海外移住する前の準備ってけっこう大変ですよね。あれもこれもしなくちゃいけないし、事務手続きもあるし、日本に帰って来る日までのことを考えないといけない。そんな時のために、私が海外移住した時の実際のTODOリストから、海外移住する前に準備しておくべきことを大公開いたします。
これから海外移住したい方は、参考になさってください。
海外移住する前に
海外移住する前に、しなければならないことのTODOリストを作りましょう。
準備は意外と忙しく、何日前までにしておくべきことなどもあります。忘れてしまうとその後の計画に支障をきたす恐れもありますので、自分がしなければならないことをリスト化して1つずつ消していくようにすると忘れることがありません。
以下のリストは、海外移住と同時に引っ越しし日本の拠点を移す人(なくす人)向けのものですので、日本の家をそのままに出来る方や、住民票が実家にある方などは、適宜リストから削除して準備してください。
まずは情報収集を!
移住先の情報収集
まず海外移住の第一歩ですが、様々な情報を集めておくと自分が何を準備しなければならないかが見えてきます。 会社から赴任する場合は、ある程度の情報を教えてくれますが、フリーランスとして移住する場合は自分で情報収集する必要があります。
現地のブログを調べたり、友人に直接聞くと大体の情報を知ることが出来ます。「海外赴任navi」や、「海外いろは」などで情報を集めておくのも良いでしょう。
移住先の情報をネットで探すこともできますし、「地球の歩き方」などで仕入れておくこともできます。「地球の歩き方」などのガイドブックは1冊あると、現地に行ってからも重宝します。
手続き関係を把握しておく
ここでは、海外移住前に手続きしておくべきものをご紹介したいと思います。
パスポート
まずは、なくてはならないパスポートですね。 まだパスポートを持っていない方は今すぐ取りましょう。通常1週間くらいかかりますが、パスポートがなければ、ビザも航空券も予約できません。何はともあれパスポートが命です。
気をつけたいのは、残りの有効期間です。 国によって、パスポート必要残存有効期間が異なります。期限ギリギリで入国して不法滞在とならないための措置です。
それぞれの国で、どのくらいの有効期間が必要なのかは、「ビザ必要国・不要国とパスポート必要残存有効期間」で説明されていますので確認しておきましょう。 米国に渡航するときには「ESTA」の提出が義務付けられています。
Check! ・外務省「パスポートの申請から受領まで」
ビザ
日本のパスポートは世界的にも信頼性が高く、ノービザでも30〜90日の滞在が認められています。国ごとに異なりますので「ビザ必要国・不要国とパスポート必要残存有効期間」をお確かめください。
これよりも長く滞在してい場合や、海外に移住するとなるとビザが必要です。ビザの形態は各国によって異なります。
また法律改正などで、ビザの有効年数、出国回数などが変わる場合がありますので、お気をつけ下さい。
Check! ・外務省「ビザ・日本滞在」 ・米国ビザ申請
予防接種
アジアや南米・アフリカなどの国に移住する場合は予防接種を受けておいたほうがいいでしょう。 ワクチン投与から何日間は他のワクチンと投与できないなど、時間的な制約がありますので、こちらも早めに確認しておきましょう。
参考記事 【海外旅行準備】予防接種と注射の種類・スケジュール・値段を一挙公開!
転出届・転入届・郵便転送届
今住んでいる家を引き払い、引っ越しする場合は転出届が必要です。
まず市区町村役場の窓口で転出届を書いて提出し、転出証明書をもらいます。本人または世帯主が行いますが、代理人も可です。 転出届の提出の目安は早くても2週間前くらい。
もらった転出証明書をもって、新しい引越し先の市町村役場に行きましょう。新たな住所に住み始めた日から14日以内に、転出証明書と転入届を引越先の窓口へ出してください。これにより住民票の移動が完了します。
■同一市区町村内での移動の場合は、引越して住み始めた日から14日以内に転居届を出さなければなりません。 同時に、郵便局に行って郵便転送届を出しておきましょう。 転送届を出しておくと、1年間、旧住所あての郵便物等を新住所に無料で転送してくれます。
ただし海外への転送は行っていません。 ここが悩みどころです。日本の住所に送られた郵便物のうち中には海外まで送ってほしいものもあるでしょう。
日本の家族や親戚に郵便物の管理をお願いするのが最も現実的ですが、そうでないなら一般の郵便転送サービスを使うと良いでしょう。
Check! 転居・転送サービス - 日本郵便
家をそのまま残しておく場合
自宅等を残したまま海外で住みたい時には、家の管理をどうするかが悩みどころです。親族や友人に代わって管理してもらうのも一つの手です。
もしくは、ALSOK:綜合警備保障などの管理会社に管理してもらうこともできます。
引っ越し手続き
引っ越しするとなると、行政手続だけでなく、引っ越し会社の見積もりをとったり、不要品の処分などを行う必要があります。 最近ではトランクルームを借りて一旦置いておき、日本帰国後に解約するというケースも増えています。
