言語を学んでいる方!思うように上達できず悩んでいませんか?なかなか単語を覚えられない?では、どんな言語でも喋れるようになる方法をご紹介します。これで日常会話レベルなんか余裕るんるんになりますよ。
言語は切羽詰まらないと上達しない
僕は今、中国語を勉強しています。
実は日本にいるときもそれなりに勉強していたのですが、中国に来てから学んだことが圧倒的に多いです。日本でいる時には、ピンインが読めるレベル。
中国に来てからちょうど1年ですが日常会話には困らないレベルまで喋れるようになりました。
その秘訣は、
切羽詰まったから。
中国に来た当初、中国料理が苦手でした。
どの料理もあまりおいしいと思わない。そして値段が高い。
そんな中、安く、美味しく食べられる食べ物を発見したのです。
それは、ソフトクリーム。
1個3~5元程度で食べられます。しかも日本と同じ味!これは最高だと、気が狂ったように毎日マックやケンタッキーに行ってソフトクリームを食べだしました。「何とかしてソフトクリームが食べたい!」という一心から「甜筒冰淇淋(ソフトクリーム)」という言葉を覚えました。
1つの単語、本気で覚えれば5分で完璧な発音で言えるようになります。そしてそれを使う。一発で覚えます。
これが9月の話。
季節は流れ、初冬11月ごろ、ぐんと気温が下がった日。僕は温かいコーヒーが飲みたくなりました。
ところが、コーヒーはハードルが高かった。
コーヒーという単語自体は簡単なのですが、注文すると「砂糖はいるか?ミルクは?ここで飲むのか?テイクアウト?」とソフトクリームの時にはなかった質問が店員の口から飛び出してきます。
はい。いっこも分かりません。
頭の中はパニックです!あたふたとテンパった私は、「やっぱいらん。・・・・・甜筒冰淇淋(ソフトクリーム)。」と頼んだのです。
あほです。こんなくそ寒い中ソフトクリームを頼んだのは僕だけです。店員も「こんなくそ寒い中ソフトクリーム食べるんかこの人は。」と呆れた顔をしています。
横の人がおいしそうに湯気の立ったコーヒーを飲んでいます。僕の手にはひんやりと冷たいソフトクリーム。。。
コーヒー飲みてえ!!!!
この瞬間、僕はまじめに中国語を勉強しようと誓いました。
言語が喋れなければ、コーヒー1杯飲めない。そんな切羽詰まった環境に身を置くと、誰でもしゃべれるようになります。本当に誰でも喋れます!
でも、やっぱりセンスとかいるでしょ?と思われたあなた。
中国の観光地に行くと、日本語で話しかけてくる中国人の店があります。
「いらっしゃいませ!見てください!」とそれなりに流ちょうな日本語で商売トークを始めます。
大体そういうところで働いているおっちゃんやおばちゃんは教育水準の低い人が多いです。もちろん駅前留学もしていませんし、高い授業料を払うお金もありません。
ではどうして、日本語が喋れるようになったのか。
日本人相手に商売しなければ、生きていけないからです。切羽詰まった彼らは必死で日本語を学び、それなりに喋れるようになったのです。
切羽詰まった環境に自分を置くことで言語は必ず上達します。
この切羽詰まった環境は、何も外国に行かなければいけないという訳ではありません。仕事で使うからという理由も結構切羽詰まってますよね。
一番切羽詰まるのは、好きな異性が外国人だった時。相手の言語をしゃべって近づきたいと思うと一瞬で言語なんて喋れるようになります。
もちろん一番簡単なのは、外国で生活することです。1年間外国で生活してみてください。日常会話レベルは余裕で喋れるようになりますよ。
恥をかくことを恐れない
まあこれは、よく言われることですが、言語を学ぶ時に恥をかくことを恐れるとまず伸びません。
特に日本人は、このタイプが多いような気がします。
僕もその一人ですが。
とにかく口に出してみる。間違える。笑われる。
すると一瞬で覚えます笑。
間違えちゃったてへぺろー。くらいの気持ちで喋りまくるといいですよ!こっちが間違えると中国人は「あぁ!?」って顔するので、ハートが鍛えられますが。。。
その点、イタリア人は上達が早いです。あいつらはとにかく喋りまくります。覚えたての単語を使いまくる。間違えようが気にしない。笑って流す。また間違える。こんな調子でいつのまにか喋れるようになっていきます。
恐るべし、イタリア野郎。
間違えると顔を真っ赤にして恥ずかしがるのが、僕たち日本人ですが、イタリア野郎の陽気な感じで間違いまくるのがいいのかもしれませんね。
そこから上はセンスだ
「日常会話レベルは」誰でも喋れるようになりますが、そこから上はセンスだと思います。
日常会話といっても、ネイティブと同じように喋れるわけではありません。相手も「あ、外国人だな。」と気づくと簡単な単語をしゃべってくれたり、こちらの言いたいことを察してくれて会話が成り立つときがあります。
もちろんそれでも生活はできますが、自分の深い気持ちを言い表したり、ビジネスで使えるレベルまで上達させるのはセンスが必要だと思います。
ボビー・オロゴンレベルまで喋れるようになるのは大変です。あの人凄いですよね。言語力はほんと尊敬します。
そして残念なことに、努力してもセンスがない人もいます。コミュニケーション力とか性格にもよりますが、内気な人ほど上達が遅い傾向があるかと。
もちろん、日常会話ができるだけでも素晴らしいですけどね。
という訳で、今言語を学んでいる方は、ちょっと切羽詰まる環境に自分を置いてみてください。最近では、外国人と話ができるサイトもありますよね。当たって砕けろでぶつかってみると一瞬で言語なんて覚えますよ!
まとめ
そんな簡単に喋れたら苦労せんわ!ってね。
でも、英語喋れたらかっこいいなーレベルではなかなか上達しないかと。もちろんお金を払って頭に詰め込めば喋れるようになる人もいるんでしょうけど、みんながそんなに優秀じゃない。
僕のようなズボラで勉強あんまり好きじゃない人が外国語をしゃべるためには、おしりに火が付かなければできないよ。って話でした。ではでは。