広州で生活するなら、地下鉄を使わなければ、どこにも行けません。四方八方に地下鉄が入り組んでどこに行くのも便利。
日本でも、地下鉄に乗ったことのないわたしですが、異国の地で一体どうすれば??
地下鉄の乗り方、交通カード(羊城通)の買い方、チャージの仕方をまとめてみました。
広州地下鉄の乗り方まとめ
広州の地下鉄に乗るために必須なのが、トークン。いわゆる切符です。こちらでは、プラスチック製のコインの形をしています。
駅にはトークンの自動販売機が備えられているので、簡単に購入することができます。
自動販売機にも買い方が書かれていますが、簡単にまとめてみました。
- 自動販売機のところに行き、画面の路線図の中から行きたい駅名をタッチ
- いくらで行けるか表示されるで、その金額を販売機へ投入しましょう。
- お金が支払われると、トークンが出て来ます。
もしお釣りが有れば、トークンと一緒に出てくるので、お忘れなく。
ちなみに、販売機はコインと5、10、20元紙幣が使えます。なので1元は紙幣ではなく、コインを使いましょう。
広州の路線図はこちらのサイトを参考にしてみてください。
そして改札へ!
改札に行くと、写真の赤い印のところにトークンをかざすだけで、改札が開きます。これは日本も同じですね。もちろんですが、駅から出る時に必要なので、トークンはそのまま持っておきましょう。
さて目的の駅に到着し、改札から出る時です。
この時はトークンを改札の投入口(赤い印のところ)に入れてください。ここでもかざすところはありますが、かざしても絶対に開きません。投入口に入れてください!
さて、もし値段を間違えてトークンを購入してしまった場合、どうすればいいでしょうか?
その時は駅員さんに伝えましょう。駅構内の改札横に、駅員さんが在駐してくれている場所(客服中心)があります。
そこに行って「我不能出去」wǒ bù néng chū qù (出られません)と言いましょう。こちらが外国人と気づくと、優しく対応してくれます。
大抵どこの駅から来たのか紙に書くように言われ、足りない分を支払い、新しいトークンをもらい無事改札をでることができます。
ですが、そうならないために、交通ICカード(羊城通)を購入することを激しくオススメします。
交通ICカード(羊城通)の購入
この交通カード(羊城通)は、日本でいうSuicaやICOCAなどと同じものです。
トークンを購入する手間もありませんし、市内地下鉄、路線バス、フェリーほか、一部のタクシーでも使用可能で大変便利です。ちなみに、【羊城通】は一部店舗でも、電子マネーとして使用できるので持っていて損はないです!
ではどこで購入することができるのでしょうか?
先ほどの、駅構内改札横の駅員さんが在中している場所(客服中心)で購入することができます。そこに行き「我要买羊城通!」wǒ yào mǎi yáng chéng tōng !(羊城通買いたい!)と言いましょう。
50元で購入できます。初めは、羊城通の中に32元分入っており残りの18元はカードを返した時に戻ってくるデポジットです。
羊城通をもって改札に行き、改札にかざすと開き、出る時に改札にかざすとカードの中からお金が引かれる。という感じです。日本のSuicaやICOCAと全く同じです。
改札に入る時と出る時に、残高と何回使用したかが表示されます。この時、残高をちゃんと確認しておきましょう。
ちなみに、一月に15回以上使うと、運賃が40%引きになるので羊城通、お得です!!
駅構内の販売機で購入もできる!
地下鉄の駅の構内の販売機でも購入できる様になりました!上の写真の様な機会を探しましょう。(全ての駅に有るわけではないようです)
トップ画面の「购卡」をタップ。
次にどのカードを購入するか決めます。1日券・3日券・普通券とありますが、オススメは普通券です。1日券と3日券は地下鉄だけでしか使えませんし、チャージができません。
思い出にキャラ付きの交通カードを買うのもアリです!
カードを選択すると、支払い方法を選択します。電子マネーのアリペイとWeChat Pay・現金がえらべます。
電子マネーならQRコードをスキャンし、現金は投入口から支払います。
するとカードをゲットです!
では、交通カード「羊城通」の残高がなくなりかけた場合は?
羊城通にチャージする仕方
もちろん羊城通は使えばなくなります。引き続き使うために、チャージする必要があります。
駅の構内にはこのような機械があり、羊城通をチャージすることができます。
メモ
この機械でチャージするには、中国の銀行口座からのみチャージ可能です。
中国の銀行口座の作り方はこちら
参考記事:中国で銀行口座を開設しよう!中国工商銀行で銀聯カードを作りネットバンクを開く方法
店舗でのチャージをしよう
現金でチャージするなら、コンビニや駅構内のクリーニング店「天天洗衣」や一部の店舗でチャージすることが出来ます。わたしは店舗の方が便利なので、チャージにはセブンイレブンを利用しています。
チャージの仕方は下記に通り。
- コンビニなどのチャージ可能な店舗に行き、羊城通を見せながら「充值」と言う。
- いくらチャージするか聞かれるので、お金を渡しながら、いくらか伝える。
- 羊城通を指定の機械にかざせば、チャージ完了。
日本のコンビニで、電子マネーなどをチャージする仕方と同じです。
わたしも早速、広州に来て三日目、羊城通にチャージをしようとセブンイレブンに。いきなり、レジに行く勇気はなかったので、まず本当にチャージできるのか尋ねました。
品出しをしていた店員に、カードを見せながら「储蓄(貯金)出来る?」と尋ねます。おっちゃんは怪訝そうな顔をしながら、レジを指さします。
これは・・・できるって事ですよね、おっちゃん!
ちゃんと確認を済ませ、足早にレジへ。意気揚々と、羊城通を見せながら「储蓄、储蓄」(貯金の意味)と店員に伝えます。
ですが、なぜか店員は「変なやつ来たよ〜」という顔をしていました。なぜ??さっきおっちゃんは出来ると言っていたけど・・・。
それもそのはず。帰って調べてわかったことですが、チャージは中国語で「充值」chōng zhí と言います。
わたしが言っていたのは「储蓄」(貯金)。当然、伝わりません。わたしは【羊城通】をみせながら、「貯金、貯金」と連呼する変な外国人だったわけです。
その後、店員が空気を読んでくれて、チャージすることが出来ましたが・・・。
どうぞお気をつけください。
まとめ
広州で地下鉄に乗れると、いろんなところに遊びに行けます。
ぜひぜひ、羊城通を使って色んな場所に行ってみてください。本当に世界が広がりますよ。
ですが、交通カードを買うとき、チャージするときは、使う単語にご注意を。
では広州地下鉄にのって、楽しい海外生活をお楽しみください!