今週は、日本に一時帰国しています。
外国での生活に慣れてくると、日本に帰った時に逆カルチャーショックをうけることってないですか?ありますよね。
そこで中国在住者が日本に帰って感じることをランキング形式でご紹介したいと思います。中国在住者の方はきっと「うんうん」とうなずけるはず。
無音すぎる
日本、めっっっっっっちゃ静かです。
まるでこの世に自分一人しかいないかのような錯覚を感じます。どこまでも静か。
中国では、車のクラクション、喧嘩する声、話し声、喧嘩する声、叫ぶ人、喧嘩する声、訳わからん音楽がひっきりなしに聞こえます。
特に僕が住んでる場所はレストラン街に面しているので、夜中でも酔っ払った若者の元気な声が聞こえます。最初は気になっていた騒音も慣れてきたんですが。。。
となっているところで帰国すると、日本の静かさ加減が逆に落ち着きません。
時々窓から外を見て他の人がいるのを確認しています。
店員が丁寧すぎる
コンビニの店員が丁寧すぎて困ります。
中国だと、僕、商品レジに持っていく→店員、無言でピッとして「〇〇円!」→僕払う・無言で商品持っていく→店員携帯でテレビ見始める。がデフォルトです。店員は金額を口に出すのみ。
愛想ないと思われるかもしれませんが、実はこれに慣れるととても楽なんです。
逆に日本は、「いらっしゃいませ〜!新作の〇〇はいかがですか?」「失礼しました〜!」「ポイントカードはおm…」「失礼しました〜!」「〇〇円で御座います!」「お先に大きい方が…で、こちら〇〇円のお返しです(^o^)ニコっ」
って丁寧すぎん?
あまりに丁寧なので、この店員は僕のことが好きなのかな?と考えてしまいました。ええ、たぶん好きなんでしょう。中国なら愛の告白と受け取られるレベル。
さらに、スーパーで会計をする時の必要以上に卵をそーーーーっと置く細やかさ。もうちょいガサッと置いても割れないから大丈夫だよ。と言いたくなります。
クレーマー対策なのかもしれませんが、中国は頭のおかしいクレーマーは逆に店員の返り討ちに合うので、変なことは言えません。店員がひたすら頭を下げるなんていうのもありません。お前買う人、俺売る人。だから何?という態度です。これに慣れると、お客様は神様根性が滑稽に見えます。右向いてヘコヘコして、左向いて偉そうにするってどうなの?どっちが本当のあなたなの?
ネットが超!速い
ネットの速さは感動するレベルです。
全てのサイトが一瞬で開きます。YOUTUBEも止まりません。TwitterもFacebookもスイスイ開きます。
中国のネット事情がいかに不便かを思い知らされます。
さらに、僕は調べ物をする時や、記事を書く時に尋常じゃないくらいタブを開くので、どうしてもスピードも遅くなりがち。
とにかくご飯が美味しい
美味しい美味しい美味しい。
何を食べても美味しく感じます。特に魚介系は島国日本の本領発揮。
鳴門海峡で釣ったブリを食べましたが、感動する美味しさで、箸が止まりませんでした。
ご飯そのものもふっくらしていて甘みがあり、やはり中国米とは異なります。
水がなめらか
日本は軟水、中国は硬水です。
これは肌感覚で分かるくらい違います。
中国の水はパリッとしていて、刺々しい感じ。苦味もあります。
一方日本の水は、なめらかで肌に吸い付く感じ。味も美味しい。
水の違いかどうか分かりませんが、中国でずっと治らなかったニキビが日本に帰った途端きれいに治りました。もちろん、逆の例もあるのですが、私には中国の水は合っていないようです。
軟水器なども売っているので、中国で気になる方は購入してもいいでしょう。
とにかく景色が綺麗
- ゴミが少ない
- 空気が澄んでいる
の2つだけで、見える景色が全然違います。中国では緑がくすんだ感じに見えることが多いですが、日本でははっきり色が映ります。
ので、海を見ても山を見ても、景色が綺麗だなあと感動します。
実際に、中国から関空に降り立った飛行機から一歩出た時に中国人が口走るのは「おい!見てみろ!空気めっちゃキレイ!」です。
普段から綺麗な景色に囲まれているとそこまで感じないかもしれませんが、日本の景色は本当に綺麗ですね!
他人との距離が遠い
日本では、他人との距離が遠い感があります。
海外在住経験のある方は同意して頂けると思いますが、日本人はコミュニケーションが上手じゃないなあと思います。
知らない人に話しかけられることは日本ではめったにありませんが、中国ではしょっちゅう。しかもまるで友達のように道を聞いてきます。馴れ馴れしいという感じではなく、距離が近いという感じ。
初対面でも、自分のことについて話すし、連絡先も普通に交換します。
ただし、豊かになりつつある都市部では、日本のような雰囲気も出始めています。助け合わなくても生きていける豊かさが原因かもしれませんが、人間関係においては中国のほうが圧倒的に楽です。
まとめ
日本に帰ってくるとホッとします。本当に暮らしやすいところです。美味しいし。
ただし、中国にもいいところがあります。どちらが優れているというわけではなく、どちらにもいいところがあります。
きっと、世界の他の国にも日本にはない良さがあることでしょう。「世界に住む」ことで、世界の良さ、故郷の良さを再発見できるかもしれませんね。