「今度海外旅行に行くからクレジットカードを作りたいんだけど、なんかおすすめある?」と思ってググってみたものの、どれがいいのか分からない!って人も多いのではないでしょうか。
海外旅行にクレジットカードは必須アイテムですよね。
ホテルなどでは、絶対に掲示する必要がありますし、身分証明書代わりにもなる。支払いを節約できるし、海外旅行保険も付いている。現金主義の方も海外旅行ではクレジットカードを持って行くべきです。
ただし、日本国内だけで1,000種類以上のカードがあり、どのカードが海外で有効かなんて分からない。。しかも、サイトによっておすすめのカードが微妙に違う。。。
というお悩みを解決するべく、「海外旅行 クレジットカード」で検索して表示された上位40サイト(約800枚)を徹底比較し集計してみました。
多くのサイトでおすすめされているクレジットカードにはそれなりの理由があるはずです。
全40サイト!おすすめカードを徹底比較
今回の記事は下記の40サイトを徹底比較したまとめ記事になります。代表的なサイトはこちら。
- 海外旅行に行くなら持って行きたい、おすすめのクレジットカードまとめ!海外にはやはりVISAカードを持っていくのが基本です。
- 最初に作るなら、このクレジットカード!
- 海外旅行に行く前に知ってほしい、クレジットカードに関する6つの知識
- 実はとってもお得、海外旅行でクレジットカードが必要な理由と使う際の注意点
- 海外旅行でのクレジットカードの使い方
- 海外旅行傷害保険について −大人なのでクレジットカードの付帯保険を勉強してみました−
- 結局、海外旅行に適したおすすめのクレジットカードは?
- ◎<年会費無料>かつ海外旅行保険<自動付帯>クレジットカード、おすすめの3枚
- 海外旅行をオトクにしたい
- 学生の海外旅行に必須のクレジットカードとその理由
- 海外旅行保険の補償について
- 海外旅行保険付帯クレジットカード
- 海外旅行保険を付帯したクレジットカード比較
- もし海外で手術することになったら・・・
- 海外旅行でべらぼうに節約するクレジットカード活用術を全てまとめる
- 世界一周や海外旅行におすすめのクレジットカードと注意事項まとめ【保存版】
- 海外旅行保険はクレジットカードの付帯サービスで大丈夫!?
- 海外旅行におすすめのクレジットカードと知っておくべき9のポイント
- 海外旅行・留学を考えている学生におすすめのクレジットカード
- 2015年版!海外旅行に持って行くクレジットカードのおすすめはこれ!
- 厳選!海外旅行向けクレジットカード一覧
- クレジットカードが利用できない?なんてことにならないよう、海外旅行前にチェックを!
- 海外旅行保険(自動付帯)で選ぶ!年会費無料で保険充実のおすすめクレジットカード
- 海外旅行保険が自動付帯の年会費無料クレジットカードを持とう!
- 為替レートの良いクレジットカードでお得に海外旅行
- 4トラベル:海外旅行に強いクレジットカード
- クレジットカードの海外旅行保険活用のススメ
- 海外旅行・出張先で役立つ! 準備したいおすすめクレジットカード
- 「年会費無料」の海外旅行保険付きカード ベスト5
などなど、他10数サイトも含めて集計しました。
では気になるランキングの前に、
まずは「海外旅行にどんなクレジットカードを選べばよいのか」をご紹介しましょう。
海外旅行にどんなカードを選べばいいの?
主にこれらの点に注意して選ぶと良いでしょう。
海外旅行にクレジットカードは絶対に必要
海外に行くなら、クレジットカードは絶対に必要です。
理由はこちら
- 通貨を両替するよりもクレジットカード払いがお得
- 信用できる人(支払い能力がある人)としての身分証代わりになる(ホテルの宿泊時などに提示を求められます)
- 海外旅行保険を使える(海外に行く前に知っておくべき4種類の海外旅行保険まとめ。自分に合わせた保険を選ぼう!)
