海外旅行中のスリと聞くと、地下鉄や人混みの多い観光スポット、レストランでの置き引きといったイメージがあります。
しかし、最近になって急増しているのが飛行機の機内でのスリ。
飛行機は、閉鎖された空間ですし、乗り込む人はパスポートで身分も確認できているので安心!と思いがち。
でもその心理をついたプロのスリ集団による大規模な窃盗事件が多発しています。
海外旅行に行かれる方は十分注意が必要です。
- 機内でのスリの手口は?
- どんな対策が効果的?
飛行機内のスリ・盗難
飛行機=安心という概念はもはや捨てるべきかもしれません。
日本人を含め、多くの観光客が飛行機でのスリの被害にあっています。
一部をご紹介。
こちらは髙橋真麻さんのブログ
盗難被害
ハワイで支払いの為 財布を見たら
成田空港の免税店で買い物をしたレシートとカード類を残して 現金全部抜かれていました…
鞄から目を離したのは 爆睡していた飛行機の中だけなのですが…
私の不注意にしても…こんな事ってあるの??
他にもまだまだあります。
飛行機の中って熟睡する方も多いのでは?
僕も旅の疲れもあいまって、心地よい気分でうつらうつらします。
中にはアイマスクをして眠りにつく方も。
しかも長距離フライトとなると、機内は消灯し薄暗くなります。
こうなると、スリ師はやりたい放題!
機内のスリの手口
機内でのスリは、❶ 個人的にに狙われるものと、❷ 集団で計画的に行われるものがあります。
❶ 個人的に狙われるもの
- 貴重品を座席のシートポケットに入れて寝てる場合
- 貴重品を置いてトイレに行く隙に
対策
貴重品は必ず肌身離さず持っておくようにしましょう。おすすめは首から下げて服の中に入れておく方法です。
もしくは、スリ対策用の シークレットウェストポーチ などを活用するのもいいでしょう。
もちろんトイレなどで座席を立つ場合は、必ず貴重品も一緒に持って行きましょう。
❷ 集団で行われるもの
- 座席上の荷物入れを漁られ貴重品を盗られる
最近急増しているのがこちらのタイプのスリです。
特に気をつけるべきは、自分の座席の上の荷物入れが一杯で、少し離れた空いている棚に入れる場合。
スリ集団は、自分のスーツケースを他人の頭上スペースに入れて、他の場所に入れるように仕向け盗難しやすいようにすることもあります。
あとは機内が薄暗くなるタイミングを待ち、あたかも自分の荷物を取り出すかのようにして漁るという算段。
仲間が通路で体操などをし、視線を遮ることも。非常に巧妙ですね。
対策
座席上部に入れるスーツケースやカバンの中には、絶対に貴重品を入れないようにしましょう。
現金を入れるのはもってのほかですが、タブレットやノートパソコンなども注意が必要です。
足元(座席下のスペース)にも、手荷物を置くことはできますので、そちらに置き目を離さないようにしましょう。
まとめ
飛行機内での窃盗・スリについて取り上げました。いかがでしたか?
比較的安全だというイメージのある飛行機内でも油断は禁物です!
海外旅行での、飛行機内でのスリや盗難は、航空会社にもよりますが真剣にうてあってくれない場合も・・。なので自分の身は自分で守るという意識が大切です。
あと基本的な対策として、多額の現金を持ち歩かないというのも大切なポイントです。
現金の紛失は海外旅行保険の補償外となります。なのでクレジットカードをメインで使うなどし現金は必要最低限持って行くスタイルがおすすめです。
「家を出てから帰るまでが遠足です」
小学生の時に先生から言われたことあるかもしれません。
これは海外旅行においてもあてはまります。
せっかくの楽しい海外旅行が、スリ被害で嫌な思い出になってしまうと悲しいですよね。
家を出た瞬間から自宅に帰り着くまで、しっかりと用心に用心を重ねて犯罪や事故に被害に遭わないように注意しましょう!
それではみなさん良い旅を。
海外旅行の必須アイテム
海外旅行の準備といえば、忘れてはならないのが《クレジットカード》です。支払いや買い物、もしもの時の海外旅行保険もクレジットカード一枚あれば解決!
でも、どこのクレジットカードが使えるのでしょうか?海外旅行にぴったりのクレジットカードをランキングでご紹介します。
海外旅行におすすめのクレジットカードは?全800枚を徹底比較しランキングにまとめてみた