2016年は地方移住が盛り上がりそうですが、私がおすすめするのは海外移住です。私の言う海外移住とは10年20年という話ではなく、何年かの移住です。
とはいえ海外移住した後の人生を考えて、悩んでいる方の気持ちもよくわかります。仕事をやめて海外に移住しても、日本に帰ってきた時1から仕事を探すなんて大変だろう、とか、独身ならともかく家族がいるとそう簡単にはいかないよ。って方も多いのでは?
もちろん無計画に海外移住しても、時間とお金の無駄となることがありますので綿密な計画は必要ですが、思ってるほど、難しくないよ!
意外と海外移住後の将来は明るいよ!誰でも出来るよ!
ってことをツラツラと書いてみたいと思います。
誰でも海外移住が出来る時代だ
海外移住と聞くと、とてもハードルが高いと感じるかもしれません。
事実、総務省のまとめた平成26年版「海外在住邦人者数調査統計」を見てみると、こんな感じでがんがん増加中です。
LCCの普及とか、日本を脱出する人が多いとか色んな要素はあるにせよ、海外で生活する人は増加中なのです。
実際に海外に住んでいる私からすると、これは大いに納得できます。
意外と簡単に外国で住めるんですよ。住もうと思えば大体の国に住めます。もはやお金持ちの特権ではなくなってきたんですね。
実際、僕の友人はバイトでためたお金で暮らしている人もいます。旅の延長という人もいれば、日本に出稼ぎに行く人も。
そこまでしても海外に住む価値があるんです。その一つの利点は「語学」です。
海外移住の利点:語学を学べる
日本国内の移住と大きく違うのは、「言語」です。海外移住することで新たな言語を身につけることが出来ます。日本で英会話とかするより現地に行っちゃった方がグングン伸びます。
でも、現地の言葉がわからないと、生活していくのは大変だろうと思われますか?
はい。ぶっちゃけ大変です。
私は中国に来た時、マクドナルドでコーヒーを頼めずそれはそれは哀れでした。
でも、こういうのは笑い話になります。
外国で1年も生活すると、普通日常会話くらいは喋れるようになります。言語センスがない人も3年もすればそれなりにビジネスでも使えるくらい上達しています。
そんなもんなんです。
あ、中には残念だなあって人もいますけど、そういう人は勉強法が間違っているか、そもそも勉強してないかの人です。普通に現地の人とコミュニケーション取ろうとする気持ちさえあれば簡単に言語は伸びます。
一番いいのは語学を学ぶために現地で語学留学することですね。これが結果的に一番安く言語を習得する方法だと思います。
そうやって培った語学力は立派な武器になります。いろんな他の資格を取るのもいいですが、日本の資格は日本国内で主に力を発揮します。ところが語学ができればフィールドは世界です。ビジネス規模が全く違います。
語学ができると道はいくらでも広がる
語学がそれなりに喋れるようになると、将来の道が一気にひらけます。例えば、どんな仕事をすることが出来るか例を挙げてみたいと思います。
通訳・翻訳
いや、もうまず無理だから。なんて思わないでください。
意外と誰でも出来るんですよ、この仕事。もちろんプロレベルで超大事な商談についていく国際派翻訳者は専門の教育と知識が必要ですが、ちょっとした通訳・翻訳レベルなら意外と出来ます。
例えば、現地の本を日本語に訳す仕事。海外に1年以上住んでいる人ならチャレンジして欲しいんですが、意外と出来てますよね。現地のニュースを日本語に訳す。もちろん辞書を引かなければわからない単語もあるかもしれませんが、それなりに訳せます。
そして結構需要が高いです。この前、妻は日本の医療機関が出した本を中国語に訳してくれと言われて訳してました。専門用語はともかく意外と出来るんです。
そして十分生きていけます。
日本語教師
海外で暮らす日本人で多いのがこの仕事。
日常会話レベルの語学力が付けば、日本語教師になれます。
もちろん日本語教師検定をとっておくと就職には有利ですが、なくても大丈夫。日本語を学びたい人は予想以上に多いので、いろんなところに需要は転がってるんです。
そしてそれだけで生計を立てていくことも可能です。
海外である程度そういう経験をしておけば、日本に帰っても語学力を生かして日本語教師としての道を歩んでいけます。
日本の文化に絡んだ仕事
私は、これからこの仕事に就く人が増えるだろうと予測してるんですが、日本の文化、特に漫画、アニメ、コスプレ、アイドルなどなどに特化した仕事はこれから引く手あまただと思います。
これは総務省の平成25年版の情報通信白書「放送産業のグローバル展開と次世代放送の取組」に載せられているんですが、こんなことが書かれています。
これら放送産業の重要性および海外市場の成長性を踏まえ、我が国でも、クールジャパン戦略とよばれる日本文化の海外に向けた対外宣伝および輸出政策が政府主導にて行われており、海外でも支持が高い日本のアニメ・漫画・ゲームに加え、J-POPやアイドルなどのポップカルチャー、日本の食やファッションなど日本文化に関する幅広い分野の海外輸出促進が検討されている。
ちょっと漫画が書ける、コスプレの衣装が作れる、アニメ関係、フィギアが作れるなどなどそういう方面の技術がある方は、現地でその教室でも開けばかなり稼げると思います。日本のコスプレの市場規模なんかすごいですよね。その人気、外国で高まってますよ。
日本のマンガの人気はマジで凄いです。広州に住んでいて肌で感じていますが、中国人の中高生は今「ラブライブ」と「ワンパンマン」にはまっています。
グッズ販売などではなく、技術を教える系のビジネスはいけそうな気がしませんか?
