!一眼レフ初心者講座!

もうすぐ中秋の名月ですね。綺麗なお月様を写真に収めたいと思われている方も多いと思います。でも初めて一眼レフで月を撮影すると、月が真っ白けだったり、ぶれてしまったり・・。

  • 月をブレずに撮るにはどうすればいい?
  • クレーターまで綺麗に撮るための設定は?
  • 高いレンズが必要?
  • どんなモードで撮ったらいいの?
  • 満月と三日月では設定・撮り方が違うの?

今回は、初心者でも月を綺麗にそして簡単に撮るための設定について書いてみたいと思います。

月を撮る時の基本設定

オートで撮影した満月。

カメラ任せのオート設定で月を撮ると、このような写真になってしまいます。月が明るすぎて、クレーターも何も写っていません。

こうならないために、どのような設定で撮ったら良いのでしょうか?一つずつ設定をチェックしていきましょう。

まずは分かりやすく、満月の設定から。

Mモード(マニュアルモード)

月を撮る時は、マニュアルモードを使って撮影してみましょう。マニュアルモードと聞いて、「あ、無理。難しそう」と思われる方も多いと思います。

僕自身も、一眼レフカメラを使い始めた時はそのように感じていました。

でも大丈夫です!ゆっくり落ち着いてこのページを参考に一つずつ項目を設定していけば綺麗な月を撮ることができます。

絞り値

絞りは、F6.3で撮ってみましょう。

絞りについては詳しくこちらの記事に書いています。↓
絞りとは?【一眼レフカメラ初心者必見!】絞りで写真は劇的に変わる!

シャッタースピード

シャッタースピードは、1/640秒に設定して撮ってみましょう。

ISO感度

月を撮る場合、ISOはまず400に設定しましょう。

ISO感度とは、カメラの設定を無理やりあげてしまう機能です。カメラの機種によってどの数値までISOをあげていいのかある程度の値が決まっています。それを常用ISOと言います。

露出

マニュアルモードを初めて使ったとき、露出変更する項目が無くてどうやって明るさ変えるの?と一瞬焦りました。

実はマニュアルモードの場合、露出は次の3つの要素で決まります。

絞り・シャッタースピード・ISOこの3つです。

それぞれの項目と露出の基本的な関係について。

絞り シャッタースピード ISO
明るすぎる場合 絞る 短くする 下げる
暗い場合 開く 長くする 上げる

明るさ(露出)を変える3つの方法。

❶  絞りを変える。

こちらは絞りを変えながら撮った4枚です。絞り以外の設定は全て同じです。

絞りFの数値を小さくする(これを絞りを開けると言います。)ほど、月は明るくなります。逆に絞りFの数値を大きくする(これを絞りを絞ると言います。)ほど、月は暗くなります。

❷  シャッタースピードを変える。

こちらの4枚はシャッタースピードを変えて撮った月です。(他の設定は全て同じ。)

シャッタースピードを長く(遅く)すると、明るく写り、逆にシャッタースピードを短く(速く)すると暗く写ります。

ただし明るくしようとして、シャッタースピードを長くし過ぎると、ブレてしまうので三脚を使うなどして対応しましょう。

❸  ISO感度を変える。

こちらはISO感度を変えて撮った3枚です。ISO感度以外の設定は全て同じ。

ISO感度が低いと暗く、ISO感度が高いと明るくなります。

ISO感度は、カメラの能力をあげてしまう機能です。ただしやたらめったらに無理やりあげすぎると弊害が出ます。それがノイズです。あまりにもISOを上げすぎるとノイズののったザラザラした写真になるので注意しましょう。

ここまでで月を綺麗に撮るための一眼レフカメラの基本設定について考えました。

月の基本設定
  • モードはマニュアルモードで。
  • 絞りはF6.3に。
  • シャッタースピードは1/640を基準に。
  • ISO 400
  • 露出(明るさ)は、絞り・シャッタースピード・ISOをバランスよく調整して決める。

この設定で実際に撮ってみた写真がこちら。

絞り F6.3 シャッタースピード 1/640秒 ISO 400

ちょっと暗い感じがしますが、月の写真の場合、明るく白飛びしてしまうより、少し暗いくらいがちょうど良いです。あとは編集ソフトを使って少し明るくしてあげましょう。

編集ソフトを使って明るさを調節した月。クレーターの形もしっかり出て綺麗な月に仕上がりました。

満月と三日月では設定が違うの?

先ほどの満月のときの基本設定で三日月を撮ってみたらどうなるのでしょうか?

絞り F6.3 シャッタースピード1/640 ISO400 で撮影した三日月。

かなり暗くなってしまいました。

目で見ても分かるように満月と三日月では全く明るさが違います。なので、絞り・シャッタースピード・ISOをうまく調整して明るくなるように設定してみましょう。

三日月のおすすめ設定。
  • 絞り F6.3
  • シャッタースピード 1/320
  • ISO 800

 

この設定で撮った三日月がこちら。

だいぶ明るくなりました。月のクレーターの影までしっかり写っていて露出も適正ですね。

三日月を撮る際は、満月よりもシャッタースピードを長くしたり、ISOを上げたりして明るさを出すようにしましょう。

月を撮るのに適したレンズは?

月を撮るには、200mm以上のズームレンズ(望遠レンズ)が必要です。

別に高いレンズである必要ありません。キットレンズ(一眼レフカメラを買った時にセットでついてくるレンズ)でも十分綺麗に撮ることができます。

こちらが200mmで撮影した月です。ちっちゃ!って思った方。大丈夫です。

編集ソフトを使ってトリミングしてあげましょう。

一眼レフカメラは、かなり大きいサイズで写真を写しているので、トリミングしても比較的綺麗に写っています。

ホワイトバランスを変えてみよう

ホワイトバランスを変えて月を撮ると、寒空の月になったり、哀愁漂う秋空の月になったりといろんな表現を楽しむことができます。

こちらは、ホワイトバランスを蛍光灯側に、色温度を低くしたものです。白さがより際立ち、クールな印象の月になりました。

一方、こちらは、ホワイトバランスをくもりに、色温度を高めに設定したものです。温かみのある秋っぽいイメージの月になりました。中秋の名月を撮るならこちらの方がしっくりくるかもしれませんね。

いろんな月を撮ってみよう

こちらは先日の月食のときに撮った一枚。地球の影が月に写って幻想的です。

こちらは、朝日が当たり始めた山肌にまさに落ちようとしている半月です。ネパールのヒマラヤ山脈で撮影したお気に入りの一枚。

こちらは、ハウステンボスにて。頭上を飾るイルミネーションを前ボケに使い、撮影したお月様。イルミネーションを星に見立てて撮ってみました。

こちらは、薄暮の時間に撮影した細い三日月。三日月はクレーターのボコボコがよく見えるので写真で撮ると面白いです。

満月だけでなく、いろんなお月様を写真に撮ってみましょう!

まとめ

もう一度設定のおさらい。

月の撮影の基本設定
  • M(マニュアル)モード
  • 絞り F6.3
  • シャッタースピード 1/640秒
  • ISO 400

月の写真は、設定さえ分かれば簡単に撮影することができます。じっくり落ち着いて一つずつ項目を設定していきましょう。

この設定を参考に、ぜひ美しい中秋の名月を写真に残してみてくださいね。

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