記事内にはアフィリエイト広告が含まれています。

北朝鮮旅行で撮った写真!食事は美味しいのか?街の様子や実態を旅行者にインタビューしてみた−その1

北朝鮮こと朝鮮民主主義人民共和国。未だに謎に包まれた不気味な国というイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。シリーズ「北朝鮮3泊4日ツアー」の第一回です。

今回、実際に北朝鮮を4日間旅行した中国人の友人が細かく教えてくれました。北朝鮮の写真を見ながら、食事について、街の様子・実態について色々と語っていますのでお届けしたいと思います。

中国から北朝鮮へ

今回の旅行は、北朝鮮入国の最もポピュラーなルート、中国〜北朝鮮ルートを使います。

中国の東の端にある丹东市から平壌までは列車で入ります。

IMG_3548

この列車が尋常じゃなく遅い!わずか230キロの距離を8時間かけて走ります。

IMG_3575

発車してすぐに中国と北朝鮮の国境の川を渡ります。朝鮮戦争の時にアメリカにより破壊された鴨緑江大橋が見えてきました。中国側は再建しましたが、北朝鮮側はまだ再建できていないため途中までしかつながっていません。中国で一番北朝鮮に近い場所として観光スポットになっています。

IMG_3541

いよいよ北朝鮮に入国!

橋を渡り終えると、北朝鮮の国境の町新義州に到着します。

北朝鮮の入国検査はとても大変です。

荷物検査は全て手作業。X線はありません。ひとつひとつカバンを開いていき、中身を全て引っ張りだし「コレは何だ?」と聞いていきます。恐ろしく時間がかかります。

この時点で、携帯の中の写真は全てチェックされました。これまで撮りためた写真を見て危険がないかどうかチェックしているようです。中国人の検査はどちらかと言うと、かなり甘め。一緒に行っていたフランス人やイギリス人はかなり時間をかけて念入りにチェックされます。ああ、可哀想。。

2013年からスマホは持ち込みOKですが、一眼レフカメラ(150mm以上の望遠レンズ)は持ち込みできません。今回の北朝鮮旅行はすべてスマホで写真を撮りました。

パスポートとVISAのチェックが終わり、返却されました。

平壌へ向けて列車が走り出す

これで、北朝鮮に入国です!列車は再び走りだし平壌を目指します。

車窓からは北朝鮮の人々の風景が見えます。みんな自転車か徒歩で移動しているようです。

IMG_3506

北朝鮮らしい景色が見えます。金日成首席と金正日総書記の肖像が掲げられています。

IMG_3540

社会主義国らしいスローガンも掲げられています。

IMG_3560

IMG_3551

北朝鮮の国旗が見えます。

IMG_3505

やっと平壌に到着!

列車に揺られること約5時間、平壌の駅に到着しました。

IMG_3511

外国の駅にあるような広告は一切なく殺風景な感じがします。ただ駅前は非常に綺麗で高い建物も多く見られます。

IMG_3554

この日は、国家的な行事があったようで、平壌駅前はお祭りのような騒ぎになっていました。

IMG_3562 IMG_3501

早速平壌市内の観光へ

平壌に着いたら早速、近くの観光に行きます。ちなみに1つのグループにはガイドが2人ついています。私達のグループでは両方女性でした。一人は観光ガイドをしますが、もう一人は一切しゃべらず、監視役を行います。

監視役はじっとグループを見張っており、たくさん写真をとっていると、バスに乗ってから写真をチェックされ、お眼鏡にかなわなかった写真は削除するよう求められます。

では、まずはこれぞ北朝鮮というこちらのスポット。

万寿台大記念碑

万寿台大記念碑です。向かって左に金日成首席、右に金正日総書記の銅像が建てられています。結構な高さがあり、北朝鮮を象徴する観光スポットとなっています。

IMG_3524

銅像の両脇には朝鮮戦争をモチーフにしたレリーフがあります。

IMG_3530

金日成広場

よくテレビで見るパレードが行われるのが金日成広場です。

IMG_3546IMG_3584

広場を囲むように博物館や美術館があります。

IMG_3581

IMG_3543

こちらは、主体(チェチュ)思想塔。朝鮮労働党の思想を表すタワーだそうです。

IMG_3597

羊角島(ヤンガクト)国際ホテルへ

この日の宿泊は羊角島(ヤンガクト)国際ホテルです。

外国人が平壌を観光する際、この羊角島(ヤンガクト)国際ホテルか高麗ホテルに泊まることが一般的です。

川の中州にあるこちらのホテルは、橋を渡らなければ市内に出られないため、ある意味外国人を管理しやすい場所にあります。

IMG_3605

料理も普通に美味しいです。北朝鮮ならではの料理を堪能することが出来ます。

IMG_3588

IMG_3587

IMG_3601

味付けもちょうどよく美味しいです。観光客向けですが、北朝鮮の質素なイメージとは違い豪華な食事が運ばれてきます。

2日目以降、北朝鮮のビールや驚きの食事を堪能してまいりました。

その2へ続く

関連記事北朝鮮旅行で撮った写真!食事は美味しいのか?街の様子や実態を旅行者にインタビューしてみた−その1

関連記事北朝鮮旅行の食事と生活の実態は?北朝鮮で絶対に食べるべき料理はこれっ!て言いたいけど実は強制的に食べさせられる模様−その2

関連記事北朝鮮と韓国の国境は?めっちゃ綺麗な地下鉄見学・観光客向けの出し物と、盛りだくさんの北朝鮮旅行−最終編

編集部おすすめ

外国人に喜ばれる日本のプレゼントのランキングまとめ!実際に盛り上がったお土産は?