訪日観光客の対応
日本に帰ってからもそうですが、現地で日本の観光地の発信などに絡んだ仕事が出来ます。
オリンピックに向けて日本を訪れる外国人は増加していくはずです。総務省は2020年に訪日観光客を2000万人にすると目標を掲げましたが、2013年の訪日観光客は約1000万人ですから約2倍になるという試算です。
当然、訪日観光客を受け入れる体制が強化されるでしょう。そうすれば海外で語学を学んでそれなりに喋れるようになった人材は売り手市場です。通訳案内士としての資格に人気が集まっていますが、今後は語学留学目的で短期間の海外移住を考える人も多くなってくると思います。
オリンピックに向けて、英会話留学のメッカのセブ島留学なんかは大人気になるでしょうね。>>1週間39,999円~OK!セブ島ガチ留学
現地で日本人を対象にした仕事
観光案内や人材派遣といった分野で日本人を対象にしたビジネスを展開することも可能です。
「たびのたつじん」のように海外在住者としての利点を活かした仕事も数多くあります。海外移住している人はまだまだ貴重なので、スポンサーがつきやすいんですよね。
海外に住んでいるという強みを活かした仕事をすることが出来ます。
あ、上で挙げた仕事をするときにはビザに注意する必要があります。ご存じだとは思いますが、念のため。不法滞在とならないようにご注意を。
ブロガーは海外移住するべきだ
私が特におすすめしたいのはブロガーのみなさん。
ある程度稼げている人で、なにか起爆剤的なものが欲しい人は迷わず海外移住だと思います。海外はブログネタには事欠きません。新たな発見が毎日あります。極端な話、マクドナルドのビラ一枚でも記事1つ出来ます。
「ブログ収入で海外移住」というネタにもなりますし。日本を外から見つめなおすことで新たな発見にもつながります。仕事環境も良くブログもぐんと面白くなります。
物価の安い国では、生活費も安く、日本と比べて支出をはるかに抑えることが出来ます。東南アジアの物価なら、本気でブログとアフィリエイトをやれば十分暮らしていけます。
この方法はこれから海外移住を考えている人にもオススメ。
まだブログを持ってない方は速攻作りましょう。ある程度の収入が得られることを経験しておけば、海外行きのハードルはぐんと下がります。
先立つモノが用意できれば、あとは決めるだけ。ほら簡単でしょ。
何も骨を埋めに行くわけではありません。ここは無理だなと思えば、引っ越せばいいだけです。そんな軽い気持ちで海外移住できる時代です。
フリーターも海外移住できるよ
特に資格あるわけでもないし、貯金もそんなないし。これからどうすっかなあ。っていうあなた。海外生活はいかがですか?
海外移住することで、語学が身につきます。日本に帰った時にはより収入の高い仕事に就くことが可能です。ステップアップの方法として海外移住をしてみるんです。
例えば、こんな感じ。
- リゾートバイト専門のはたらくどっとこむで仕事を見つける。
- 貯金が出来る
- 1週間39,999円~OK!セブ島ガチ留学で英語を学ぶ
- できれば半年以上学ぶといいかも
- 身につけた英語力で仕事を探すもしくはセブでインストラクターとかしてさらに言語を伸ばす
- 3年後ベラベラになったあなたはさらに収入の高い仕事へ
そんな上手いこと。。行くんです。
語学力は嘘をつかないから。もちろん楽に身につくものではありませんが、一度身につくと立派な財産になります。
というわけで、海外移住いかがでしょうか?