たびハック特別企画として、「海外移住するならアジア人気ランキング」を発表しました。各国の解説を載せていきます。
生活費★★☆☆☆
海外資本の進出もあり、物価・地価ともに近年上昇しています。
家賃は外国人が住む者の中で安いアパートでも5万円ほどかかります。ローカルフードは100-200円ほどで食べられますが、日本食は日本とさほど変わりません。
合計して10万円ほどの出費となります。
ビザ★★★☆☆
リタイアメントビザ制度はありません。
15日以内はノービザで滞在できます。それ以上の滞在の場合、在日本ベトナム大使館または現地に空港で観光ビザを取得することができます。観光ビザは、1ヶ月と3ヶ月のものがあり、延長は1回・3ヶ月のみ認められています。その後、出国すれば再取得が可能です。
代行業者も多くあり、取得はさほど難しくありません。が、延長手続きは年々厳しくなっているようです。
日常生活★★★☆☆
1年のうち、6ヶ月間が日本の夏のような気候です。夏時期は時折スコールのような集中豪雨が降ります。また冬時期にはシトシトとした雨が降り、1年を通して湿気は高めです。
外資系スーパーや日本食を取り扱うスーパーも多くあります。
公共交通機関はタクシーかバスが一般的です。
インフラ設備も整っています。が、6,7月は電力不足になりやすく、稀に停電が起こります。
ベトナムの食事は、フォーや生春巻きなどが有名です。取り上げた12ヶ国の中でも特に日本人の口に合いやすいと思います。
治安★★★☆☆
治安は比較的良いとされています。が、近年の急激な経済成長に伴うインフレなどによって、都市部でも治安が悪化してきています。
ハノイなどの観光客が多い街では、スリや引ったくりなどの軽犯罪が増加しています。また場所によっては、貧困者の多い地区もあり、注意が必要です。
日本人★★★★☆
日本人は多く住んでいます。長期滞在者だけでなく、駐在員の方も多くいます。ゆえに、日本食を取り扱うスーパーやレストランも多くあります。
日本語が通じる病院があるだけでなく、診療・処置・会計まですべて日本語で対応してくれる日系クリニックもあります。
メリット
日本人観光客や駐在員が多く、日本のような生活を送ることができます。またベトナムの食が日本人に合いやすいというのもメリットです。
デメリット
生活費が高くかかります。また湿気の多い国ゆえに、カビ対策が必要です。意外と、こういう日常の小さなことがストレスになるかもしれません。
まとめ
ベトナム・ハノイの生活費が高いのが意外でした。またビザも取りやすいとは言えないことからすると、あまりオススメとは言えないでしょうか。同じ生活費を出すのなら、もう少し住みやすい都市がありそうな気がします。
個人的にベトナム料理大好きなのですが…。