外国人に日本のプレゼントをあげる時、どんなお土産が喜ばれるのでしょうか。 私自身、海外在住で時々日本に帰りますが、その度に何かしらお土産やプレゼントを買って帰ります。これまでに実際にあげた(他の人があげた)プレゼントの中からめちゃくちゃ喜ばれた順にランキング形式でご紹介したいと思います。 定番のアイテムから意外に喜ばれるアイテムまで詰め込みました。外国人にプレゼントをあげたいんだけど何がいいかなーと悩んでおられる方はぜひご参考に! 外国人が喜ぶプレゼントー選び方は? NGなものは? 日常で使えるおすすめの ...

つづきを読む

「カフェザッハー」ウィーンで絶対行きたいザッハトルテ発祥のお店!メニューや価格、並ばないおすすめの時間帯は?

ウィーン旅行で絶対外せないスポット「カフェザッハー」をご紹介します。 こちらザッハトルテ発祥のお店として有名で、なんと年間36万個ものザッハトルテが食べられている大人気カフェなんです。 そう言われると、食べに行かずにはいられませんよね。ということで夫婦で行ってきました! 結論から言うと、「絶対一度は行って欲しいカフェ。けど混雑するから時間帯には注意が必要です!」 この記事では本場のザッハトルテのお味と、お店の混み具合、おすすめの時間帯、ドレスコードなど気になるポイントを詳しくレポートします。 この記事でわ ...

つづきを読む

100均ダイソーで揃えるトラベルグッズ27選。本当におすすめできるか実際に使って検証してみた!

旅行に持っていくトラベルグッズ。 最近では100円均一でも良い商品が揃っているので、近所の大きな「ダイソー」に行っていろいろ買ってきました。 移動時の快適グッズや、パッキングに便利なグッズ、防犯グッズなど、便利な旅行用品がたくさん。 本当に使えるのか?おすすめできるのか? 奥さんと2人、実際に旅行で使って検証してみました。 「ダイソーで揃えるトラベルグッズ27選!」どうぞご覧ください。 ダイソーで揃えるトラベルグッズ27選 快適グッズ編 ①  ネックピロー まずは飛行機内で快適に過ごすグッズから。長距離 ...

つづきを読む

香港出前一丁ランキング|14種類食べ比べ!お土産におすすめなのは?

「あーらよ、出前一丁」 日本人であれば誰もが聞いたことのあるフレーズですよね。 実は、出前一丁が日本よりも愛されている国があるんです! それは香港! 香港では、出前一丁はもはや国民食と言われるほど食べられています。 お洒落なカフェでも、メニューに出前一丁が載っているほど。 スーパーに行けば、インスタント麺のコーナーに出前一丁コーナーがあり、盛り盛りと並んでいます。 もともと日本のオリジナルが輸出されていましたが、今では香港でフレーバーが開発され香港限定の商品がたくさん出ています。 これがまた美味しいんです ...

つづきを読む

世界で最も高級なホテルランキングTOP15最新版|ご1泊いくら?

世界で最も高級なホテルをご紹介します。 ちなみにこの記事でご紹介するホテルの客層は「プライベートジェット・お抱えシェフ・ペットが虎」を満たす人たちです。え?もちろんみんなプライベートジェット持ってるよね? 「あ、ペットは虎じゃないんだけど、同じネコ科で・・」とか言う奴は帰ってよし。 まさかと思いますが、3つのうち1つも当てはまらない庶民の皆さんは「へーそんなホテルがあるんだ」くらいの気持ちで御覧ください。 ちなみにこの記事を書いたのは200円の牛肉ラーメンが何よりも楽しみな葉月詠二です。 では、最も高級な ...

つづきを読む

機内持ち込みモバイルバッテリーの容量は? 何mAhまで?【2022年最新】

外出時のスマホやタブレットなどの充電のためにモバイルバッテリーを使っている方も多いと思います。 今やすっかり旅行に欠かせないアイテムとなったモバイルバッテリーですが、飛行機に乗る際には機内持ち込みに当たってかなり細かな規則・制限があります。 正しく理解していないと、空港で没収されることも。実際私も海外の空港でモバイルバッテリーを没収されました・・。 ということで今回は、飛行機のモバイルバッテリー持ち込みに関する様々な疑問をまとめてみました。 スーツケースの中に入れて預けても大丈夫? どのくらいの容量まで持 ...

つづきを読む

© 2014 たびハック