・大手引越業者のプランを徹底比較 海外引っ越しに強い業者を一括検索できるサイト
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海外転出届
海外転出届は住民登録窓口にパスポート持参し移動届に記入するだけですが、届を出すと住民 登録がなくなり住民票が取得できなくなります。 帰国して住民登録を復活させるには、新住所地の住民登録窓口にてパスポートと戸籍抄本、免 許証など持参の上転入届に記入するだけ。 また転出届は出国予定の2週間前から届け出が受付され、転出先の住所が確定していない場 合は国名と都市名の記入のみとなっています。
海外転出届を出すメリットは住民税や国民年金、国民健康保険を支払う義務が免除になることです。
具体的に言うと、国民年金は任意で加入できますが、国民健康保険は強制的に抹消となります。
その結果、国民健康保険を使って海外での傷病の払い戻しを受けることはできなくなります。ただし、国民健康保険で補償されるのは、国外の滞在が 1年以内の状態で、海外で医療機関に治療費を支払い、帰国後自分で手続きした場合。日本での治療費に換算した7割が補償されます。気をつけておいて欲しいのが「日本での治療費に換算した7割」というところ。「支払った治療費の7割」ではありません。日本は医療費が特別安い国。北米やヨーロッパなど医療費が高い地域などでは何の足しにもならないくらいの少額です。例えば、盲腸の手術を行った場合の治療費は、日本では30万円から40万円で、アメリカでは350万円から400万円と言われています。
ここをどう捉えるかですね。
海外保険に入っていれば国民健康保険を使う必要はなくなりますが、日本一時帰国時に医療を受けると全額負担となります。
私たちは一時帰国した時に病院を使いたいことから、海外転出届を出していません。
Check! 在留届・海外転出届手続き
運転免許証更新
気をつけておきたいのが、運転免許証の更新期間です。 通常、はがきで通知されますが、海外にいるため受け取ることができません。
万が一忘れていたとしても失効後3年以内は「やむを得ず失効」という理由で再交付されますが、忘れずに期間内に更新しておきましょう。
通常、「運転免許証に記載されている有効期限の2ヶ月前から」更新を行うことができますが、その期間海外にいるなどやむを得ない理由がある場合は、前倒しで更新することも可能です。
なおこの場合、パスポートの提出が求められますのでお気をつけ下さい。
Check! ・警視庁|海外在住で運転免許証をお持ちの方に ・海外赴任者向けの車手続きサイト
国際運転免許証
移住先で車を運転する予定の方は、忘れずに国際運転免許証を取得しておきましょう。
各都道府県警察署の運転免許課や運転免許センター、運転免許試験場などで申請できます。警察署で発行を受ける場合には、発行に2週間程度かかる場合がありますので、注意してください。
Check! 警視庁|国外運転免許証取得手続 海外旅行と国際免許ガイド
自家用車の処分
自家用車を知人や家族に使ってもらう場合以外に売却するときには手順を踏む必要があります。
自動車を売却する場合、1.実印、2.印鑑証明書1通、3.自動車税の納税証明書(当年度分)、4.車検証、5.自賠責保険証書、6.実印を捺印した委任状(指定用紙)、7.実印を捺印した譲渡証明書(指定用紙)が必要となります。
車を手放す場合にはできるだけ高く売却し、海外生活の資金としたいところ。幾つかの中古車ショップや車買取サイトで見積もりをとってみるといいでしょう。
子供の転校手続き
私たちは子供がいないので、詳しくは分かりませんが、お子さんと一緒に海外移住する場合は海外転校の手続きが必要です。 詳しくは最寄りの教育委員会や学校と相談しておきましょう。
海外に行く前に準備するもの
メールアドレス・SkypeID・電話番号
日本の家族や友人と連絡を取る方法を決めておきましょう。LINEやフリーメールは引き続き使うことができます。(中国ではLINE・Twitter・Facebookは使えません)
また、顔を見て話したいときはSkypeやアップルのFaceTimeが無料で話せて便利です。 我が家では緊急用の連絡先として、IP電話アプリを使っています。
日本の携帯番号は外国では使えませんので、新たに電話番号を取る必要があります。IP電話アプリでは「050+」が有名ですが、月額料金がかかります。 時々しか使わないという方は「SMARTalk」が初期費用・月額費用が不要でおすすめです。登録すると050〜始める電話番号が付与されます。Wi-Fi下で使うことができますが、携帯からでも固定電話からの着信をうけることができ、国際電話も可能です。
またIP電話であるため国際電話をしても通話料が安いのが魅力です。緊急時や特別な時の保険に作っておくといいでしょう。
参考記事 家族・仕事の連絡に何使ってる?海外と日本の連絡用に使えるSNSアプリまとめ
クレジットカード
