ネパールポカラに来たらせっかくなので美しいヒマラヤを見に行きましょう!今回は日程的にトレッキングに出かける余裕のない方も必見!ポカラには晴れた日にヒマラヤを見れる絶好のビューポイントがいくつもあるんです!ということで、日帰りでサクッと行けるスポットと、1泊2日で行って帰ってこれるおすすめスポットを美しい写真とともにご紹介!どうぞご覧ください。
ヒマラヤ絶景 View Point 6選!
① サランコットの丘
② 日本山妙法寺
③ フェワ湖
④ ダンプス
⑤ カロパニ
⑥ ガンドゥルック
日帰りで行けるスポット!
1. サランコットの丘(Sarangkot)
ポカラでヒマラヤを見る一番人気のスポットは、こちら「サランコットの丘」です。
サランコットの丘は、標高1592m。ポカラの標高が827mなので、レイクサイドからは765mほどあがることになります。
丘の頂上には展望台が作られており、ポカラの街並み越しに綺麗なヒマラヤを見ることができます。陽があがり始めると雪をかぶった山の頂上部分が赤く染まり出し、とても神々しい絶景を楽しむことができます。
展望台への外国人の入場料はRs.50ほど。
アクセス方法は歩いてのぼる方法とタクシーを使って行く方法があります。バスも出ていますが、本数が少ないのと、朝早い時間は出ていないので・・。
歩いて行く場合 レイクサイドから2時間ほど。山道で暗いので十分注意が必要です。
タクシーで行く場合 30分ほどタクシーでのぼり、そこから歩いてまた30分ほど。タクシーの運転手さんによってどこで降ろすかが変わってくるので交渉が必要です。往復Rs.1000ほど。
あとは、行きはトレッキングでのぼり、帰りはパラグライディングの会社のジープに交渉して乗っけてもらうという裏技もあります。
サランコットのパラグライディングも絶景を楽しめる素晴らしいアクティビティーです。
関連記事:ネパール行ったらパラグライディングやってみよう!ポカラの街でヒマラヤ見ながら空飛ぼう!
2. 日本山妙法時(World Peace Pagoda)
日本山妙法寺はポカラのレイクサイドからフェワ湖を挟んで真反対の山頂にある仏舎利塔です。白い仏舎利塔は目立つのでレイクサイドからでもはっきりと見てとれます。
昔は、トレッキングで行くしか方法がありませんでしたが、最近では車道が整備されタクシーで行くこともできます。でもフェワ湖をボートで渡り、そこから1時間ほどのトレッキングという行き方も楽しそうですね。
こちらはサランコットよりも手前になるので、フェア湖と重なるようにヒマラヤの絶景を楽しむことができます。サランコットに比べマイナーなのでこっちの方がゆっくり景色を楽しむには適しているかもしれません。
注意点として、ここは仏舎利塔で神聖な場所ですので靴を脱いで上がる必要があります。ヒマラヤを見るときは静かに楽しみましょう!
3. フェワ湖(Phewa Lake)
実は、展望台や山に登らなくてもポカラの街のフェワ湖からでもヒマラヤが見えるかもしれません。
ポカラの多くのホテルやゲストハウスがこのフェワ湖のレイクサイドに集中しています。なので、ホテルから歩いて行ける距離でもヒマラヤを見れるチャンスがあるんです!
ただ、ここまで綺麗に見えるのは、本当に季節の良いシーズンの太陽がのぼりきる前の朝方のみといった感じです。
少しでも雲が出たり、ガス(スモッグ)がかっているとフェワ湖周辺からは見えません。その際は、上記のサランコットや日本山妙法寺にのぼられることをおすすめします。
ポカラを訪れたいなと思っている方は、季節も十分考慮に入れて計画を立ててみてくださいね。
ヒマラヤが見えなくても、フェワ湖の景色は長閑でおすすめです。ボートにも乗れますよ!
GoogleMapなどでは、表記が「ペワ湖」となっていますが、ネパール語の文字見たらどうしてもおかしく感じてしまいます。英語表記も Phewa Lake だし、日本語も「フェワ湖」に統一したらいいのにな〜なんてどうでもいいツッコミをしてしまいました。関係ない話でごめんなさい・・。
4. ダンプス(Dhampus)
ダンプスはポカラのレイクサイドから15kmほど北西にある標高1800mの小さな村です。サランコットや日本山妙法寺よりもよりダイナミックで圧倒的なヒマールの景色を楽しむことができます。
展望台から見えるマチャプチャレとアンナプルナは圧巻です。
詳しくはこちらの旅行記をご覧ください!
