カフェ好きの私が、広州で入ったことのある13カフェをおすすめ順でランキングにしました。
広州はカフェの数も多く、種類も豊富なので迷ってしまいますよね。広州在住者のとっておきのお店をご紹介します。
居心地の良さや料理の美味しさも総合した「カフェ部門」と、タピオカミルクティなどが飲める「テイクアウト系カフェ部門」に分けて並べてみました。
カフェ部門
まずは、カフェ部門です。
コーヒーの美味しさ、居心地の良さ、料理やケーキなどの美味しさなどを含めた総合評価です。
ぼくはカフェにパソコンを持ち込んで、仕事することもありますので、その時のやりやすさ、感覚の良さも込みでランキングにしました。
1位:MAAN COFFEE
広州1のカフェはやはりこちら!MAAN COFFEEです。
コーヒーの味、料理、雰囲気、値段、どれをとってもパーフェクトです。
当日のおすすめ珈琲(当日咖啡)が19元(350円)という、他のカフェに比べると控えめな値段設定ながら、他のどのカフェよりも美味しい珈琲を飲むことが出来ます。
個人的に、広州で一番美味しいコーヒーはMAANカフェのコーヒーだと思っています。
ワッフルが有名で、中国では食べられないクオリティのワッフルを食べることが出来ます。味もチョコレートやチーズ、メイプルなどがそろっています。大体40元前後。
さらにパニーニやサンドウィッチなどもあり、どれもクオリティの高い美味しい料理となっています。
店内は吹き抜けで圧迫感がなく、落ち着く空間となっています。1日ゆっくりとしたい時におすすめですよ!
2位:W珈琲
MAANカフェの近くに1軒と、地下鉄3号線の石牌桥駅B出口横にもう1軒あるWカフェもオススメです。
ここのカフェラテは広州No.1だと言えるくらい美味しいです。またイチゴホワイトチョコレートモカ(树莓白巧克力摩卡)はOLもヒイヒイ言ってしまう魅惑の飲み物です。
店内も清潔で、ゆったりとした空間が広がっているので、アフタヌーンにぼーっと出来るカフェです。
店員のサービスもよく、あんまりガヤガヤしていないので、喧騒を避けたい時にベストですね。
3位:COSTA COFFEE
3位は中国の他の都市でも有名なコスタカフェです。落ち着いた内装で万人受けするタイプのカフェですね。
韓国発祥のこちらのカフェですが、店内では時々日本語の歌詞の曲が流されることもあり、なかなか居心地の良いカフェとなっています。
コーヒーの味も美味しく、料金もそこまで高い感はありません。
4位:ZOO COFFEE(ズーカフェ)
韓国発のZOOCOFFEEは、店内で動物と遊べるカフェです。
え?と思われた方、ご安心ください。全部ぬいぐるみです。きりんやトラ、ライオンなどのぬいぐるみが椅子を占領しています。
一見すると、「子ども用のカフェかな?」と思ってしまいますが、中身は大人向けのカフェです。アフリカのサバンナをイメージしたような店作りは、好みが分かれるところかもしれませんが、個人的にコンセプトは非常に好きなカフェです。
サンドウィッチやハンバーガー、チョコレートケーキなどの軽食から、パスタやカレーなどのランチまでそろっています。料理もコーヒーも平均以上の味です。その分、価格もやや平均以上となっているのが玉に瑕です。
5位:猫屎咖啡
だれもがギョッとする「猫の尿」カフェ。
ネーミングは最悪ですが、コーヒーは非常に美味しく、値段もそこまで高くありません。
特に珠江新城駅の真上にあるこのカフェでは、テラス席(喫煙)から見える公園のロケーションも最高で、非喫煙者にも人気です。非常に開放的かつ、落ち着いた店内でゆっくりとしたひとときを過ごすことが出来ます。
ネックはやはりネーミング。奇をてらったのか知りませんが、第一印象は最悪です。
また、カフェでくつろいでいる時も、「オレは今、猫の尿カフェにいるんだ」と思うとなんだかやりきれない気持ちになります。
それ以外は最高なんですが。。
と思っておりましたが、漢字を取り違えていました。「猫の尿」ではなく「猫の屎」でした。
「猫の屎」とは、コピ・ルアクと呼ばれるジャコウネコの糞に含まれる未消化のコーヒー豆の事。その希少性から、大変高価で独特の香りが有るようです。一度飲んでみたいです。
6位:スターバックス
広州っ子にも大人気のおなじみスターバックスカフェ。
広州でもいたるところにスターバックスがあります。
日本と同じようにおしゃれな店内に多くの若者やフリーランスが集まり、「スタバでMac」があちこちで見られます。
スタバのフラペチーノは美味しいよねっ!
