海外旅行に何を持っていくかはとても悩みますよね。
今回は、海外旅行に持参したいおすすめの日本食について書いてみたいと思います。
- そもそも、海外旅行に日本食は必要?
- おすすめの美味しいレトルト日本食は?
- 飛行機持ち込みの際の注意点は?
海外旅行に日本食って必要?
海外旅行の楽しみの一つは「食」ですよね。美味しいものを堪能したいとグルメ旅行に出かける人も多いのではないでしょうか。せっかくなので、現地の美味しい料理をいただきたいものです。
なので「日本食なんて持って行かないでいいでしょ!」と思われる方が多いかもしれません。
しかし、最近とても興味深い調査結果を見つけました。
大和ネクスト銀行の海外渡航に関する調査2017
海外に行く前に(もっとしっかり)準備しておけばよかったものは?
1位 スペースに余裕のあるスーツケース(26.5%)
2位 暑さ・寒さ対策(13.1%)
3位 外貨(12.0%)
4位 常備薬(12.0%)
5位 日本食(10.9%)
6位 ネット接続(9.9%)
7位 カメラのメモリーカード(9.9%)
8位 ティッシュ(9.0%)
9位 ガイドブック・地図(7.8%)
10 位 パソコン・タブレット(7.4%)
なんと日本食が、ガイドブックやティッシュなどの旅行に必須のアイテムを抑えて5位にランクインするという驚きの結果に。
日本食を求める傾向は若い人よりも、年齢を重ねるごとに強くなり、60代・70代になると、スーツケースの次、2位に日本食がランクインしています。
健康で調子の良いときであれば全く問題ないのですが、体調を崩してしまったとき、現地の料理をどうしても受け付けない、「日本のレトルト食品を持って来とけば良かった・・。」と思う人が多いのです。
僕も、海外滞在中に具合が悪くなると必ず日本食を食べて元気を出すようにしています。というか、そういったときは本当に日本食以外食べられないんですよね。
また、脂っこい料理や、スパイスの効いた料理などが続くと、だんだんと飽きてきて日本食が恋しくなることもあります。
ということで、今回は、海外旅行者や長期滞在者向けに、僕が実際に持って行って良かったおすすめの日本食を選んでみました。
選ぶポイント
- 軽くてかさ張らない
- 手軽
- 美味しい
海外旅行に持って行きやすいように、この3つのポイントを踏まえて選んでいます。
海外旅行に持って行きたいおすすめの日本食6つ
① インスタントの味噌汁
一番お手軽で、胃が癒される日本食。やっぱり味噌汁って日本を代表する国民食ですよね。
お湯を注げばすぐに出来上がる味噌汁はおすすめです。ただしここで注意点!
注意ポイント
生味噌タイプの味噌汁は機内持ち込みできません。
生味噌タイプの味噌汁を持っていく場合は、必ず預け荷物に入れるようにしましょう。
おすすめはこちら。
こちらのインスタントの味噌汁はフリーズドライタイプなので、没収される心配もなく機内持ち込みも出来ます。
僕が初めてネパールへ行く時に、母が準備してくれたのですが食べて感動。思わず泣きそうになりました。
このアマノフーズの味噌汁を食べてからというもの、「海外に持っていく味噌汁は絶対にこれ!」と決めています。
今までインスタントのお味噌汁って好きではなかったのですが、このお味噌汁はインスタントとは思えない美味しさなんです。具材がごろごろ入っており、歯ごたえもシャキシャキ。フリーズドライで食材を新鮮なまま乾燥させているので、お湯をかけるだけで出来立てに近い味を楽しむことが出来ます。
具材もいろんな種類があり、気分に合わせていろんな味を楽しめるのでおすすめです!
② 長崎小鯛
続いてご紹介するのは、僕の地元長崎のおいしい「小鯛」です。
こちらは以前、「長崎小鯛|防災食の常識を超えた魚のパック!海外行く時持ってって〜。」でもご紹介したことがあるんですが、長崎の会社が防災食として作り出した保存食です。
新鮮な小鯛がまるまる一尾パックされており、15ヶ月常温保存可能。しかもレンジなどで温める必要なく開封してそのまま食べることができます。レンジもお湯も必要ないのでホテルの部屋で食べるのにも最適ですね。
こちらを持っていくときは、汁っ気があるので預け荷物の方に入れるようにしましょう。気圧の変化で袋が破れることもあるので、ジップロックなどに入れてスーツケースの中に入れると良いですね。
③ レトルトごはん
お味噌汁にお魚ときたら、やっぱりお米も欲しくなりますね。スーパーなどにもレンジでチンするレトルトごはんがたくさん売ってありますが、今回おすすめするのはこちら。
尾西食品のアルファ米です。
こちらは、レンジがなくても、お湯か水を注いでちょっと待つだけで美味しいご飯をいただくことができます。
お湯(15分)
水(60分)
さすがに水は、時間がかかりすぎるので、お湯をおすすめします。
このアルファ米のおすすめポイントは?
