海外に住んでいると、一番の不便は「食」です。食べること大好きなわたしたち夫婦にとっても、かなり苦痛です。
わたしたちの住んでいたネパールでは、案外日本食レストランがリーズナブルに食べられるのですが、それでもそんなに頻繁に食べに行くわけにもいかないし…。
と、ほとんど自炊で日本食を作る日々。それでも、日本食を作るための材料が手に入らない場合も多く、頭をひねりながら、美味しいもの作りに励んでいました。
ラーメンが食べたい!!
突然、どうしてもラーメンが食べたい!となっちゃったんです。
ネパールみたいな発展途上国でもできる、簡単・美味しいラーメンスープの作り方をどうぞ。
1.おでんを作る。
手に入る野菜やお肉を入れて、おでんを作る。
2.おでんを美味しくいただく。
ごちそうさまです。
3.残ったお出汁を塩や醤油や胡椒、味噌などで好きなラーメンスープの味に整える。
わたしは塩胡椒のみが好き。でも、味噌にも惹かれる。
4.湯がいた中華麺を入れて、いただきます。
以上、4ステップで美味しいラーメンのできあがり!
おでんの出汁はラーメンスープにぴったり!
おでんには、野菜・お肉・魚というラーメンスープを作るときのベースになる材料が全部入ってるので、ラーメンスープにぴったりなんです!
骨つきの鶏肉を入れれば、鶏ガラスープになるし、豚肉を入れれば、豚骨スープ風になるし、練り物を入れれば魚介系スープ風になるし。
それに、タマネギや人参は香味野菜ですから、野菜の旨味やコクもプラスされます。
おでんの出汁には、いろんな素材から出た美味しい旨味が凝縮されているんです。
トッピングも手作りしてみる。
ネパールでは美味しい豚肉のブロック肉は手に入りにくいので、チャーシューは断念。
そういえば、以前日本で食べたラーメン屋さんで練り物ののったラーメンがあったなぁ。
ということで、練り物をラーメンのトッピングにしてみることに!
1.白身魚をペースト状になるまで包丁で叩く。
ネパールにはベトナムから来たバサという冷凍の白身魚が売られています。
バサってなんぞや?とバサに想いを馳せつつ、無心で叩く。
2.砂糖大さじ1・塩小さじ1を加える。(白身魚の量で加減。)
ボールの中でこねこね。
3.卵白1個分と片栗粉大さじ1ぐらい加える。
卵白大事。
4.しっかりと粘り気が出るまで混ぜる。
無心にこねこね。
5.小判形に形を整えて揚げる。
これで、美味しい練り物の出来上がり。
このラーメンのときは、グリーンピースを一緒に練りこんで揚げました。
練り物の他に、ゆがいたほうれん草・煮卵・海苔をのせていただきました。
ネパールは海のない国。海産物に飢えていたので、涙が出るほど美味しく感じました。あー幸せ。
ではでは、以上発展途上国でも美味しいラーメンや美味しい練り物食べれるよ、という話でした。(美味しい中華麺が手に入れば言うことなしだけどなぁ。)