ミャンマー旅行で気になるのは「ネット環境」ですよね。海外でネットが使えないことほど不安になることはありません。
では、ミャンマーのネット環境はどうなのか…。
ミャンマーのWiFi環境はあまりよくありません。ちょっとお洒落なカフェとかでも無料WiFiがないところがほとんど。
なので旅行に訪れるなら、自分専用のネット回線をしっかり準備しておくことをおすすめします。
ここでは、ミャンマーで購入できるおすすめの携帯用SIMカードとチャージの方法を紹介します。
ミャンマーの携帯SIMは3社!(MPT・ooredo・Telenor)
ミャンマーには携帯会社が3社あります。MPT、ooredo(オレドー)、Telenor(テレノール)です。
・MPT → 国営
・ooredo → カタール資本
・Telenor → ノルウェー資本
まずミャンマーの携帯SIMの仕組みを紹介します。
ミャンマーの携帯SIMは基本的に「プリペイド方式」です。
ミャンマーの携帯SIM本体の値段はどの会社で購入しても1500チャットです。日本円で105円ほどと超激安です。
数年前までミャンマーは携帯SIMが数万円していたことを考えると驚きの安さです。
カード購入後まずお金をチャージします。そして、チャージしたものの中からデータ量などを購入して使います。
旅行者におすすめは?
MPT、ooredo、Telenorともにヤンゴン空港内にカウンターがあり、旅行者は誰でも契約することができます。
各社の空港で案内されている「海外旅行者向けプラン」は以下の通りです。
①MPT → 安心の国営企業
公式サイト:MPT(英語)
空港では旅行者向けに3つのプランが紹介されていました。
3日間 | 8GB | 9,000チャット(約630円) |
7日間 | 12GB | 13,000チャット(約910円) |
14日間 | 20GB | 21,000チャット(約1,470円) |
※すべてSIMカード本体の料金が含まれています。
MPTの場合、各プラン3日間・7日間などのように「期日」が設けられています。なので滞在日数に合わせてプランを選ぶと良いでしょう。
②ooredo → 料金がお得
公式サイト:ooredo(英語)
ooredoは「すべてのプランが1か月のプラン」で、データ量に応じて金額が上がります。
1GB | 3,500チャット(約245円) |
2GB | 4,500チャット(約315円) |
3GB | 5,500チャット(約385円) |
5GB | 7,500チャット(約525円) |
10GB | 12,500チャット(約875円) |
20GB | 22,500チャット(約1,575円) |
40GB | 42,500チャット(約2,975円) |
※すべてSIMカード本体の料金が含まれています。
ooredoが他の携帯会社と違う点は、どのプランでも「1GBのボーナスデータ」と「40分の無料通話」がついてくることです。
とにかく安く済ませたいなという方は、お得なooredoがおすすめです。
③Telenor → 繋がりやすい
公式サイト:Telenor(英語)
Telenorもooredoと同じく1か月のプランです。
1GB | 3,500チャット(約245円) |
2GB | 4,500チャット(約315円) |
3GB | 5,500チャット(約385円) |
5GB | 7,500チャット(約525円) |
10GB | 12,500チャット(約875円) |
※すべてSIMカード本体の料金が含まれています。
値段設定はooredoとほぼ同じですが、「データボーナス」がついていません。
ただ、Telenorのメリットは「通信が安定している」という点です。比較的どこにいてもネットがスムーズに使えます。
私のおすすめは・・
いままで各社ともに使ってみましたが、私のおすすめは「Telenor」です。
やっぱり「繋がらない」というのはすごいストレスなので・・。
たしかにooredoに比べて、無料分が付いていない(ちょっと高い)というデメリットがありますが、そもそも日本と比較して激安なので特に気にしなくてもいいかなと思います。
どこで購入できる?
SIMカードは空港で購入できます。
「MPT」の販売カウンターは到着ゲートの目の前にあります。写真の真ん中、黄色の看板です。
「ooredo」と「Telenor」は5番出口のドアの近くに2軒並んであります。先ほどの「MPT」カウンターから左に歩いてきたらあります。
購入方法。必要なものは?
空港で購入する場合は「パスポート」が必要です。
「パスポート」と「SIMフリーの携帯」を渡すと全ての設定をしてくれます。
ちゃんと使えるかの確認までしてくれるので安心です。後は、お金を渡すだけです。
ただしここで注意点!
できれば、その場で自分がよく使うアプリなどが正常に使えるか試してみた方がいいです。
ミャンマーの携帯SIMはたまに携帯との相性が悪く、使えないという場合がありますので・・。
私もMPTのSIMを買ったら携帯との相性が悪く一部のアプリが使えませんでした。Telenorに変えたら普通に使えるようになりました。
チャージ方法
空港で購入した後、データが足りなくなって買い足したいと思う場合がありますよね。そんな時のチャージ方法を紹介します。
チャージすることをミャンマーでは英語で “Top upする” と言います。プリペイドを買うという意味です。ミャンマーのコンビニやスーパーなどどこででも購入できます。
写真にあるように、コンビニやスーパーのレジ付近にこのように携帯会社とチャージ額が書かれたカードが置いてあります。自分のチャージしたい金額の札を選んでレジで購入します。そうすると、レシートを渡されます。
大切なのは購入後に店員さんがくれるこのレシートです。このレシートで見るべきところは2つです。
ここには携帯のダイヤル機能を使ってチャージする方法とその際入力するコードが書かれています。
チャージの仕方は2つ。
❶ 「*123#コード#」と入力しダイヤルする。
❷ 携帯会社のアプリから “Top up” する。
チャージの仕方がわからない場合は、店員さんにやってもらうのも手です。基本的にお店に携帯会社の看板広告が出ている場所ではチャージができます。
以下の情報を書いた紙を見せると良いでしょう。
自分の携帯番号
Top up ○○○Kyat(チャージしたい額)
buy ○GB data(チャージしたいデータ量)
ミャンマーの人は基本的にとても親切なので喜んでやってもらえますよ。その時必ず自分の携帯を店員さんに渡して操作してもらうことになるので、店員さんに携帯を貸してくれと言われても警戒せずに渡してくださいね。私は長い海外生活のせいもあり疑心暗鬼になってしまったようで、どうしても現地の人に携帯を渡すとそのまま取って逃げられてしまうのではという心配をしてしまいますが…。
チャージがきちんと完了した場合は英語でSMSメッセージが来るので安心です。きちんと金額やデータ量が反映されているかをアプリ上でもチェックしましょう。
まとめ
今回はミャンマーのSIMカードの買い方とチャージの仕方についてシェアしてみました。
旅行の日程の長さや安さ、便利さなどを考えて自分に合った携帯SIMをゲットしましょう。
現地でのやりとりや設定などに不安がある場合は日本でSIMを購入して持っていくのもおすすめです。
↑↑こちらのSIMカードはミャンマーにも対応しています。
それではみなさん、ミャンマー旅行楽しんでくださいね。