- 現地のトラベルデスクを利用できる
- 現金よりも安全
ではどんなカードを選べばいいのでしょうか。
VISAかMastercardがおすすめ
クレジットカードの国際ブランドには、VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress(アメックス)やDiners Club(ダイナースクラブ)などがあります。
この中でも特に、VISA、MasterCardは2大国際ブランドと言われており、全世界の加入者数、加盟店舗数がずば抜けています。つまり、世界中どこに行ってもまず間違いなく使えるのがVISA、MasterCardというわけです。
海外旅行に出かけるときには、この2つのブランドを選んでおくと良いでしょう。
※JCBカードはハワイや台湾、韓国など日本人がよく訪れるお店では使えることもありますが、使えないお店もまだまだ多いので、VISAかMasterCardがオススメです。
JCBは海外で使えるのか?使えないところがあるという噂の真実は?
もちろんJCBカードを持っていくメリットもあります。例えば世界60箇所にあるJCBプラザでは現地で困ったときに、日本語でサービスを受けることができます。
複数枚(最低2枚)準備する
熟練トラベラーは必ず複数枚持って旅行に出かけます。
これには次の理由が挙げられます。
- 海外旅行保険で保険額を合算するため
- カードの限度額を超えると使えなくなってしまうため
海外保険の補償を受ける場合、1つのカードでは補償額が足りないケースがあります。
海外保険で一番使うのが、ケガや病気で現地の病院を使った時の「傷害疾病治療費」と、カメラやパソコンなどが盗まれた時の「携行品損害」。
一般的にクレジットカードに付帯している保険額は、傷害疾病治療費が200〜300万円、携行品損害が20万円前後となっています。アメリカでは盲腸の手術で250万円の請求などもありえますので、1枚だけでは足りないですね。
そこで、「複数枚持ち」です。カードを複数枚持ちすることで、「合計補償額を引き上げる」ことができるからです。
例えば、傷害疾病治療費を200万円補償してくれるカードを3枚持つことで、200万×3枚で600万円の補償を受けることができます。年会費無料のカードを作れば、何枚持っても年会費はかかりません。結果として十分な補償額を手にすることが出来るので、安心感が全く違うでしょう。
海外に行くなら持ってないと損!海外旅行保険が無料になるクレジットカード厳選3枚
複数枚持ちの別の理由は「限度額」です。
複数人の海外航空券やホテルをクレジットカードで予約する場合、カード限度額に達してしまうことがあります。例えば、二人旅行でも長期の旅行・遠方への旅行になると航空券だけで30万円、ホテル代で15万円などかかります。50万円が限度額のカードなら残り5万円しか使えません。そうすると、そのカードは手続きを行い限度額を引き上げるなどの処理が必要で、最悪の場合は帰国しなければ使えないという事態になってしまいます。
よって、「海外保険を目当てにカードを持って行く・2人以上で旅行に出る」場合は、最低でも2枚以上用意しておくと安心です。
複数枚発行する時には別々の国際ブランドを発行すると良いでしょう。「VISAを2枚」ではなく、「VISA1枚、MasterCard1枚」という具合です。こうすることで、万が一いずれかのブランドが使えなくても、別のブランドで支払いを行うことができるからです。
海外保険の自動付帯?利用付帯?
クレジットカードによって、海外保険が自動付帯か、利用付帯かが異なります。
自動付帯…持ってるだけで保険の適用になる
利用付帯…カードを旅行費用(交通費など)の支払いに使わないと保険の適用にならない
もちろん、自動付帯の方が簡単です。特に複数枚持つ場合は、持っているだけで保険が適用される自動付帯のカードがオススメです。
年会費無料?それとも必要?
