2019年10月から燃油サーチャージが大幅に安くなります!
夏のシーズンは、原油価格の高騰でかなり高くなっていたので、今回の値下げは嬉しいですね。
海外旅行の航空券を買おうとしている方は、もう少し待って10月に入ってからの購入がお得です。
例えば、家族4人でハワイ旅行に行く場合、往復2万円以上安くなります。
- 2019年10月からの燃油サーチャージ、一体どれくらい安くなるの?
- ANA・JALはいくら安くなる?
- その他のLCCはどうなるの?
- 航空券を購入するタイミングはいつ?
燃油サーチャージが10月から値下げ!
2ヶ月毎に、燃料費の値段を見て各航空会社が改正する「燃油サーチャージ」、今年の10月より値下げとなります。
最近では出国税も徴収されるようになったので、少しでも安く抑えれるのは嬉しいですね。
燃油サーチャージは、飛行機の基本運賃にプラスして請求されます。
チケットを購入する際に、代金の中に含められており別途支払う必要がないため、実際にいくら払ってるか気にしたことない方も多いです。
が、チケット代のかなり大きなウェイトを占めているので注意が必要です。
では具体的にどのくらい安くなるのでしょうか。
2019年10月からの燃油サーチャージはいくら?
航空会社によって、値下げ幅は若干異なりますが、おおよそ3〜5割減という値下げ。
では、日本発着の国際線で多くのシェアを占める以下の航空会社の「燃油サーチャージ価格」をチェックしていきましょう。
- ANA(全日空)
- JAL(日本航空)
- 各LCC航空会社
ANAの場合
片道の燃料サーチャージの値段
路線 | 現行(9月31日まで) | 新料金(10月1日から) | 値上げ幅 |
韓国行き | 1,000円 | 500円 | 500円↘︎ |
中国行き | 3,500円 | 2,500円 | 1,000円↘︎ |
グアム・サイパン行き | 4,000円 | 3,000円 | 1,000円↘︎ |
タイ・マレーシア行き | 6,500円 | 4,500円 | 2,000円↘︎ |
ハワイ行き | 8,500円 | 6,000円 | 2,500円↘︎ |
北米・欧州・オセアニア行き | 14,000円 | 10,500円 | 3,500円↘︎ |
燃油サーチャージは、日本発着の全ての便にかかるので、当然帰りも適用されます。
なので、値下げは2倍分!
アメリカ・ヨーロッパへ行く場合、【行き3,500円+帰り3,500円】で、計7,000円の値下げ!
これは嬉しいですね。
参照:燃油特別付加運賃について(ANA公式)
JALの場合
片道の燃料サーチャージの値段
路線 | 現行(9月31日まで) | 新料金(10月1日から) | 値上げ幅 |
韓国行き | 1,000円 | 500円 | 500円↘︎ |
中国行き | 3,500円 | 2,500円 | 1,000円↘︎ |
グアム・サイパン行き | 4,000円 | 3,000円 | 1,000円↘︎ |
タイ・マレーシア行き | 6,500円 | 4,500円 | 2,000円↘︎ |
ハワイ行き | 8,500円 | 6,000円 | 2,500円↘︎ |
北米・欧州・オセアニア行き | 14,000円 | 10,500円 | 3,500円↘︎ |
日本航空も、ANAと同様の燃油サーチャージの料金となっていますね。
参照:国際線「燃油特別付加運賃」(JAL公式)
LCC各社
LCC航空会社は独自の料金体系となっているため、JAL・ANAとは異なっています。
航空会社 | 燃油サーチャージ |
ピーチ(Peach) | 無 |
エアアジア(AirAsia) | 無 |
ジェットスター(Jetstar) | 無 |
春秋航空 | 有(変動制) |
香港エクスプレス | 有(変動制+一律) |
ピーチ航空
Q.燃油サーチャージはかかりますか?
A.現在、燃油サーチャージはいただいておりません。引用:ピーチ
AirAsia
2015年1月26日以降に予約された全てのエアアジアのフライトから「燃油サーチャージなし」が実施されます。
引用:AirAsia
JET STAR
国際線は燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は不要です。
引用:JET STAR
日本発着のLCC大手ピーチ・エアアジア・ジェットスターなどは、現在燃油サーチャージをとっていません。
春秋航空
春秋航空は燃油サーチャージを徴収しています。
日本発 | 2,500円 |
中国発 | 180元 |
春秋航空の燃料サーチャージは2ヶ月ごとに変動し、ANAやJALと違う場合があります。
詳しくは 公式ホームページ をご確認ください
香港エクスプレス
香港エクスプレスは、日本発と香港発で燃油サーチャージの扱いが異なります。
日本発は、今までどおり原油価格に応じた変動制であるのに対し、香港発は一律徴収に変更になりました。
・日本発の燃油サーチャージ
現行(9月30日まで) | 新料金(10月1日から) | 値下げ幅 |
1,000円 | 750円 | 250円↘︎ |
・香港発の燃油サーチャージ
出発地 | 新料金(2019年8月1日より) |
日本・韓国を除くすべて | 69HKドルまたは出発地の通貨に換算した同等の金額 |
詳しくはこちら → 香港エクスプレス(公式)
燃料サーチャージの値下げが適用されるのは発券日
新しい燃料サーチャージが適用されるのは、2019年10月1日以降に発券された航空券 です。
つまり、10月1日より前に購入すると、燃料サーチャージ代を余分に支払うことになります。
例えば、家族4人でハワイに行く場合。。。
2019年9月30日までに購入し発券してしまうと・・
[燃料サーチャージ代 往復 17,000円 × 家族4人 =68,000円]
2019年10月1日以降に購入し発券すると
[燃料サーチャージ代 往復 8,000円 × 家族4人 =48,000円]
となり 差額は20,000円 となります。
航空券を申し込むタイミングだけで、これだけ価格が変わって来るんです!
この差額で、ちょっと良いホテルにグレードアップしたり、美味しいもの食べたり、お土産買ったりできますよね。
裏技!「ご予約は10月1日以降に」
急ぎの海外旅行や海外出張でなければ、少し待って4月1日以降に航空券を購入すると節約になります。
TripAdvisor (トリップアドバイザー)やSurprice (サプライス)、エクスペディアなどの格安航空券サイトで価格をこまめにチェックしておきましょう。
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