海外に移住するときに必ず作っておきたいのが、クレジットカードです。海外での普段払いはクレジットカードがお得ですし、いざ現金が無くなった時も、たった1枚のカードで生きていくこともできます。付帯保険で病気になったり盗難にあった際にお金が返ってくることもあります。
クレジットカードがなければ利用できないホテルやレンタカーは数知れず。 特に海外保険が付帯しているカードを持っておくと、いざというときに助けられます。
私達は海外で体調を崩して病院に受診したのですが、風邪の手当で6万円を請求されました。クレジットカードに付帯する海外保険で全部戻ってきましたが、クレジットカードを持っておいて良かったと心から思いました。
参考記事 広州の病院で日本語が話せるイーストウェストメディカルセンターへ行ってみた
これから海外移住される方におすすめは2種類のクレジットカードを持っていくことです。
1枚が紛失したり盗られたりしてももう1枚が生きていればなんとかなるし、国や店によっては使えるカードの種類が限られているからです。 クレジットカードを作る時に気をつけたいのが、この2点。
- 海外保険が付いているか
- 海外で強いカードか
この2点を考慮すると、まずおすすめなのは、 安心安全の三井住友VISAクラシックカードです。海外で最も強いシェアを誇り、どこででも使えるという万能カード。
2年目以降の年会費は1,250円+税とありますが、「マイ・ペイすリボ」登録とクレジットカードのお買物利用で翌年度以降も年会費無料になるので、実質年会費無料です。また海外旅行傷害保険が最大2,000万円(利用付帯)なので、安心です。
さらに三井住友VISAカードには「女性専用クレジットカード」というサービスも有ります。こちらも要チェック。
もう1枚は、楽天カードです。こちらは年会費永年無料で、海外旅行傷害保険が最大2,000万円というカード。VISA、JCB、MasterCard®、 AMEXが選べるので、今持っているカード以外のものに登録するといいでしょう。
また楽天サービスは多岐にわたるので獲得ポイントも無駄にならず大変嬉しいカードです。
詳しくはこちらの記事で
参考記事 海外旅行におすすめのクレジットカードはどれだ?40サイトを徹底比較して分かったこと
参考記事 海外に行くなら持ってないと損!完全に無料で海外旅行保険が使えるクレジットカード厳選3つをご紹介!
スーツケース
海外移住に必要なのがスーツケースです。 日本との行き帰りや現地での移動にも使えるスーツケースが必要です。海外移住向けのスーツケースを選ぶポイントは2つ!
- 軽い
- 丈夫
まず「軽さ」ですが、飛行機の預け入れ荷物は上限の重さが決まっています。大体21〜23キロくらいです。もし預け手荷物がオーバーしてしまうと御存知の通り超過料金を払わなければなりません。
そして、海外移住の際にはあれもこれも持って行きたい!特に日本食や調味料など生活に欠かせないものをスーツケースに詰め込んでいくと、23キロなんてあっという間です。
1キロでも多く持って行きたい時に、スーツケース自体が重いとそれだけ持っていける物が少なくなってしまいます。しかも何度も行き帰りすると毎回その分だけ損をしてしまうのです。
ですから「軽さ」こそ正義!ただし安物で軽いのは、単に薄っペラいだけなので注意!
「丈夫」であることもポイントです。1年に何度も使うスーツケースは頑丈でなければなりません。海外の空港では普通に2,3メートル上から落とすという暴挙をやってのけます。窓から自分のスーツケースがベルトコンベアから落とされているのを見るとなんとも言えない気持ちになります。
多少の衝撃にはびくともしない「丈夫さ」が求められるのです。 以上の点に気をつけながら、楽天市場のスーツケース人気ランキングなどで好みのスーツケースを探してみると良いでしょう。
参考記事 海外|荷物はどうやって持って行く?スーツケース?ボストンバッグ?ダンボール?
海外お役立ちグッズ
海外で役立つグッズが数多くあります。変圧器、変換プラグ、パソコンなどの電化製品や、コンタクトレンズ、化粧品、化粧クリームなど日本でしか買えないようなものは日本であらかじめ購入しておきましょう。
参考記事 海外旅行持ち物チェックリスト|旅行者に人気の便利なグッズ・不要な物もご紹介!【保存版】
日本の食材や調味料も持ち込める国かどうか確認し、準備しましょう。 特に薬は日本の慣れ親しんだ薬を持って行く方が良いです。
特に私が重宝しているのは腹痛と下痢の薬。やっぱり時々お腹を壊す時には、日本の薬のありがたさが身にしみます。
海外だからこそ必要な物も数多くあります。 例えば、衛生面。日本人の衛生に対する基準は世界のどの国よりも高く、ここだけは譲れないところ。
衛生面で気になる方は海外で自分の衛生を守れるようにグッズを用意しておきましょう。 私たちは、野菜を洗う専用のホタテとノロウイルスや大腸菌を殺菌できる電解次亜水生成器を海外に持って行きました。
このふたつはコストパフォーマンスも高く、安心して暮らせるため心からおすすめです。レビュー記事を貼っておきますのでご参考に。
参考記事 中国で野菜を洗う洗剤に「ホタテ」を使ってます|残留農薬を除去!
