旅に出るにあたりどんなレンズを持って行こうかと考えますよね。
今回は、皆さんに持って行ってほしいレンズ「EF50mm F1.8 STM」のメリットデメリットをまとめてみました。写真とともにご覧ください。
今まで、いろんな国をこのレンズと一緒に旅してきました。このレンズは人物写真で非常に使いやすいです。
撒き餌レンズと言われているこのレンズ。価格的にもぜひおすすめしたいレンズです。
「EF50mm F1.8 STM」をおすすめする4つの理由
- めっちゃ軽い
- ポトレ撮影用画角
- ボケる
- 価格がめっちゃ安い
1. めっちゃ軽い
画像:価格.comマガジン
CANONの公式サイトの説明
わずか160gという軽量・コンパクトさと、F1.8という明るさが特長の標準単焦点レンズです。
EF50mm F1.8 IIから定評のある光学設計を継承し、デジタルカメラでの撮影に適したコーティングを採用しています。また、絞りを5枚羽根から円形絞りの7枚にしたことで、背景を円形で美しくぼかし、被写体を際立たせる撮影表現が可能。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したEOSシリーズに装着した場合には、35mm判換算で焦点距離イメージが約80mm相当となり、ポートレート撮影にも最適な一本です。
パンケーキレンズEF 40mm F2.8 STM には負けますが、何と言っても軽い!160gという軽さは本当に魅力的です。
そして小さい!旅に持っていくのに全然邪魔になりません。
サブレンズとして、バックの中に忍ばせておくといいレンズです。
2. ポトレ撮影に適した画角
このレンズの画角はポートレートにぴったりの画角と言えます。
「このレンズめっちゃいいです!」
圧迫感のない距離で撮影することができるので、子供たちの自然な表情を引き出すことができます。
そんなに泣かないでおくれ〜
子供たちのいろんな表情を捉えることができるこの50mmという画角は素晴らしいと思います。
そして色乗りも綺麗です。
もちろん、ポトレ専用のレンズというわけではありません。風景なども撮ることができます。
こちらはネパールのヒマラヤ山脈の写真。
ただ、微妙に画角が狭いので、風景メインで考えている方にはこのレンズはおすすめしません。
僕が使っているカメラはフルサイズなので、まだ風景切り取っても大丈夫なんですが、APS-Cサイズの一眼レフだと厳しいか?
このような画角になります↓↓
むむっ?これはこれで迫力が出ていいかも?!
まぁ、でも使っていると風景撮るのにはちょっと狭いかなって感じる場面が多いです。
3. 背景がボケたいい感じの写真が撮れる
F値が1.8スタートということで、非常に明るくボケが綺麗に出るレンズです。
このボケのおかげで被写体が浮き上がっていい感じの写真が撮れます。
暗い室内で動く子供も、F1.8の明るさで綺麗に撮ることができます。
自宅でも撮影したくなります。
4. 価格がめっちゃ安い
CANON EF50mm F1.8 STM
普通、単焦点レンズというと、5万以上するイメージ。
前に紹介した EF40mm F2.8 STM は、破格の15,826円でしたが・・
なんと
なんと
この EF50mm F1.8 STMのお値段は・・
衝撃の13,998円!!
人物写真を綺麗なボケで撮れる単焦点レンズがこの値段で買えるんです。
このレンズが撒き餌レンズと呼ばれている理由が分かりますね。低価格で一度単焦点レンズを使わせて、レンズの沼に引きずり込む。
いやぁ〜、実に素晴らしいレンズです。
キットレンズでは絶対に撮ることのできない味のある写真、初めて一眼レフカメラを購入しようと考えている方にもぜひ手にとってほしいレンズです。
デメリット
- フォーカスが遅い
- 寄れない
1. フォーカスが若干遅い
STM (ステッピングモーター)という方式を採用しているこのレンズ。
スーッとフォーカスが合います。
フォーカスが遅いというのは、使っていて気になるレベルではありません。
上位機種Lレンズなどが採用している超音波モーターなどに比べると遅いというお話です。
この価格でこの性能には大満足です。
2. 寄れない
このレンズ、最短撮影距離が0.35mです。
旧型は0.45mだったので、10cmほど寄れるようになったものの、他のレンズに比べるとやっぱり寄れないなという印象はぬぐえません。
近づいてアップで撮りたい時など少しストレスを感じます。
例えばテーブルフォトなどにはあまり向かないかな・・
まとめ
今回は、旅するおすすめレンズとして「EF50mm F1.8 STM」の使用感をメリット・デメリットと分けて解説してみました。
このレンズは、Canonの大ベストセラーレンズで、25年ぶりにリニューアルされました。旧型のレンズに比べて、逆光時も綺麗に撮れるよう改良されています。
人物の写真を撮る楽しみを教えてくれるレンズです。価格も安いので、試しに皆さんもぜひ使ってみてください。
一本バックの中に忍ばせておきましょう。大満足間違いなしのレンズですよ!