多くのカードが年会費無料で発行することができます。
ただし、年会費が必要なカードの中には、空港ラウンジが使えたり、家族も保険の対象になったりと、年会費に見合う以上のサービスを受けることができ、トータル的にはお得なカードもありますので、予算や使用用途に応じて選ぶと良いでしょう。
というわけで、海外旅行におすすめのクレジットカードは、
- VISAかmaster
- 海外保険が自動付帯
- 年会費無料
を満たすものを複数枚持つのがスタンダードです。
では、全40サイトをチェックして、その中で最もおすすめされていたクレジットカードからランキング形式でご紹介したいと思います。
1位:三井住友カード(旧クラシックカード) 21票
全40サイト中、過半数のサイトの支持を得たのが、「三井住友カード」です。
人気の理由は、圧倒的な知名度と、世界中にある3,000万以上の利用加盟店数です。世界No.1シェアの実績を誇り、熟練の海外トラベラーからも支持されています。
社会に出て、初めてのクレジットカードとして手にする人も多いカードです。
何処で出しても恥ずかしくない、ステータスカードとしても有名です。
また三井住友カードは3ヶ月以上の旅行にも対応しています。
参考記事:三井住友カードを使って、海外旅行保険を3ヶ月以上に延長する裏技がスゴい
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
VISA | 無料 | マイペイすリボ登録+年一回利用で 次年度以降無料 大学生は無料 | 利用 | 2000万円 | 15万円 |
同率1位:エポスカード 21票
同率1位に入ったのは7/1 " target="_blank" rel="noopener noreferrer">【エポスカード】 です。
年会費は永年無料ながら、傷害/疾病治療で高額補償の海外旅行保険が自動付帯しています。
また旅行中にサポートデスクが日本語対応してくれる点も素晴らしいですね。
学生にも人気で、最短即日で発行できるという、年会費無料のカードでは最強の部類に入るカードです。サブカードにもおすすめです。
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
VISA | 無料 | 無料 | 自動 | 500万円 | 270万円 | 20万円 |
海外旅行保険付きの無料カード詳しくは
最強クラスの海外旅行保険が付くエポスカードを作ってみた!【年会費無料】
3位:楽天カード 14票
3位〜5位は1票差の激戦となりました。誤差の範囲なので、補償の金額などで選ぶと良いと思います。まずは楽天カード について。
年会費無料で、海外保険の補償額も素晴らしいのですが、海外保険が利用付帯となっています。
旅行に出かける前に、日本国内の移動(家〜空港など)を楽天カードで決済する必要があります。ここは好みで別れるところかもしれませんが、その手間をかければ、無料で高額な海外保険の補償を受けることが出来ます。
楽天を普段から利用するならまだしも、2位のエポスカードが個人的には上かなと感じます。
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
VISA/Master/ JCB/AMEX | 無料 | 無料 | 利用 | 2000万円 | 200万円 | 20万円 |
同3位:JCB EITカード 14票
同票3位にJCB EITカードがランクインしました。
こちらも年会費無料で海外保険が自動付帯となるので、オススメですが、JCBブランドとなるため、利用店舗に不安が残ります。
そのため、海外でガンガン使うというよりも、持っておくだけで海外保険の適用となサブカード的な扱いとして持っている人が多いようです。
実施使うかどうかはともかく、海外でトラブル時には「24時間の日本語サービスが受けられる」ことも魅力的です。さらに、JCBカード会員専用の『JCBプラザラウンジ』を利用することも可能です。持っておいて損はない1枚です。
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
JCB | 無料 | 無料 | 自動 | 2000万円 | 100万円 | 20万円 |
5位:ジャックス横浜インビテーションカード 13票
最近、急激にシェアを増やしているジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード)が第5位となりました。
知名度が低いカードにも関わらず、多くのサイトで紹介されている理由は、その優れたサービスの良さ!
本人も家族カードも、年会費永年無料でありながら、海外旅行保険の補償額の高さは業界最高レベルです。その補償はエポスカードを上回り、国内旅行にも適用できるという幅の広さ!
またVISAも選べるため、メインカードとしても使えます。
正直、年会費無料カードの中ではこれが最強だと思います。今後多くの旅人が、このカードを持つことになるでしょう。ちなみに横浜在住でなくても発行できますのであしからず。
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
VISA/JCB | 無料 | 無料 | 自動 | 2000万円 | 100万円 | 20万円 |
ジャックス 横浜インビテーションカード(ハマカード) お申込はこちら➡︎
同5位:セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード 13票
同5位にランクインしたのは、 セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードとなりました。
年会費が必要なカードですので、少々意外な気がしましたが、特典を見てみると納得。
26歳までは年会費無料でアメリカン・エキスプレスを手にすることが出来ます。
さらに、現地でトラブルに合った場合でも、日本語でサポートが受けられたり、ツアーやレンタカーの手配など、「AMEX基準」のトラベルサービスを受けることが出来ます。
さらに帰国した時には、空港から無料で荷物を宅配してくれるなど、コストパフォーマンスはぶっちぎりのクレジットカードです。
国際 ブランド | 年会費 | 海外旅行保険 | ||||
初年度 | 2年目以降 | 付帯 | 死亡・後遺症 | 入院・通院 | 携行品 | |
AMEX | 無料 | 3,300円 26歳までは無料 | 自動 | 3000万円 | 300万円 | 30万円 |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード お申込はこちら➡︎
ひとつ上の海外旅行へ|あなたはアメリカン・エキスプレスを持って行く?
