サントリーニ島のビーチといえば、レッドビーチやホワイトビーチといったところが有名ですが、今回はちょっと雰囲気の違う穴場のビーチに行ってきました!
その名も「エロスビーチ」。
エロスビーチってどんなビーチ?
エロスビーチ
・とにかく絶景。
・メジャーじゃないのでゆっくりくつろげる。
・海辺のBARがリーズナブルでおしゃれ。
エロスとは、ギリシャ神話に出てくる愛の神。決して大人なムーディーな雰囲気のビーチではありませんよ。
ヌーディストビーチでも、ゲイビーチでもなく、普通の静かなノーマルビーチです。
エロスビーチの特徴は、何と言ってもこの砂浜ギリギリまで迫ってくる崖。ものすごい迫力でちょっと異世界に入り込んでしまったような気になります。こんなビーチ見たことありません!
ギリシャのビーチというと、白い砂浜に青い海といったイメージだったんですが。こんな岩肌のビーチもあるんですね。
それでは恒例の砂質チェックといきましょう。(7つの海を楽しもう!世界さまぁ~リゾート風に。)
小石がたくさん混じった黒っぽい砂です。歩くとちょっと痛い感じ。実はこの独特な地形は溶岩が冷えて固まってできたもの。だから砂が黒いんです。
海の透明度はというと・・。こちらは動画でご覧ください。
うん、思ったより透明度は低かったです。この前に訪れた「ミコノス島のビーチ」が綺麗すぎたので、ちょっと残念でした。
実際、泳いでいる人よりも、パラソルの下読書を楽しむ人や、ビーチタオルの上に寝転がって体を焼いている人が多かったです。
そして、ビーチに併設されているレストラン&BAR「THEROS WAVE BAR」がめっちゃお洒落なんです。
海上から見ると、見事に岩肌とマッチしており、ちょっと高級なリゾートといった雰囲気。
でも、他のビーチと比べて、けっこうリーズナブルなんです。時期にもよりますが、パラソルは5ユーロほどで使うことができます。またドリンクメニューの価格設定もそこまで高くありませんでした。
こんな素敵な空間で、綺麗な海を見ながらコーヒー飲むのもいいですし、
こんな素敵な椅子でゆらゆらしながら、浜辺でカクテルなんてのも良いですね〜。
フルーツ系やデザートも充実しています。またパスタや、軽食、コース料理やワインまでメニューは豊富なので丸1日いても大丈夫です。
- エロスビーチはシュノーケリングやダイビングには向いてない。
- 大自然に囲まれた砂浜で寝転んで、ギリシャの太陽と風を感じるのがおすすめ。
- Theros WAVE BAR がお洒落でおすすめ。
エロスビーチへの行き方。
エロスビーチは島の南の方に位置するビーチです。
バイクやレンタカーなどで、イアから40分、フィラからは20分ほどで着きます。バスだとメイン通りから相当歩かないといけないのでかなり時間がかかります。バスはおすすめしません。
イアやフィラ方面からメイン通りをくだってくると、エロスビーチの入り口があります。(この写真手前方向がイアやフィラ。)
看板が設置されており、Eros BEACH という表示があるので見落とさないようにしましょう。奥にガソリンスタンドがあります。ガソリンスタンドまで行くと行き過ぎです。
メイン通りから中の小道に入り、ぶどう畑の中を進んでいきます。ところどころに「エロスビーチ→」と書かれた看板が設置されているので迷うことはありません。
しばらく走っていくと、だんだん舗装されていない道になっていきます。
ここからの景色がまた絶景なんです。
なんだここは?!アリゾナの荒野か?と見紛うほどの大自然。
サントリーニにもこんなとこがあったんだ!観光地から来るとこのギャップに驚かされます。
日本人観光客の多くは、イアやフィラに宿泊して、夕陽みてショッピングして次の島へ。・・もったいないです。実にもったいないです。
サントリーニにはこんな景色もあるんです!
ぜひ時間を割いてでも、訪れて欲しいスポットです。
途中には馬が放牧されていたりします。
こんな感じの道を道なりにくだって行くと前方に視界が開け海が見えてきます。
車やバイクは路上に止めることができます。お金もかかりませんでした。
注意点
僕らはレンタルバイクでビーチまで行ったんですが、舗装されていない砂の道は滑りやすかったです。転ばないように十分注意しましょう。
まとめ
サントリーニ島でゆっくりリゾート気分を味わいたいなら、エロスビーチがおすすめ。
穴場なので人もそこまで多くなく、1日ゆっくりくつろぐことができますよ。道中も景色もすごく絶景なので、サントリーニに行く際はぜひ。
画像引用:THEROS WAVE BAR