海外旅行中にクレジットカードをなくしたら焦りますよね・・。
「やばい。クレジットカードをスられた!」「不正使用されたらどうしよう?!」
「財布ごとスられた!無一文になってしまった・・。どうやって日本に帰ろう?」
実際にクレジットカードを紛失すると、頭の中で悪いイメージばかりがグルグルグルグル。
でも大丈夫です!
焦らず落ち着いて(でも速やかに)、しっかりと手順を踏めば問題なく再発行することができます。
海外でクレジットカードを紛失した場合どう行動するのが正しいのでしょうか?紛失や盗難にあったときに慌てなくて済むように、海外に行く前、どんな準備をしておくべきでしょうか?
気になるポイントを実体験をもとにまとめてみました。
海外でのクレジットカード紛失・盗難 やるべきこと4つ
① カード発行会社に連絡
クレジットカードの盗難、紛失した場合、まず最初にすべきことはクレジットカード会社への連絡です。カードがないことに気づいたら警察に届けるよりも先にまずカード発行会社へ連絡しましょう。
電話をかけるとオペレーターに繋がります。名前・生年月日・カード番号などを伝えると、ものの2〜3分で停止手続き終了!簡単です。
最後に担当してくれたオペレーターの名前を控えておきましょう。
ここで注意点。
カード紛失の問い合わせ番号に0120のフリーダイヤルが書いてある場合がありますが、海外から日本のフリーダイヤルに電話をかけることはできません。フリーダイヤル以外の電話番号を控えておきましょう。
カード発行会社によっては、休日の問い合わせ番号に、0120のフリーダイヤルしかない場合も。その際は、日本にいる家族に代理で電話を掛けてもらいましょう。
もし発行会社の電話番号がわからない場合や繋がらない場合は、JCBやVISAの代表ダイヤルに連絡しましょう。
JCB → JCB紛失・盗難海外サポート (国・地域により番号が異なります)
VISA → VISAコレクトコール +1 303 967 1090
ちなみに僕が電話したときは、とても優しいお姉さんが対応してくれました。こっちが焦ってバタバタしてるのを察して落ち着いて話せるようゆっくり話してくれました。
多分みんな焦って電話してくるんでしょうね。とても気持ちのいい対応でした。
紛失に気づいたらすぐに電話しよう!
② 現地の警察でポリスレポートを作成
カード停止のあとは、現地の警察へ出向きポリスレポート(盗難証明書)を作成してもらいましょう。
これを怠ると、不正使用された場合の保障が受けられないなどの問題が出てきます。
国によって、対応してくれる警察署(部署)が異なります。ツーリストポリスがある国(ネパールなど)では、ツーリストポリスで対応してくれます。
ポリスレポート(盗難証明書)の発行に時間がかかり、旅程の滞在中に受け取ることができないなどの事態が生じたら、カード会社に連絡し、今後の対応を尋ねましょう。
でも、ポリスレポートを発行してもらうために警察署に行って、説明するのってけっこう大変・・。
もし現地の人で手伝ってくれる人がいたら一緒に行くのがいいでしょう。ダメ元でゲストハウスの人などに頼んでみるのも一つの手かも。
③ 海外専用緊急カードを再発行
どうしても現地で使うクレジットカードが必要な場合は、海外専用緊急再発行カードというサービスがあります。
※ 緊急カードは必要ないよ!という方は、このステップは飛ばして ④ 「日本で本カード再発行」へ。
JCBの場合
ハワイ・グアム・香港・台湾などの、JCBプラザラウンジでは、海外専用緊急再発行カードを最短即日で発行してくれます。しかも無料!
詳しくはこちら → JCB紛失・盗難海外サポート
これはありがたいサービスですね。財布も一緒にスられた場合、JCBプラザラウンジで再発行してもらえれば残りの海外滞在期間をカード支払いで乗り切ることができます。
JCBプラザラウンジは日本語で対応してくれるので、カード紛失に気づいた時、近くにJCBプラザがあるなら直接相談しにいくのも一つの手です。
VISAの場合
主要都市であれば、1〜3営業日以内に、滞在先のホテルに届けてくれます。もしくは現地の指定金融機関で再発行カードを受け取ることもできます。VISAの場合、再発行の手数料がかかることがあります。
詳しくはこちら → VISAカードの紛失
JCBもVISAも、このカードは仮カードなので海外専用。日本に戻ると使用できません。
④ 日本で本カードの再発行
日本に戻ったら、カード会社の窓口に電話し、本カードの再発行を行いましょう。
その際に、② で取得した、ポリスレポートの提出が求められることがあります。
あとは、自宅に新しく再発行されたカードが届くのを待つだけです!
まとめ
海外でカードを紛失した場合、焦る必要はありません。落ち着いて手順を踏みましょう。
きちんと手順を踏むことで、不正使用された場合でも保証を受けることができます。
実際にたびハックライター陣も、海外でクレジットカードや銀行のキャッシュカードなどをスられましたが、この手順を踏んで、無事に再発行することができました。
- クレジットカード発行会社名
- カード発行会社の電話番号(0120以外)
- クレジットカード番号
このメモは、カードとは別のところに大切に保管しておきましょう!
このように事前にしっかり準備しておくと、もしものときも焦らずに済みます。
あとは、現地でスられないよう対策を講じておくのも大切です。
スリ対策についてはこちらの記事にまとめています。あわせてご覧ください。