たびハック特別企画として、「海外移住するならアジア人気ランキング」を発表しました。各国の解説を載せていきます。
生活費★★★★☆
ほとんどのものが日本の半額ほどで買えます。かつ、自動車税以外、ほとんどの税金がありません。外国人も病院など公的施設を無料で使うことができます。また、遊園地など娯楽施設もほとんどが無料。
油田の国とあって、ガソリン代も日本の半分ほど。
しかし、日本食は日本よりも高い値段で売られています。
航空券もマレーシアからエアアジアなど格安航空が飛んでいますので、安価で行くことができます。
ビザ★★★☆☆
リタイアメント制度はありません。
14日以内はビザなしで滞在ができます。入国審査は比較的厳しく、入国時に出国する際のEチケットの提示が求められる場合もあります。
入国後、ビザの取得も可能ですが、長期滞在のためにはブルネイ人のスポンサーが必要です。また就労ビザもあります。ブルネイ人の労働者が少ないため、政府は積極的に外国人労働者の雇用を促進しています。なので、比較的ブルネイで仕事に就き、就労ビザを得るのは容易です。労働者の半数以上が外国人という統計が発表されています。
日常生活★★★☆☆
日本よりもGDPの高い国でもあり、インフラ設備は充実しています。
ガソリンが安く、国民のほとんどが自動車を所有しているため、交通網があまり発達していません。日本の免許証があれば、運転は可能です。(3ヶ月以上の長期滞在になると、ブルネイの免許証が必要。大使館にて、日本の免許証を翻訳してもらい、手続きを行う。)
イスラム教の国のため、風俗店などはありません。お酒も販売されていません。豚肉も禁止です。
また日が暮れると、たいていの店は閉まってしまいます。
ブルネイ人の食へのこだわりは強く、マレーシア・中国・日本の影響を受けた食文化です。食は日本人の口に合いやすく、フルーツも豊富です。
気候は年間を通じて温暖で、平均気温は25度程度。
治安★★★★★
戒律の厳しいイスラム教の国であること、また国全体が裕福であることから、治安は非常に良いとされます。
強盗などの凶悪犯罪はほとんどありません。
男性観光客が女性をからかうようなこと(女性の向かって口笛を吹くなど。)をすると、警察に連行されます。
治安がいいので、女性が夜を歩いても、危険は多くありません。夜には水上モスクがライトアップされるので、それを楽しんでも◎。
日本人★☆☆☆☆
日本人は多くありません。年間1,000人程度が訪れます。日本語も通じません。
国語はマレー語ですが、ほとんどの人が英語を流暢に話せます。
メリット
治安の良さ。また、生活費の安さがメリットです。
デメリット
これをデメリットと受けとるかどうかですが、イスラム教の国のため戒律が厳しく、日本人は住む上で不便を感じるかもしれません。お酒など嗜まない人であれば、楽しめるでしょう。また人口が少ないため、アジアの喧騒が好きな方は、物寂しく感じるかもしれません。
まとめ
個人的にはいろいろと調べて、ワクワクした国です。情報がなんとも少なかったのですが、生活は非常にしやすい国だと思います。
しかし、就労ビザを取らなければ長期滞在は難しいことを考えると、リタイア後、移住を考えている方には不向きでしょう。また、娯楽が少ないことから、長期滞在をするのにもあまり向かないかもしれません。