ネパールでまた痛ましい事故が起きました。ハイウェイを走行していた大型バスが川に転落、
ネパールで大型バスの転落事故発生
今回事故が起きたのは、カトマンズの西約60キロのダディン群。ナラヤンガード・ムグリン道路です。
ここは、ネパールの人気の観光地「チトワン国立公園」へ向かうときに通る道です。
カトマンズからポカラへ行くバスが通るハイウェイが地図の赤線。(プリティビハイウェイ)
チトワンへ向かう場合、その途中にある大きな街、ムグリンから地図上の青い道へと入っていきます。今回事故が起きたのがこの青い道、ナラヤンガード・ムグリン道路です。
何度か通ったことがありますが、そんなに細い道でもなく、危険を感じる道ではありませんでした。
しかし、バスの運転手の中には、かなり無謀な運転をする人が多いのも事実。無理な追い越しなどによりネパール国内では頻繁にこのような事故が起きています。
カトマンズーポカラ間のプリティビハイウェイでもよくバスやトラックが川に転落して死傷者が出ています。
特に運転が荒いのが、ローカルバス。
外国人がよく使うツーリストバスはローカルバスと比較して安全運転のドライバーが多いです。ローカルバスやマイクロなどで冒険したい方もおられるかもしれませんが、旅行者は少々高くても安心できるツーリストバスを選ぶ方が懸命です。
もしローカルバスを使っていて、危ないなと思った場合、すぐに降りて次のバスに乗りましょう。この国では自分の命は自分で守る必要があります。
以下 大使館からのメッセージの転載
10月30日
夜行バスの重大事故発生に伴う注意喚起
ネパール在留邦人の皆様及び旅行者の皆様へ
在ネパール日本国大使館
(内容)
1.10月28日早朝6時頃、ネパール首都カトマンズの西約60キロのダディン郡での幹線道路 プレティビーハイウェイにて、サプタリ郡からナランガード・ ムグリン道路を通ってカトマンズに向かっていた50名以上を乗せ ていた大型バスがトリスリ川(Trishuli River)に転落し、少なくとも31名が死亡、 16名が負傷する大事故が発生しました。 現在までのところ日本人被害の情報は入っていません。
2.ネパールでは、天候、季節、各種イベントによって交通障害が起こりやすく、 予定通りに運行できないことが頻繁に起こります。 ドライバーはこれらで起こった遅延を取り戻すべく、 過度にスピードを出したり、 無理な運行状況下でも走行したりしたりするので、 このような大事故が度々発生しております。交通手段選択時は、 安易に値段だけで決定せず、天候、季節、道路運行状況、風評、 各種イベントの実施状況などを考慮して慎重に選んで移動してくだ さい。
まとめ
ネパールでの移動手段は、安易に値段だけで決めず、天候、
ネパール初めてだよ!という方は、ツーリストバスの中でもグリーンラインなどの上位のバスがおすすめです。
詳しくはこちらの記事にまとめています。あわせてご覧ください。