・かさ張らない。
サトウのごはんなどのレトルトごはんは、1つ200gですが、こちらは乾燥しているので1つ100gと半分程度の重量でかさばりません。
・常温で5年間持つ。
常温で5年間保存可能なので必要が生じたときのために、とりあえずスーツケースに入れておくのにおすすめです。今回の旅で食べなかったとしても、次回の旅にも持っていけます。
・とても美味しい。
ネパール滞在中に「五目ごはん」を食べたことがありますが、かなり美味しくて感動しました。とてもレトルトとは思えない美味しさでした。やっぱり弱ってる時日本のお米を食べると元気が出ますね。
もちろん外国にもお米は売ってありますが、日本ほど美味しいお米はありません。
④ たまごスープ
海外でお腹を壊した時にとても助かったのが、たまごスープです。カップラーメンやどん兵衛も持って行っていたのですが、お腹の調子が悪いときに食べたいと思ったのは、たまごスープでした。
香辛料の入っていない優しいお味のたまごスープは、弱った胃に優しく入っていきます。
おすすめはお味噌汁でも紹介したアマノフーズさんのたまごスープです。
⑤ 雑炊
お腹の調子が悪くて食欲がないけど、何か食べないと力が出ない・・という時は、お雑炊がおすすめです。
量は少なめですが、しっかり栄養補給ができるので力も出ます。
海外のお米はどうしてもパサパサしてて硬くて、お雑炊には向かないので、日本の美味しいお米のお雑炊は持っておくと助かりますよ。
こちらの「お雑炊」はフリーズドライなので、飛行機の液体制限にもひっかからず普通に持っていけます。
⑥ ポカリスエットの粉末
これは日本食には含まれないかもしれませんが、体調を悪くした時のために、スーツケースに入れておくと良いアイテムです。お腹を壊した時にかなり重宝します。
食べ物は食べれなくてもなんとかなりますが、水分が取れなくなるととても危険です。かさばらないものなので、海外旅行時の持ち物に必ず入れておきましょう。
[国際線]飛行機にレトルト日本食を持っていく場合の注意点
国際線の飛行機では、厳しい「液体の持ち込み制限」があります。
レトルト製品の中には、液体として扱わないといけないものがあります。
液体 | 液体じゃない |
生味噌タイプの味噌汁 梅干し レトルトカレー おかゆ(乾燥でない) ババロア プリン | フリーズドライ 粉末タイプのお吸い物 カップ麺 乾燥米(アルファー米) |
預け荷物(スーツケース)へ! | 機内持ち込み・預け荷物どちらでもOK! |
このページで紹介したものの中では、「長崎小鯛」が液体にあたります。
液体物は、ジップロックなどの漏れない袋に入れて預け荷物(スーツケース)に入れましょう。気圧の変化で袋が破れてしまう心配があるので2重にしておくと安心です。
フリーズドライなどの乾燥しているものは、機内への持ち込みも制限はありません。
飛行機の中で熱いお湯をもらうこともできるので、胃腸の調子が悪ければ機内食ではなく持ち込んだフリーズドライのおかゆなどを食すことも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、海外旅行時に持っていきたいおすすめレトルト日本食を6つほどご紹介しました。どれもかさ張らないものばかりですので、体調を崩したときのためにスーツケースに入れておくと安心です。
もし食べなかった場合でも、現地の人たちへのお土産として配ることもできますしね。
ただ海外のホテルには、日本のように、お湯を沸かすポットが備え付けられていないところも多くあります。
備え付けられていても、汚れやカビがひどかったりすることも・・。
そのような場合、多くの旅行者が愛用しているこちらの「トラベルケトル」です。
こちらは、折りたたんでコンパクトになる「携帯型湯沸かしポット」です。
しかも変圧機能が付いているので、変圧器が要らず、海外でも日本国内でも同じようにコンセントに挿すだけで使うことができます。
「ロビーの給湯器までお湯を汲みにいくのが面倒だな・・」
「ルームサービスでお湯を頼むのも気がひけるな・・」
という人にもおすすめです。
使い始めは匂いが気になりますが、何回かお湯を沸かしてから使うと気にならなくなりますよ。
日本食とセットで持って行くと便利なグッズです。
以上 「海外旅行に持って行きたいおすすめ日本食6つ」でした。