はじめて海外移住して、やはり気になるのは散髪。
海外の床屋だと言葉が通じないし、文化も違うのし、思い通りの髪型になるのか?
かといって、放っておく訳にもいきません。自分で切ることも出来ないし。日本では月に一回は切っていたし。
では、中国の床屋で、本当に思った髪型になるのでしょうか?わたしが身を張って体験して来ます!
床屋へ行く前に必要な準備
何の準備もなく、床屋へ行くのは無茶な挑戦です。喋れなくても、出来る限り準備をしていきましょう。
- 髪型のサンプルを準備する。
言葉が通じなくても、写真や画像を準備しておけば、ある程度は安心です。
一番良いのは、自分の髪型の、一番良い時の写真を用意しましょう。それがあれば、中国の床屋さんもイメージがつくはず。
でもそんな自分の髪型の写真なんてもってない!
そんな人は自分のしてほしい髪型の写真を、ネットでダウンロードしていきましょう。携帯かタブレットに入れていれば、後はそれを見せるだけ。
- 簡単なフレーズだけ覚えておく。
次に簡単なフレーズだけ覚えておけば、中国の床屋はクリアできるでしょう。
例えば、剪短一点(短く切って)。男性の方ならこれで何とかなります!もし床屋さんに通じなかった時のために、筆談用のノートも必須です。
ちなみにこちらの方のブログは参考になります。本当に行かれる方はご覧ください。
ちなみに、わたしは友人について来てもらいました。
中国の地元民が通う床屋を探す
広州は大都市なので、日本で見るようなおしゃれな美容室もあります。
ですが、わたしは中国の美容室ではなく、床屋を目指します。
少し下町を散策してみましょう。
広州は都会ですが、本通りから少し入って下町に行くと、地元の人の生活が見えてきます。
まずはこちら。
ここではみなさんが、麻雀を楽しんでます。その隣にはご飯屋さんもあって、食事を片手に麻雀を見ている人もいます。
わたしも日本では、友人と麻雀をしてたこともあるので、興味津々で近づきました。
でも、ルールがわからない。。。しかもスピードが早い。。。
さらに、みんな捨て牌を卓の真ん中にグチャ混ぜに置いています。なぜ?と思い帰って調べると、相手に自分の役を知られないため、グチャ混ぜにおくそう。
それもそのはず、中国では麻雀はお金を賭けます。やはり本気ですね。
そんな、青空麻雀を横目に通り過ぎると、見つけました!床屋です。
日本と同じように、クルクル回っています。
では近づいて少し店内を見て見ましょう。
んー確かに理髪店ですが・・・これは今回わたしが探している床屋とは、少し違いますね。いいんですが・・・オシャレ感があります。
もう少し探してみましょう。と思い振り返ると、道の向こうにあります!小さいですが、中国庶民の床屋の空気が漂っています。
店の前に行ってみます。
探し求めていた中国下町の床屋で散髪
これこそまさに探し求めたいた中国の床屋です。この小ぢんまりした感じ、綺麗わけでも汚いわけでもない絶妙な加減。そして何よりもこの雰囲気。街中に溶け込んだ佇まい!ここにします。
感動に浸っていると、中からおばちゃんが話しかけて来ます。
多分「カットする?」みたいに聞いています。
「いくら?」と聞くと、「25元」とのこと。
わたしが聞いた話では、相場は10元ほどだったようなと思っていると、カットとシャンプーも込みで25元とのこと。
それでカットのみは、と尋ねると「15元」。聞いていた相場より少し高いですが、いいでしょう。何よりこの店の雰囲気が気に入りました。
店内に入ると、2つだけ床屋の椅子が置かれています。奥の椅子には先客がの、白髪のおじいさんが散髪しています。
わたしは手前の椅子に座ります。
髪型をどんな感じにするか聞いて来ます。友人が、短めでと通訳してくれます。その間にわたしは、タブレットを準備し、あらかじめ撮っておいた写真を見せます。
ですが、おばちゃんはバリカンを準備しながら写真をチラ見!「わかったわかった」と用意します。
えっ⁈あっさりすぎませんか?短めにと注文しているので、バリカンを使うのも良いのですが、本当に大丈夫か?
一抹の不安が頭をよぎります。
ですがおばちゃんは、わたしの不安もお構いなく、ガリガリとバリカンを頭に当てていきます。日本では、すごく丁寧にバリカンを使ってくれましたが、おばちゃんはものすごい速さです。
一層不安が強くなってきました。
いわゆる美容室トークは、「どこの人?」「日本」の一言づつ。笑顔が素敵なおばちゃんです。
あっという間に刈り終わり、今度はハサミで整えます。おばちゃんは考えることもなく、ハサミを使います。まるでこれまで切ったことがある頭のように。
その後、えりあしを剃って、切った毛をドライヤー飛ばして、完成です!
衝撃です・・・。
鏡でみた素直な感想ですが・・・。
素晴らしい!マジで日本よりいいかも!
おばちゃん、すごい職人です!横ではまだおじいちゃんが散髪をしています。
時間にしてものの10分!そして、この安さでこのクオリティ!素晴らしい!!
わたしは中国の床屋をなめていました。わたしはこの床屋のリピーターのなること間違いなしです!
まとめ
体を張ったリポートいかがでしたか?
わたしの感想は、中国の床屋おそるべし、といったところでしょうか。
もちろん女性には、お金を払って美容室で切るか、日本に帰った時に日本の美容院で切ってもらうことをおすすめします。
もしみなさんも中国に来られることがあれば、一度体験してみてはいかがでしょうか?