参考記事 電解次亜水の効果は?アクアシュシュ生成器で作ってみたレビュー
解約しておくもの
準備するもののほかに、解約しておくものもたくさんあります。ご自身の環境によっても異なりますが、代表的なものを挙げておきます。
携帯電話
国内で使用可能な携帯電話(ドコモ、SoftBank、auなど)は、海外では使用できません。月々の支払も馬鹿にできないのでいっそ解約して行く方がほとんどです。
各携帯電話会社によっては、番号預かりサービスとして月300円ほどで番号を預かってくれるサービスを行っています。SoftBankにもこのサービスがありますが、このサービスを使っている間は2年縛りの契約期間が加算されないので注意。もう少しで契約満了だからと思ってこのサービスを使い次回解約しようとしても解約できませんでした。
もし海外移住の日取りが前もって分かるなら、2年縛りの契約期間と照らしあわせてみて最もオトクな方法で解約しておきましょう。
Docomo「長期間利用されないとき(海外赴任・留学など)の電話番号保管・解除」
SoftBank「電話番号・メールアドレスお預かりサービス」
インターネット
家のインターネットプロバイダも解約しましょう。ルーターの返却が求められるところもありますので、自分の契約しているプロパイダの解約方法を確かめておきましょう。
こちらも2年縛りなどの更新月があれば、早めに解約してモバイルWi-Fiを購入して使うのも一つの手です。
NHK
NHKの受診料は放送法により受信設備を設置している場合は支払う義務がありますが、海外へ転居した場合は契約を解約することができます。半年払い、年払いなど料金を前払いしている場合には残りの月数の分が返金されます。
NHKのホームページには解約方法が書かれていないのですが、こちらのページに書かれている電話番号に連絡し「海外移住のため解約したい旨」告げると解約用紙を送ってくれます。
用紙に記入しポストに投函すると希望月から解約することができます。 2ヶ月で3,000円近い出費ですから忘れずに解約しておきましょう。
電気・水道・ガス
お住まいの自治体によって解約方法が異なります。電力会社、水道局、ガス会社に連絡し解約の方法について聞いておきましょう。 この辺りは一般的な引っ越しと変わりませんね。
いずれもストップする1週間前から2~3日前までに連絡しておけば、当日精算にきてくれます。電力会社やガス会社、水道局の連絡先・「お客様番号」などは、領収書に記載されていますのでチェックしておきましょう。
電話代の精算は、取りはずしの工事が終わったあとになるので、出発の2週間くらい前までに連絡しておくといいでしょう。
自動車保険
自動車保険の解約にあたり注意したいのが、「中断証明書」の発行です。 帰国後に再契約する際、以前の自動車保険の中断証明書があれば、「海外特則」に則り中断前と同じ等級の割引が適用されます
。保険会社に連絡し、必ず中断証明書を発行してもらうようにしましょう。中断証明書の申請は、保険会社所定の中断証明書発行依頼書に必要事項を記入し、保険証券の写しと一緒に提出します。 発行後は無くさないように、保管しておきましょう。
浄化槽点検
意外と忘れがちなのが「浄化槽」の点検。都市部はともかく農村部や郊外では当たり前のように使っている浄化槽ですが、たまに点検に来るので解約を忘れがちな人も。
任意の浄化槽点検業者に解約方法を聞いておきましょう。また長期で浄化槽を使用しない場合の方法も合わせて聞いておきましょう。全く点検整備をせずにほうっておくといざ使いたくなった時に大規模な改修が必要になる場合があります。
まとめ
海外移住する前に準備しておくべきことでした。海外についてから「あれを忘れていた!」とならないようにしっかり準備しておきましょう。
家族や友人との語らいの時間を楽しむことも忘れずに。
日本の美味しい味をたらふく詰め込んで「もう1年は食べたくない」というレベルまで満腹になっておきましょう。その料理しばらくは食べられませんから。 さあ、準備ができたらいざ世界へ飛び出そう!
海外旅行の必須アイテム
海外旅行の準備といえば、忘れてはならないのが《クレジットカード》です。支払いや買い物、もしもの時の海外旅行保険もクレジットカード一枚あれば解決!
でも、どこのクレジットカードが使えるのでしょうか?海外旅行にぴったりのクレジットカードをランキングでご紹介します。