海外旅行中に地震や噴火、海外旅行保険って適用されるの?

バリ島のアグン山の噴火がニュースになっていますね。最近では中国の人気の観光地「九寨溝」での大きな地震や、メキシコでも大きな地震がありました。

もし海外旅行中に地震や噴火に遭遇した場合、海外旅行保険は適用されるのでしょうか?

  • 地震や噴火で怪我してしまった。保険は適用される?
  • 空港が閉鎖されて滞在国から出られない。保険期間過ぎてしまうけどどうなる?
  • 他のルートで帰国することにしたけど、飛行機代は出る?
  • クレジットカードの海外旅行保険は役に立つ?

各保険会社のいままでの対応などを詳しく調査してみました。

一般的な海外旅行保険の適用範囲

海外旅行保険が適用される主な事例は以下の通りです。

  • 怪我や病気による治療代。
  • 怪我や病気により死亡した場合。
  • 誤って他の人を怪我させたり、物品を壊してしまった場合の損害補償。
  • 自分の持ち物が盗難にあったり、壊されたりした場合。
  • 飛行機で預けた荷物が紛失・遅延した場合。
  • 飛行機が欠航した場合の宿泊費や食事代など。
  • 自分が海外で怪我などをしてしまった場合、日本から駆けつける親族の渡航費用補償。

※ 保険会社によって適用範囲やサービスは異なります。詳しくは保険会社にお問い合わせください。

地震や火山の噴火時の海外旅行保険の適用範囲

地震や火山の噴火、津波など、天災による非常事の場合、海外旅行保険はどこまで適用されるのでしょうか?

地震や噴火、津波で、怪我してしまった。治療費は出る?
海外旅行保険では、地震、噴火、またこれに起因する津波をによる怪我は補償されます

※ ちなみに国内旅行保険の場合は対象となりません。

空港が閉鎖されてしまって日本へ帰れない。保険の契約期間が過ぎてしまうけど・・。
多くの保険会社は、乗る予定だった航空機の遅延や欠航などにより、帰国できない状態が生じた場合、自動的に保険期間を延長する措置をとっています。

なので空港閉鎖で混乱している状況で連絡が取れずに焦る必要はありません。通常の場合自動延長は72時間(3日間)までとなっている保険会社が多いようですが、事案を鑑みて期限を設けずに帰国できるまで延長するという対応をとる場合もあります。

実際、2008年にタイのバンコクスワンナプーム国際空港で起こった反政府市民団体による空港閉鎖の際、ジェイアイ傷害、富士火災、ニッセイ同和など大手の海外旅行保険会社は、72時間に関わらず帰国できるまで保険期間を自動で延長するという措置をとりました。

※ 空港閉鎖解除後、手配できる最短の飛行機で直接帰ってくる場合のみという条項付き。

ただし、今回考えているのは、地震や火山の噴火、津波といった自然災害の場合の話。戦争などによる空港閉鎖の場合は海外旅行保険は適用されませんのでご注意ください。

空港閉鎖で帰れないから、現地でホテル泊。費用は請求できる?
地震、噴火、またはこれらによる津波などによる損害の場合、航空機遅延費用補償特約や手荷物遅延費用特約などは補償対象外となります。なのでホテル代の請求はできません。

「航空機遅延費用等補償特約」「航空機寄託手荷物遅延等費用補償特約」の2特約については、地震、噴火またはこれらによる津波などによる損害は補償対象外となります。 引用:損保ジャパン日本興亜

ですが、飛行機がキャンセルになった場合、航空会社からのホテルの提供などはあるかもしれません。格安航空会社LCCの利用の場合は、チケット代が返金されるのみでホテル代までは出ないでしょう。

日付を変更あるいは他のルートで帰国するようにしたけど、帰国費用の補償はされる?
基本的に海外旅行保険では、帰国日の変更などの場合の費用は補償されません。しかし、旅行変更費用担保特約をつけている場合、補償されます

旅行変更費用担保特約とは?

この特約は、地震や噴火、津波などの天災を理由に、「旅行自体に行かなかった」あるいは「旅行の途中で切り上げて日本に帰国した」と言った場合に、かかった費用を補償してくれる特約です。

実際、2010年に起こったアイスランドの噴火による空港閉鎖のときには、損保ジャパンや日新火災など、旅行変更費用特約の補償対象とし、帰国に関わる渡航手続き費に対し保険金を支払っています。

中途帰国した場合にのみ補償が適用される、「中途帰国費用のみ担保特約」というプランを提供している保険会社もあります。

今回のバリ島の火山のように、情勢が読めない状況の場合、もしもの時に備えて中途帰国費用のみ担保特約だけでもつけておくと良いかもしれませんね。

クレジットカードの海外旅行保険って役に立つ?

クレジットカード付帯の海外旅行保険は使える?
保険会社の補償と比較すると物足りなさを感じますが、持っておくと幾らかでも補償されるので良いでしょう。

 

クレジットカードの海外旅行保険は同じと考えて良いのか?

保険会社各社の海外旅行保険が、クレジットカードに付帯されているだけなので、保険内容は基本的に同じものです。

引用:FPが考えた!世界旅行と海外移住〜タイとパタヤからのブログ

クレジットカードの自動付帯海外旅行保険は、地震や火山の噴火などの際も、保険会社の海外旅行保険と基本的に同じ規約が適用されるようです。

ただし、補償額などが普通の海外旅行保険と比較して少なかったり、旅行変更費用補償特約など付いていない場合が多いので注意が必要です。

ですが、海外旅行中の病気や怪我の場合、いくらかでも補償金を受け取れるのは嬉しいところ。補償額が少ないのは複数枚持ちでカバーすることができます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
海外に行くなら持ってないと損!海外旅行保険が無料になるクレジットカード厳選3枚

まとめ

今回は、地震や火山の噴火、それに起因する津波の場合に、海外旅行保険が適用されるのか詳しく調べてみました。

もう一度おさらい。

  • 地震や噴火、それに起因する津波などによる怪我や死亡は補償対象。
  • 帰国便の変更などは、特約に入っていないと補償されない。
  • クレジットカードの海外旅行保険は「旅行変更費用特約」がないが持っておいて損はない。

少々値段が高いので二の足を踏んでしまう海外旅行保険。ですが、今回のバリ島のように情勢が読めない場所へ行かれる際は、不測の事態に備えて入っておかれることをおすすめします。

今回は地震や火山の噴火、津波といったケースについて考えましたが、紛争や戦争と行ったケースではまた保険の適用範囲が変わってきます。詳しくは各保険会社のホームページでご確認ください。

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