こういう生活をしていると、世界中の都市の1ヶ月の生活費が気になります。安いところで気持ちのいいところを探して移住しようと考えておられる方に、広州の1ヶ月の生活費を大公開いたします。
広州で1ヶ月にかかる生活費は?
広州で1ヶ月にかかる生活費の主な概要です。
今日のレートが1元19円ほどですので、日本円はそれに沿って算出しています。
家賃:72,500円(3800元)
私たちが住んでいるのは、広州タワーの南側の「客村」というエリア。広州のど真ん中よりちょっと外れていますが、地下鉄ですぐに珠江新城や体育西路まで出られるので非常に便利なところです。
立地条件も駅を出て徒歩2分と最高のところです。
部屋数は大きなリビングに、2ベッドルーム、キッチン、シャワー、トイレなど夫婦で住むのにはちょうど良い広さ。
内装はハワイアンチックなおしゃれな窓に、白いペンキで塗られた壁、木の収納もいたるところにある、おおよそ中国とは思えない、素敵な家です。
広さは70平方メートルと広すぎず狭すぎず、ちょうどいい感じ。
シャワーやトイレも外国チックな素敵な感じで、綺麗です。リビングにはハンモックを引っ掛けて、南国気分を味わえるようにしました。
中国では家賃の値上がりが続いていますので、これから中国に来られる方がもしこういう家に住もうとすると、プラス1万円くらいは高くなるかもしれません。
あ、でも駐在とかで来る人はもっといい家に住んでますよね。広州在住の日本人の多くは8,000元以上のリッチな家に住んでます。ぼくはかなり例外。
光熱水費:4,000円(200元)
光熱費はそんなに高くありません。
ガス、水、電気を全て足しても、4,000円でお釣りがくるかと。
夏はクーラーをガンガンつけますが、電気代はあまり気にしていません。結構安いですね。
停電や断水もあまりなく、日本と変わらない生活ができますよ。
携帯電話代:950円(50元)
二人で!この値段です。
毎日普通に電話をして、ネットをして、メールをしていますが、二人で1000円あれば十分です。
また私の携帯電話は、チャージ式となっているので、高い料金を心配する必要がありません。
チャージもタオバオなどで簡単にチャージできます。50元(1000円)入れておけば、2ヶ月くらいは余裕で持ちます。
日本の10分の1以下ですね!
ネット代:2000円(年間1200元)
中国の最大のデメリットはネットです。
当局の規制により、見られないサイトも多く、ネット速度もべらぼうに遅い。
ブログを更新したり、する分にはいいのですが、youtubeなどは画質悪い。。
ちなみに今速度を測ってみると、下り25.06Mbps、上り2.18Mbpsとなりました。
これは、中国ではかなり良い数字です。
交通費:3800円(200元)
主に、地下鉄を使っています。
広州は地下鉄が張り巡らされていますし、バスの量も豊富なので、交通にはそんなに不便を感じません。
SuicaやICOCAのように広州にも、羊城通というカードがあります。
これを改札口でピッとすれば地下鉄にもバスにも乗り放題、もちろんコンビニで買い物もできます。
ちなみに広州の地下鉄料金の仕組みは面白く、月に15回までは通常料金、16回目からは6割引となっています。
月の初めの15回に満たない時は、1回2.8元くらいしますが、16回目からは1回1,3元くらいになるのでカードを使ったほうがお得です。
食費:30,000円(1500元)
食費が結構高いですね。
日本と変わらないくらいかかっています。
これはイオンで少し高い食材を買っていることと、カフェなど外食が多いのが原因です。
参考に、マックカフェの料金ですが、
- アメリカン 250円(13元)
- カプチーノ 230円(12元)
- カフェラテ 280円(15元)
- ホットミルク 350円(17元)
- ラテフラッペ 420円(22元)
と日本と変わらないくらいの結構なお値段です。
また、私たちがたまに行く台湾牛肉麺のお店。
普通の牛肉麺が550円(28元)と二人で食べれば1000円超えちゃいます。
食費に関しては、物価がそんなに安いというわけでもありません。
夜ご飯なんかは基本的に家で自炊して食べるようにしていますが、やっぱり結構食費に使ってるなーというのが感想ですね。
プラス交際費・旅費・その他など
その他にも不定期に、様々なお金が必要です。
世界を旅するために、旅費なんかもためています。
観光に行くお金や、中国語を学ぶためのお金なども必要です。
というわけで、
夫婦で一月トータル12〜14万円が、広州の1ヶ月の生活費になりそうです。
生活費を一番大きく左右するのは家賃ですね。もう少しいいところに住むとそれだけ高くなります。
中国に住む時の注意点
北京、上海、広州などの都市部の真ん中に住むとこれくらいの相場になると思います。
一方少し郊外に住んだり、田舎の方に行ったりすると生活水準はそのままに、ガクッと生活費が下がります。
主に、家賃が安くなるためですね。
広州でも少し端の方に行くと、ガクッと家賃が安くなっています。
香港に近い、深センや珠海などもいいかもしれませんね。
逆に、食費は削らないほうがよろしいかと。
私たちも口に入れるものは少々高くても安全なものを買っています。
海外移住したい方の参考になればと思います。