一眼レフカメラで、マイクロSDカードって使ってもいいのでしょうか?
- SDカードよりもマイクロSDの方が値段が安い。
- マイクロSDの手持ちがたくさんある。
このような理由で、一眼レフカメラの記憶媒体にマイクロSDカードって使えるのかな?と考えている方がおられるかもしれません。
一眼レフカメラにMicroSDカードは使える?
では、早速マイクロSDカードを使って一眼レフカメラで写真を撮れるのか検証してみましょう。
カメラにMicroSDカードを挿入し、実際に撮ってみます。
家にあった唐辛子をパシャり!
結果、綺麗に撮れました!
このようにMicroSDカードを使用したとしても、一眼レフカメラで写真を撮ることはできます。
ですが、一眼レフカメラにMicroSDカードは絶対におすすめしません!
なぜおすすめできないのか、その理由を見ていきましょう。
一眼レフカメラにマイクロSDカードをおすすめしない2つの理由
① 書き込みエラーが増える
多くの一眼レフカメラは、記憶媒体として普通サイズのSDカードを使っています。
そのためマイクロSDカードを使用しようとする場合、SDカードアダプターを使う必要があります。
SDカードアダプターを使用した際、データの流れはこのようになります。
【 カメラ → SDカード → MicroSDカード 】
上の写真を見ても分かるように、MicroSDカードを使用すると、電気的接点が増えるため、書き込みに不具合が出る可能性が高くなります。
一方、普通のSDカードを使用した場合は、【 カメラ → SDカード 】 とシンプル。
どちらがトラブルが少ないかというのは一目瞭然ですね。
② 速度が遅い
安価で売られているSDカードの中には、書き込みスピードが遅いものも多く含まれています。一眼レフカメラで撮った写真は、普通のデジカメで撮る写真と比べてデータが大きいため、書き込みにより時間がかかります。
SDカードのデータ書き込みのスピードについては、こちらの記事に詳しく説明しています。
遅いマイクロSDカードで、連写機能などを使って撮影すると、書き込みが遅くて固まってしまうという事態になりかねません。
ある程度のスピードを求めると、安いと言われているマイクロSDでも、普通のSDカードの値段とほとんど変わらくなります。
それならば、普通のSDカードを使った方がいいですよね。
以上の2点の理由を考えると、一眼レフカメラにマイクロSDカードを使うメリットは考えられません。
まとめ
- MicroSDだと予期せぬトラブルが起きやすい。
- 書き込みが極端に遅いものも多い。
一眼レフカメラで、マイクロSDを使用した場合、ちゃんと撮ることはできます。画質の低下などもありません。
なのでSDカードを忘れてしまって「マイクロSDしか手持ちが無い!」って場合は非常用として使うことはできます。
でも、書き込みトラブルの原因となる可能性があるので、普段使いにはちゃんとしたサイズのSDカードがおすすめです。
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