ただ個人的には、コーヒーは他のカフェに比べると決して美味しいとは思いません。値段もそこそこする上に、やたらと人気すぎて人が多すぎるのもマイナスポイントです。
せっかくカフェの多い都市;広州にいるのですから、他のカフェでゆっくりとしたほうがコストパフォーマンスもいいでしょう。
ちなみに中国語では「星巴克」といいます。
7位:PACIFIC COFFEE(パシフィックコーヒー)
落ち着いた色使いとおしゃれな内装は個人的に非常に気に入っています。
中国語では「太平洋咖啡」と呼ばれるパシフィックコーヒーも中国で人気のあるコーヒーチェーン店のひとつです。
ただし、値段が高い割にコーヒーの味はもうひとつ。店内も横の人との距離がやや近く、ゆっくりとできる雰囲気ではない店舗が多い感があります。
店員も他のカフェと比べると、教育が行き届いてない感があり、やや残念なところです。
8位:ブレンズコーヒー(BLENZ COFFEE)
広州白雲国際空港の出発ゲート近くにある唯一のカフェです。
スタバを意識した色使いで、空港内で一人勝ちしているカフェです。
広州の空港で乗り継ぎをしたことのある人にはおなじみかもしれません。
料理の味もそこそこ美味しく、コンセントも使い放題なので、そこは嬉しいのですが、問題は料金。
空港価格なので仕方ないとはいえ、空港の外の料金の2倍〜3倍の値段です。乗り継ぎに使う分には気にならないかもしれませんが、広州で生活している人が、このカフェを使うとまじで目ん玉飛び出ます。
ここで働いている中国人は空港の外の値段を知っていて心が傷まないのかと心配してあげるほどです。よほどのことがない限り、食事は空港の外で済ませてから出発するほうが良いと思います。
個人的には、始めてネパールに遊びに行った時に、家族で使ったカフェなのでそれなりに思い入れは有るのですが、広州の物価を知ってみると、「なんてブルジョワジーなカフェなんだ!」となりますので最下位とさせていただきました。
テイクアウト系カフェ部門
広州に来たら、絶対に外せないのがタピオカミルクティーなどのテイクアウト系カフェです。
夏の暑い広州で、道を歩いていると無性に甘いタピオカが飲みたくなったりするんですよね。そんな需要に応えるかのように、広州の街にはいたるところにテイクアウト系のカフェがあります。その中から私がおすすめする順番でご紹介したいと思います。
1位:1点点
まず1番のオススメはこちらの「1点点」です。看板は繁体字で書かれているように台湾発祥のカフェです。
こちらは料金が安く、味が美味しいという最もコストパフォーマンスに優れたカフェです。普段使いにはここがピッタリ。
2位:85℃
続いて2位はこちらの85℃カフェ。
飲食スペースが併設されている店舗もありますが、テイクアウトも可能です。
1点点よりもやや価格帯は高い感がありますが、その分さらに美味しいコーヒーやティーをたしなむことが出来ます。
個人的にオススメはプリンの入ったプリンミルクティーや、あずき入ミルクティーの「3Q紅茶」など。広州の暑さに負けない元気の出る飲み物です。
味も日本人好みで言うことなし!
3位:贡茶(GONGCHA)
贡茶は中国でも有名なチェーン店ですが、広州では最も勢力の強いテイクアウト系カフェです。
味はもう最高!何を飲んでも外しがないので、チェレンジのしがいがあります。またミルクティの上にふわっと載せられた生クリームも魅力的でこれだけでもこのカフェに行きたいと思わせるほどです。
ただし、残念ながら値段もそれなりです。
1点点と比べると2倍近い差がつくメニューもあります。デートなど、ちょっと特別な時やお客さんが遊びに来た時には、ここに連れて行ってあげるといいかもしれません。
ちなみにオススメは、「白桃爱玉奶盖茶」。さわやかな桃ジュースにちょうど合うゼリーが入っていて生クリームで蓋をした美味しいジュースです。
ちなみにですが、「GONGCHA」には2種類あります。店のマークの台湾をかたどったロゴの中に3つの漢字が入っているのが本物。2つしか入っていないのが偽物だと言われています。
といっても、偽物?と呼ばれる方も堂々と店を出していますし、味もそこまで変わりません。本家VS元祖のような争いでしょうか?
4位:都可茶饮(COCO)
台湾の時からお世話になっている、COCOが第4位に。
何年も前に初めて飲んだCOCOのタピオカミルクティは非常に美味しくて感動したのですが、他のタピオカミルクティと飲み比べしていると、次第に順位が下がっていく。。
悪くはないのですが、飛び抜けて良い所もない、可もなく不可もなくのカフェです。
5位:大卡司(DAKASI)
星のマークでおなじみの大卡司が最下位に。ごめんね。
味…そんなに美味しくない。値段…高い。サービス…そこそこ。の三拍子そろってないカフェです。
周りに他のカフェがなくて、死ぬほどのどが渇いてとにかく何か飲みたいという時以外はおすすめいたしません。
辛口で申し訳ありませんが、他のカフェに行けば、同じお金でもっと美味しい飲み物が飲めます。
まとめ
広州で過ごしてちょうど1年ですが、いろいろなカフェに足を運びました。
ここに紹介しきれないカフェも多く有るのですが、有名ドコロを取り上げてみました。
意外におしゃれな街、広州のカフェ文化を楽しんでみてはいかがでしょうか?