みなさん、こんにちは〜。じゅんじゅんです。今日はネパールで青空床屋を初体験してきました。
何を隠そう、わたしは美容室にはこだわりを持っており、日本にいる間も専属の美容師さんにいつもお願いして切ってもらっていました。
実は、わたしの頭にはツムジが2つあり、その間の髪がぴーんと直立不動になってしまうんです。
今回はいろいろ忙しく、2ヶ月ほど美容室に行けず、伸び放題...
意を決してネパールの床屋に行くことにしました。
そういえば、タメル地区の木の下に、髪切ってるおじさんがいたなぁ〜。ブログのネタにもなりそうだし、体張ってみようか!
ってことで、さっそくGo!!
威勢良く飛び出したのだが、
付いてさっそくビビり気味(笑)どうなることやら・・
青空床屋とは?
青空床屋とは、わたしが勝手に命名した床屋さん。こんなところです↓↓
そう!フルオープン気分爽快な床屋さんのことです。
ちなみに、ネパールではこのタイプの床屋さんけっこう見かけます。
外人が切っていると、道行く人に、けっこう見られます。その羞恥心に耐えられるなら、この青空床屋は最高です。
なぜなら、安い!丁寧!上手い!気分爽快!
このおじさん、適当に青空床屋をやっているわけではありませんでした。
「おじさん、いつからここでやってるの?」
「う〜ん、もうかれこれ40年になるかな〜。」
「4、40年?!まだぼく生まれてないっす。」
「そうか〜(笑)あんたは、まだ若いな。」
こりゃ失礼!40年間も、この場所で髪切ってきた超ベテラン職人さんでした。
街の人みんなに愛されている青空床屋さん。わたしが切ってる間も割り込み客が、ちょっとここ切ってよ〜って来たり、次から次にお客さんが来ていました。
ちなみにこのおじさんは、ちょっとヒゲが伸びたから、チャチャッと切って!とのこと。
はいはい、わたしの髪はそっちのけで、すぐ切っちゃいますよね〜(笑)このあと、鼻毛も出てるからって切ってもらって、満足げに帰って行きました。
青空床屋にはゆる〜い時間が流れています。
簡単に髪型の注文をする方法
外国に来て床屋さんに行って、こんな髪型にして!って注文するのは難しい。微妙なニュアンスを伝えたくても、なかなか伝わらず。英語ならまだしも、現地語でとなると無理ー!
それで、いつも使ってる作戦なんですが、いい感じの髪型のときの写真を携帯やiPadに保存しておいて、その写真をおじさんに見せて、please this!!
これで大抵O.K.です。ネパールに来られたら、この作戦でぜひ青空床屋トライしてみてくださいね。
青空床屋の出来栄えは?
最初は、本当に希望通りの髪型になるのか、ビビりながらでしたが、はさみさばきが、めっちゃうまくてその心配もどこへやら。
日が当たる青空床屋は、あったかくて気持ちよくて、最高です。ずっと切られていたい感覚。
いやぁ〜、おそれいりました。さすが40年間やってるだけあって、わたしの難しい髪質もしっかりと考慮して切っていただきました。
なかなかいい感じに仕上がりました!
値段は?
「おじちゃん!いくら?」
「あんたの思う金額でいいよ!」
「え?まじで?ほんじゃ100ルピー。(110円くらい)これでお茶でも飲んでね。」
「あり ぷげな」(ちょっと足らん)
!!
ネパールの床屋の相場は決まってて、だいたい70ルピーほど。
丁寧にしてくれたから、ちょっと多めにあげたのに..
まぁ、30分近くかけて、綺麗に切ってくれたからもうちょっとあげるか。
追加で20ルピーあげると嬉しそう。感謝の気持ちを込めてサービスしました。おじさんの人柄にも免じて良しとしましょう。
値段交渉もネパールの床屋の醍醐味です(笑)
場所は?
いたるところで目にする光景ですが、最近は、お店を構えてるとこも多く、だんだん少なくなってきている感じです。
旅行者が集まるタメル地区に桃太郎という日本料理のお店があります。地球の歩き方にも載っている人気店です。その「桃太郎」の隣にある木の下で青空床屋、毎日オープンしています。
まとめ
青空の下、風でゆらゆらそよぐ木の下、ゆるりとした時間の流れる青空床屋。日本では絶対に体験することの出来ない貴重な経験です。せっかく外国に来たんだから、ちょっと体を張ってトライしてみましょう。いい土産話ができますよ!