たびハック特別企画として、「海外移住するならアジア人気ランキング」を発表しました。各国の解説を載せていきます。
生活費★★★☆☆
住居費が高く、1人暮らしの安い部屋でも2万円ほどかかります。夫婦2人となると、キッチン付きで最低でも4万円はするでしょう。
その他の生活費は食費に2万円ほど。自炊すれば幾らか減らせます。
雑費なども合わせて、夫婦2人で合計8万円ほどというところでしょう。
ビザ★★★★☆
リタイアメントビザ制度はありません。
観光ビザは30日の滞在のみ認められています。その後の延長申請は1回のみ30日の滞在延長ができます。
一見、長期滞在は難しそうに思いますが、カンボジアにはビジネスビザがあります。このビジネスビザがポイントです。カンボジアには学生ビザはないので、留学生もこのビジネスビザを取ります。その取得方法というのもいたって簡単。現地の空港で必要な米ドルと証明写真を提出すれば、1年マルチプルのビジネスビザが取れてしまう、という流れです。つまり、無職でも留学生でなくても、ビジネスビザが取れてしまうんです。
手続きは以上、いたって簡単ですが、ややグレーゾーンか?星を1つ減らしました。
日常生活★★★☆☆
プノンペンでは、急激な人口増加、都市化に伴い、電力供給量が不足しています。特に3-5月の乾季には、毎日数時間の停電が起きています。
断水も時折あり、他の国に比べてインフラは不安定です。
1年を通じて暖かいです。5-10月まで1年の半年は雨季です。雨季にはスコールが降り、道が冠水することもあります。乾季のうち、3-5月の3ヶ月は35度以上と暑くなります。
交通網はバスかトゥクトゥクと呼ばれるオート三輪が主流です。他、レンタバイクなどもあります。
食は、タイ料理ほど辛くなく、日本人に合いやすいものです。また海に面していて、魚料理がたくさんあります。ヌードルや焼き飯など、東南アジア系の味付けが苦手な方でも、美味しく感じるものも多くあります。
治安★★☆☆☆
さほど命の危険を感じる事件はないようです。ですが、拳銃を使用した強盗事件がプノンペンで年に数十件起きています。また窃盗や引ったくりなどの軽犯罪も多くあります。注意が必要です。
観光客丸出しのような格好では出歩かない方がよいでしょう。
日本人★★★★☆
日本人は多く滞在しています。また上のビザのところでも書いたように、ビジネスビザの取りやすさゆえに日本人の若者の長期滞在者が多いようです。
日本食レストランも充実しており、AEONなどショッピングモールもあり、生活には困らないでしょう。
メリット
ビザの取りやすさ。食が日本人に合いやすいと思います。日本人が多く、住みやすい街と言えるでしょう、
デメリット
治安の悪さが気になります。また、インフラ整備にも難あり。
まとめ
最近、若者世代に人気の国カンボジア。
生活費も安く、ビザも取りやすい反面、発展途上国らしくインフラ整備に難があります。若者世代だと、楽しみながら生活できるかもしれませんね。