関連記事:ポカラ行ったらヒマラヤの絶景を見に「ダンプス村」へ行ってみよう!ジープで楽々トレッキング!
1泊2日で行けるスポット!
ここからご紹介する2つのスポットは、TIMS(Trekkers Information Management System)と呼ばれるパーミット(入山許可証)とACAP(Annapurna Conservation Area Entry Permit)アンナプルナ保護区入域料が必要になってくる地域です。これらはカトマンズのネパール観光局(Nepal Tourism Board)で取得することができます。またポカラでも取得できます。
パーミットを自力で取得する方法についてはこちらの記事を参照ください。
関連記事:カトマンドゥでTIMS(トレッキングの許可証)を自力で取得する方法:記入例
個人手配が難しいと感じられる方は、現地の旅行会社が代行してやってくれます。「宿・ジープ・パーミット」などすべてまとめて手配をお願いすると楽です。
5. カロパニ(Kalopani)
カロパニ村はベニとジョムソンの間に位置する小さな村です。
小さな村ですがかなりいいホテルがあります。ホテルの名前は「Kalopani Guest House」です。かなり小綺麗なゲストハウスでお湯もしっかり出ます。また爽やかな元警察官のホテルスタッフが丁寧にもてなしてくれます。とても優しく居心地がいいホテルでした。
ゲストハウスは三方をヒマラヤに囲まれており、どこを見ても山が迫って見える迫力です。
さらにホテルから見える朝のヒマラヤはとても美しく感動します。特に、マチャプチャレの裏側から太陽が上がってくるので、雪煙に光りがあたり赤く燃える姿は神々しく感動ものです!
ポカラに来るならぜひ足を伸ばしてこの光景を見て欲しいなと思います。山肌までハッキリと見てわかる距離でヒマール(ネパール語でヒマラヤの意味)を堪能することができるおすすめスポットです!
詳しくはこちらの旅行記を参照ください。
関連記事:【ネパール旅行記】トレッキングルートを貸切ジープで行く超時短&初心者にもラクラク旅のすすめ(2日目カロパニ〜3日目タトパニ編)
帰りにタトパニという場所があります。「タトパニ」とはネパール語で「温かいお湯」のこと。そう!温泉です!実際に入ってみましたが、よく整備されてて、水も綺麗でした。入る際は水着着用がルールですので持参しましょう。ぜひ、カロパニとタトパニはセットで訪れてみてくださいね。
6. ガンドゥルック村(Ghandruk)
ガンドゥルックは標高1940mに位置する小さな村です。ここからは、ポカラ近郊で見るヒマラヤと比べ一層目の前に迫って見えます。アンナプルナがもうすぐそこに見えます!
おすすめのゲストハウスはここ「HOTEL GURUNG COTTAGE」です。とても清潔で、料理も美味しく、なによりホットシャワーが出ます。
そして、このテラスから眺める眺望は最高です!
明け方の朝日に照らされて赤く輝く姿をは、まさに世界の絶景です!ここまで赤くなるのかというほど赤くなります。
ここガンドゥルックまでは、ジープで2時間、そこから歩いて1〜2時間といった感じです。ちょっとしたプチトレッキングも楽しむことができるのでオススメですよ!
まとめ
今回は、ポカラ周辺でヒマラヤを見れる絶景スポットを6つほどご紹介しました。いかがだったでしょうか?絶景を見れるかどうかは天候に左右されます。ヒマラヤを見るのに一番いいシーズンは10月〜11月頃です。ネパールに訪れる計画を立てておられるなら、ぜひその時期にお越しください。
手続きとかせずにサクッと楽しみたいなら、「サランコット・日本山妙法寺・フェワ湖・ダンプス」がおすすめ。本格的なトレッキングをするほど日程には余裕がないけど、1泊2日程度ならなんとかという方は、「カロパニ・ガンドゥルック」がおすすめです。
もし日程に余裕がある方は、ぜひムクティナートあたりまで行かれることをオススメします。ガラリと雰囲気が代わり広漠とした景色の中に白く輝くヒマールを見ることができ感動します!
以上 じゅんじゅんの「ポカラ周辺で絶景のヒマラヤ見るならココ!おすすめスポット6選!」でした〜。