香港空港では、香港から出発する便に出国税というものを徴収しています。
その額、1人あたり120HKD。(約1,630円)
「出国税なんて払ったことないよ!」という方も、実は、航空券を購入する際に一緒に徴収されています。
この出国税、条件を満たすと戻って来ます。
特にマカオ旅行の方は戻ってくる可能性が高いので要チェックです!
- 出国税の払い戻しの条件は?
- 払い戻しの手続き方法。カウンターの場所は?
- 注意点は?
香港の出国税 払い戻しの条件は?
香港政府のホームページに払い戻しの条件が記載されています。
- Passengers who arrive* Hong Kong by aircraft and depart* from Hong Kong by aircraft within the same day.
- Passengers who arrive at Hong Kong International Airport by cross boundary ferry service for onward departure from Hong Kong by air.
簡単に和訳してみると・・
① 香港に飛行機で到着し、同じ日に飛行機で出国するもの。
② フェリーで香港空港に到着し、飛行機で出国するもの。
となっています。
ということで、マカオからフェリーで直接香港国際空港に行く場合、出国税の払い戻し(タックスリファウンド)を受けることができます。
(マカオから香港市内へフェリーで移動し、香港空港へというルートでは、出国税の払い戻しは受けられません)
払い戻し手続きを忘れてしまうと、戻って来ないのでお忘れなく。
1人あたり1,600円。けっこうな金額です。払い戻しをしっかり受け取って香港空港で美味しいものを食べましょう!
では、払い戻しの方法を見ていきましょう。
出国税の払い戻し方法(マカオ→香港空港フェリー)
① マカオのフェリーターミナルで出国税払い戻しクーポンをもらう。
まずはマカオのフェリーターミナルのチケットカウンターで、出国税の払い戻しクーポン(Refund Coupon)をもらいましょう。
これが無ければ出国税の払い戻しは受けることができません。
ちなみに、タイパフェリーターミナルでは航空会社のチェックインもできます。(ANA・JAL・HKExpressなど)
フェリーチケット・航空券(ボーディングパス)とともに、失くさないよう大事に持っておきましょう。
② 香港空港で払い戻しカウンターへ
香港空港に到着すると、まず入国審査と身体検査を受けます。
検査場から出ると、出国税の払い戻しカウンターへ向かいましょう。
検査場から出た目の前にカウンター(Tax Refund Desk)があります。
こちらの小さなカウンターが、出国税払い戻しデスクです。
マカオのフェリーターミナルで受け取った、払い戻しクーポンとパスポートを係員さんに渡します。
すると、ものの数秒で手続き完了!
120HKD戻って来ました。夫婦2人だと240HKD。(約3,200円)
簡単な手続きだけで、これだけのお金が返って来ます。
もともと払ってたものが返ってきただけなんですが、なんだかお小遣いをもらった感じ。
免税店で使うもよし。空港で最後に美味しいもの食べるもよし。お土産買うのもよし。
あ、機内サービスで使うのもいいですね〜。旅の最後のお小遣い。ちょっとテンションあがります!笑
注意点
この写真左手に写っているエスカレーター。両方とも下りエスカレーターです。
一度降りてしまうと、このフロアには帰って来れないようになっています。必ず出国税の払い戻し手続きをしてから降りるようにしましょう。
人の流れにのってそのまま降りてしまうことのないようご注意ください。
まとめ
マカオからフェリーで香港空港に行き日本に帰るというルートの方は、出国税の払い戻しを受けることができます。
その金額、1人あたり1600円ちょっと。
手続きを忘れたら返って来ませんので、お忘れなく。
香港・マカオに行く友達や家族などがいるようでしたら、この情報をぜひ教えてあげてくださいね。