どの国でもバス・タクシー・電車は主要な交通手段です。
中国の広州でも、四方八方に路線バスが走っていてどこに行くにも大変便利です。でも広州のバスの乗り方とは?
わたしが中国に来た当時、こんな記事があればいいのに、と思った事を記事にしてみます。
バスの乗り方とか注意点とか色々ご紹介します。
広州の交通事情
広州の交通手段は、地下鉄・バス・タクシー・自転車があります。
交通手段として一番使えるのは地下鉄です。広州市内の主だった場所には必ず地下鉄の駅があります。
参考記事:広州地下鉄の乗り方|交通カード(羊城通)の買い方は?チャージはどうするの?
参考記事:中国のレンタル自転車「摩拜单车/Mobike」(モバイク)|登録方法は?使い方、中国の交通ルールまとめ
もし地下鉄の駅からホテルまでとか、特定の場所に行くならバスかタクシーがいいでしょう。広州は大都市なので、路線バスがあちこちに向かって走っています。
わたしは、毎日バス・地下鉄を使っています。正直なところ、バスと地下鉄と自分の足さえあればどこでも行けます!
広州の路線バスの乗り方
では広州の路線バスの乗り方をご紹介します。おそらく中国の大体の都市では同じ様な乗り方であろうと思います。ちなみに中国語で路線バスは「公交车」と言います。
簡単に紹介するとこんな感じの流れです。
- バス停を見つけるぞ!
- 行き先とバスの番号を確認
- バスに乗るぞ!
- 目的地までしばし揺られ〜
- 到着後バスから降りるぞ!
では順番にご紹介します!
広州でバス停を見つける
まずはじめにバス停を見つけましょう!
こんな感じのものがバス停です。写真は大きい方ですが、大なり小なり広州市内はこの様な感じのバス停です。
広州中心部の主要道路には1kmから500mの間隔でバス停があるでしょう。後述しますが、中国の地図アプリ「百度地图」で最寄りのバス停も確認できます。
行き先とバスの番号を確認
日本のバスと同じ様に、中国のバスにも路線ごとに番号(191とかA8とか)が振られています。つまり自分の行き先の調べ、目的地に何番のバスが行くか確認し乗車すれば良いわけです。
じゃあそれをどこで確認すれば良いのか?ですが、1つはバス停、もう1つは地図アプリという方法があります。
まずバス停に行くと、そのバス停に停車するバスの路線図が書かれています。
もし行きたい場所の名前が事前に分かっているなら、バス停で行き先を確認し目的にバスの番号を確認できます。
例えば、「小北」に行きたいとします。一番最寄りにバス停に行き、路線図を確認し「小北」があるか確認します。そして自分が乗るべきバスが何番か確認します。
注意ポイント
- バス停の両端に別々の路線図がある。
- 同じ名前のバス停でも①、②と近くにもう1つ同じ名前のバス停がある。
両端に別の路線図があるなら、バス停をぐるっと回って路線図を確認しましょう。
もしバス停の名前に①とか②(例:小北①)と書かれていたらすぐ近くにもう1つ同じ名前のバス停があるはずです。行き先が異なるので、そっちも確認してみましょう。
もう1つは中国の地図アプリ「百度地图」で路線バスの番号とバス停を確認します。バス停に行きたいバス停名がない場合に有効です。
行き先を検索し、バスマークをタップすると、最寄りのバス停と乗るべきバス番号がわかります。(携帯でネットが使える必要があります)
検索の時は、キーボードに「中国北京語 手書き」を入れておくと読み方がわからなくても感じ検索できます。
バスに乗るぞ!
いよいよバスに乗ります。しばらく目当ての番号のバスが来るのをバス停で待ちましょう。
写真でははっきり写っていませんが、バスのフロント(おでこにあたる部分)に路線バス番号が表示されています。バスの横面にも表示があります。
バスが着くと、前から乗車します。
中国では先払いで大抵どの路線も一律2元です。お釣りは出ません、乗車前に用意しておきましょう。「早く乗れ!」と後ろから小突かれることもありますが、落ち着いて運賃箱に2元を投入しましょう。
もし交通ICカードを持っているなら、ICカードを読み取り部分にタッチします。「ピーッ」と鳴れば支払い完了です。
目的地までしばし揺られる〜
目的地までしばし揺られます〜
と書くと穏やかなバスの時間が流れる様な気がしますが、日本のバスと比べると運転が荒く感じるのでご注意ください。
皆んなが運転荒い訳ではないですが、運転が荒い運転手はとことん荒いのでしっかり掴まっておきましょう。一番良いのは、座席の確保です!
またバスの車内にも路線図があるので、あと何駅か確認できます。
ちなみにバスの車内アナウンスで、英語で次の到着駅を言ってくれる路線もあります。広州では北京語→広東語→(英語)の順番です。
プチ情報:車内アナウンスで言ってること
「急ブレーキすることもあるので、しっかり掴まっていてください。次は〇〇です。忘れものの内容にご注意ください降車は後ろからでよろしくー。」
到着後バスから降りるぞ!
到着したらバスの後ろのドアからおりましょう。降車ボタンもありますが、別に押さなくても大抵止まります。
この時も注意点があります。バスと歩道の間が空いていると、バイクや自転車が走って来ることがあります。
バスからおりた瞬間にバイクやチャリに撥ねられることもあるので、左右を確認しながらおりましょう!
これネタじゃなくて、ガチで危ないです。注意しましょう。
広州の路線バスに乗るなら交通カード
広州の路線バスに乗るなら交通カードの使用をオススメします。
注意点ですが、広州の交通カード「羊城通」には1日券、3日券、普通券がありますが、路線バスでも使えるのは普通券だけです。
購入方法はこちらの記事で詳しく書いています。
参考記事:広州地下鉄の乗り方|交通カード(羊城通)の買い方は?チャージはどうするの?
広州来るならバスに乗ろう!!
広州に観光で来る場合も、仕事で来るにも「交通の足」を確保するのは必須です。まして広州に住むならバスの乗り方を覚えておいて損はないです!
広州にきた時にバスの乗り方がわからなかったのはじめは大変でしたが、今は慣れてどこへでもいけます。
広州でも路線バスを駆使して広州生活を楽しみましょう!!