今回は、はじめてスーパーマーケットに行ってみました。
というのも無性にカレーが食べたくなり、まだ近くにあるカレー屋さんとか知らないし、自分で作ればいいのではと思いスーパーへ。
スーパーで買い物ぐらい、言葉通じなくても大丈夫だろう。場所が分からなくても、足で探せばいいし。
そもそもカレーなので、野菜と肉があれば大丈夫でしょ!
と軽く考えていました。
美味しいカレーへの期待に胸をふくらませ、ルンルン気分でスーパーへ。
しかしわたしの気持ちは、打ち砕かれることになるのです。
中国のスーパーマーケットへ行く
言葉が通じないからといって、家に閉じこもっていては何も始まりません。
美味しいカレーのために行動あるのみです。
こちらが今回わたしがお世話になった、『ウォルマート』。わたしの家から最寄りのスーパーです。
中に入るとやっぱり、普通のスーパーです。
田舎に住んでいたわたしからすると、とても大きな気がしますが、それは想定範囲内。
そこかしこで中国語が飛び交っています。何を言っているのかわかりません。
そしてたまに店員らしき人から話しかけられます。
話ができれば相手もできますが・・・すみません!言葉が分からないので素通りします‼︎
大好きなお菓子やジュースに目もくれず、わたしは肉と野菜売り場へまっしぐら。
肉と野菜売り場へ
そんなわたしが進んで行くと、目の前に果物が見えて来ました。
その向こうに野菜と肉も見えています。
あとは野菜と肉をカゴに入れれば・・・
ミッションコンプリートもすぐそこです!
そこで見えたのがこちら。。。
写真ではわかりにくいですが、何やらおばちゃんが袋に野菜を詰めています。
え、どうするの・・・袋近くにないし・・・
大丈夫大丈夫。落ち着け、俺!良く見るんだ。
値札的なものに、500g 198・・あー500gが約二元てことね。簡単やん。
みんなと同じように袋に入れて、レジに持っていけばいいのかな、OKOK。
ってちょっと待て!
中国のおばちゃんはジャガイモを手に持って500gがわかるのか⁉︎
しかもレジだとバーコードがいるはずだし・・・。
そしてさらにわたしの脳はパニック状態。ふと横を見ると肉も同じ方式だったからです。
ここでわたしの思考は停止しました、、、
少し落ち着いて、観察すれば買えたのかもしれませんが、何もできず、何も買えず、スーパーを後にします。初戦は惨敗です。
まさか中国のスーパーがこんなに手強いとは。
これは情報収集が必要です。
肉と野菜売り場へ 二回戦
葉月詠二さんに聞いて、買い方がわかりました。
やはり地元の中国人を観察していれば、分かったはずです。
実は、すぐ近くにこういう場所がありました。
そう!
ここで、測ってもらい、袋にバーコードをつけてもらいます。
流れはこんな感じ。
- 袋を取る(各所にロールにされて置かれています)
- 野菜or肉を入れる
- その袋を、写真のおばちゃんの前の秤に乗せる。
- おばちゃんが秤から出てくるバーコードを貼ってくれる。
いざ実践です。
ジャガイモと肉を入れ、秤のおばちゃんの元へ。
不安を押し殺しながら、入れた袋を持って行きます。
持って行くと、何やら中国語を言いながら秤を指さします。一瞬ドキッとしましたが、「秤に置け」と解釈し置くと、
できました!
これをこのままレジへ持って行きます。
これでわたしも中国買い物マスターです!
いざレジへ
これで「買い物」の八割は終わったと、ホッと一安心のわたし。
ですが、最後の難関が待っていました。
レジのおばちゃんとのやり取りです。
どうしても値段は聞き取らなくては支払いができません。
注意して聞いておきます。実は数字の聞き取りは自信があります。
レジは日本と同じようなレジで、ピッピッとレジを通してくれます。
あとは支払いだけと思ったその時、おばちゃんが突然、
「◯§△◇⁂〜!!」
す、数字じゃない・・・いや数字だったのか???!
一瞬でわたしの脳はパニックへ。
何も言えず、おばちゃんの強い目力に圧倒されるわたし。
そうすると、聞こえていないのかと空気を読んだおばちゃんが、さっきと同じ言葉を言いながらレジ袋を指差します。
・・・そうでした!中国のスーパーは、買ったものを入れるレジ袋を無料でもらえません。
中国では、レジ袋を買います。
場所にもよりますが、だいたい5毛。1元の半分です。
正しく理解したわたし。
とっさに「ヨン」(使う)と言い、無事に会話終了です。
と思いきや、息つく暇もなく
「◯§△◇⁂〜!!」
・・・値段を言ってくれました。
いつもなら聞き取れたはずの数字も、パニック冷めやらぬ脳では不可能。
日本ならレジ横の画面を見ればわかりますが、中国は無い!
いや実は有ったのかもしれませんが、その余裕がわたしには無い!
さらにテンパるわたし。しかしここでも、空気を読めるおばちゃんはもう一度言ってくれます。
「36元」
聞き取れました。
それでやっと、会計を済ませ「買い物」を終えることができました。
ようやくミッションコンプリートです。
とても疲れる買い物でしたが、また一歩成長です。
スーパーに居たのは20分ほどですが、とても濃い時間でした。
こうして無事に、わたしは美味しいカレーを食べることができたのでした。
まとめ
中国のスーパー、大変でした。
要領がわかれば、なんてこともないのですが、初めてでしかも言葉が通じないとなると難しいですね。
今回はスーパーの空気の読めるおばちゃんに感謝です。
海外にきて自炊するならスーパーへ行くことは必須。
みなさんも、もし中国のスーパーで量り売りがあれば、よく観察してみてください。答えはすぐ近くにあるかもしれません。
ではでは、これからも頑張ります。