その他のカード
- オリコibカード 11票
- REXカードライト 11票
- 学生ライフカード 10票
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード 8票
- VIASOカード 8票
- ダイナーズクラブカード 8票
- 楽天プレミアムカード 6票
- ACマスターカード 5票
となっています。年会費が必要なAMEXやダイナースはさすがと言えるサービス内容です。
海外でクレジットカードを使う時の注意点
注意点1:マークを確認しよう
海外のお店にクレジットカードのマークがついていれば、カードを使うことが出来ます。
注意点2:暗証番号の取り扱い
暗証番号を忘れると、支払いができなかったり、3回間違えるとカードがロックされてしまうなど、帰国するまでカードが使えない事態が発生してしまいます。
ちなみに日本のクレジットカードの暗証番号は4桁ですが、海外では、5桁や6桁の暗証番号の入力を求められることがあります。
その場合でも、4桁の暗証番号を入力し「Enter」を押せば処理できますので、慌てないようにしてください。
注意点3:ATMで暗証番号を入力するときは手で隠す
上記の点とも重なりますが、ATMなどで暗証番号を入力するときに盗撮されている場合があります。
直径1ミリ程度の穴にカメラを仕込み番号の操作を盗み見るという手法で、カードから現金が引き出される被害もよく報告されています。
ATMで暗証番号を入力する時は、もう片方の手で隠しながら入力すると安全です。
日本ではありえないことですが、トラブルに巻き込まれないように気をつけましょう。
新興国や怪しいお店では、スキミングの被害が報告されています。もちろんごくごく一部の例ですが、レシートを確認することで不正使用を見破ることが出来ます。特にお酒を飲んでいる時は要注意!
さらに、レシートを持っていることで、トラブルを回避できたり、ATMに吸い込まれたカードが帰ってきたりと、海外におけるレシートの役割は意外と重要です。
注意点4:限度額をチェックしておこう
カードごとの限度額をチェックしておきましょう。
例えば、50万円の限度額だったとしても、買い物をしてから支払われるまで2ヶ月近くあるため、2〜3ヶ月の期間で50万円使っていると、それ以上は使えなくなります。
大きな買い物をする予定があったり、1枚のカードでグループの海外航空券やホテルの予約をする場合は、旅行に出る前に限度額の引き上げを行っておくと、旅先でカードが使えない。。。なんて事態を避けることができます。
注意点5:カード番号や緊急連絡先を控えておこう
紛失や盗難に備えて、カード番号ともしもの時の連絡先をメモなどに登録しておきましょう。
特に、急に病院にかかり、キャッシュレスサービスを使う場合には、病院からカード会社に連絡するひつようがあります。事前に訪れる国のサポートデスクの番号を控えておきましょう。
スマホなどでカードの写真を撮っておくのもいいですね。
注意点6:「一括払い」はなんて言う?
日本で支払う際には、何回払いにするか尋ねられるので、海外でも答えられるようにしておきたいと思われる方もいらっしゃいます。
海外では、基本的にリボ払いや分割払いはありませんので、サインをする(暗証番号を入力する)と自動的に一括払いとなります。
カードを渡す→サインをする(もしくは暗証番号)→レシートとカードが帰ってくる、というシンプルなものです。
まとめ
初めての海外旅行におすすめのクレジットカード比較でした。
年会費無料のカードで海外保険が自動付帯のものは持っているだけで安心感がありますので、複数枚所有している旅人も少なくありません。
楽しい旅行が、だいなしになってしまわないように、あらかじめカードを発行しておくと安心ですね。よい旅を!