ネパールの首都カトマンズは、ヒマラヤの山々に囲まれた盆地。
朝晩冷える冬の時期には、よくフッスと呼ばれる霧が発生します。
カトマンズ盆地が霧で覆われている日、山の上からカトマンズ盆地を見下ろすと素晴らしい雲海を見ることができます。
今回は、カトマンズ盆地の雲海を見渡すことができる穴場の絶景スポットについて書いてみたいと思います。
絶対にガイドブックなどに載ることのないようなニッチな場所です!
雲海を見るならチャルナケル周辺がおすすめ!
まずは、実際に撮影してきた雲海の写真から。
高い山々に囲まれたカトマンズの街が雲に包まれる景色はまさに息をのむ絶景!
だんだんと明るくなっていく空。その空の色に染まっていく地上の雲。いつまでも見とれていたい絶景がそこにはあります。
この写真を撮影した場所は、カトマンズ中心部から南西に直線距離で10kmほど行ったところにある「チャルナケル」という街の近くです。
場所的にはキルティプルという大きな街と、ファーピンという大きな街の間にあります。
ちなみに今回撮影した場所は、「ラジェンドラ・タマンさんのチヤパサル」
景色が開けてて撮影に適した場所を探していたらたまたま見つけました。
しばらく撮影してたらお店が開いたので中でお茶を飲み、屋上に上がらせてもらって雲海撮影を楽しみました。
小さなチヤパサルで特に看板なども出てないので、見つかりにくいかもしれません・・。GoogleMapにも載ってないし。
お店の写真は撮り忘れたのですが、このレンガ壁のお家がお店です。参考になるかどうか・・(笑)
ここチャルナケル周辺は、少し小高い丘になっているので、カトマンズ盆地を上から見下ろすことができ雲海を見るには最高のスポットです。
ただし雲海を見ようと思うと、朝早く日の出前に着いておく必要があります。
この写真を撮影したのは、早朝6時くらい。
けっこう辺鄙な場所なので、その時間はもちろんバスも通っていません。
僕らは、写真仲間と一緒にバイクで行きました。カトマンズを出発したのは午前5時前。
道もかなり暗いので、運転も十分注意が必要です。
撮影スポットに着いたのはまだ暗い時間。星空がとても綺麗でした!
なかなか旅行者で雲海を見にいくのは難易度が高いかと思いますが、もしチャルナケルで雲海を見ようと思う場合は、バイクで行くか、タクシーやジープを予約しておく方がいいと思います。
絶景スポットの連続!キルティプル〜クレカニハイウェイ
ただ雲海は気象条件にも左右されるのでいつも見れるとは限りません・・。
でも大丈夫!もし見れなかったとしても残念がる必要はありません。
チャルナケルからクレカニ方面(奥)へと走ると、素晴らしい絶景を見ることできるんです!
断崖絶壁の上を走るハイウェイと、どこまでも続く段々畑。カトマンズを少し離れるだけでこんな絶景を見ることができるのがネパールの魅力です。
すっかり明るくなった帰り道には、畑に咲く菜の花が、パレットのように美しく色づいていました。
まとめ
今回はカトマンズから行ける穴場の雲海スポットをご紹介しました。
キルティブルからクレカニへと続くハイウェイはまさに絶景続き!けっこう地元の若い子達もツーリングを楽しんでいます。
このハイウェイは、個人的にネパールの道で一番のお気に入り。なんだかんだ何度もツーリングに行っています。
ネパールの穴場スポットを探しておられる方はぜひ。