海外在住の人が仕事をして資金・収入が得られる素晴らしいサイトがあります。それが「タビナカ」(旧たびのたつじん)というサイトなのですが、海外に住んでいるという強みを活かしたツアーガイドができます。
海外在住の人にオススメの仕事を幾つか紹介してきましたが、これはその中でもかなりオススメです。「タビナカ」についてご紹介します。
海外在住者ならではのツアーガイドができる「タビナカ」
「タビナカ」のサイト紹介にはこんな風に紹介されています。
"タビナカ" は、海外旅行に行く日本人が、安心して最大限にその土地を楽しむためのツアーを見つけられる、マーケットプレイスです。英語が話せない方や、見慣れぬ土地に行くのが不安な方でも、安心して海外旅行が楽しめるよう、その渡航先にすむ日本人の「ガイド」だからこそ知っているレジャーやグルメを案内します。
つまり、海外在住者が海外在住の経験を生かしたツアーを企画できるんです。
以前ご紹介した「SAGOJO」も旅人が現地で仕事をすることができるサイトでしたが、こちらは海外在住経験が必要ということで、
- 世界一周・バックパッカーの資金稼ぎ→「SAGOJO」
- 海外在住者のお小遣い稼ぎ→「タビナカ」
という感じになります。
ツアー客にとっては、
- 日本人ガイドなので言語の問題がない
- 旅行会社を通すより30%以上格安
- 観光地以外の面白スポットを体験できる
というメリットがあるので、とても魅力的。
一方、僕たち海外在住者にとっては、
- 空き時間で結構な収入が得られる
- 特別な資格を必要としない
- 自分の経験・語学力が活かせる
- ツアー内容は自分で決められる
- 半日〜1日のツアーなので拘束時間が短い(宿泊ツアーはなし)
とこちらもメリットがそろっていて、とてもステキ。
実はこのサイトを知ったのは、「Thewave.asia」のライター・まんくまりに「タビナカ」からツアーガイドをしてみないかと打診があったからなんですが、その条件がかなり良いんですよね。
自分でツアー内容・料金を決められる
まず面白いのは、海外在住者が自分でツアーを決められるんです。
海外で暮らしているからこそ、その土地のどこが面白いのか、どのレストランがおいしいのかをよく知っています。その経験を活かして自分でツアー内容を決めることが出来るんです。
地球の歩き方に載っているようなところでも、実際行ってみたらガッカリスポットだった…ということもありますが、現地在住者はそんなのリサーチ済み。本当に面白いところに連れて行ってあげればいいんです。
例えば、タビナカのサイトを見てみると、こんなツアーがありました。
- シンガポール【家賃100万】マリーナベイスイートでの極上BBQツアー 8,000円/1人 5時間
- ミュンヘン【代行予約&送迎付き】白ソーセージの正しい食べ方体験☆ 8,000円/1人 3時間
- セブジンベイザメと泳ぐ in セブ島 13,000円/1人 9時間
- 台湾【台北発新幹線】第2のウユニ塩湖「高美湿地」で鏡張り体験★ 15,000円/1人 10時間
どれもこれも面白そう!
これ、アイデア次第でいろんなツアーを企画できます。
観光地やリゾートに住んでいるような海外在住者は、面白い現地スポットをツアーにしてみることもできますし、日本人が少ない地域に住んでいると貴重なガイドとして重宝されそうです。
しかも、金額が結構良いお値段です。
記載ツアー金額の8割をガイドが、2割をタビナカが分けるようになっています。
ツアー参加人数にもよりますが、時給にするとなかなかの金額になりますよね。自分で設定できるので、自分の言い値でツアーを企画できます。
あれ?これだけで生きていけるんじゃないの?
とまあ、そうなりますよね。
物価が安い国では、週に1,2日ガイドをすれば十分1ヶ月生きていける金額を手にする事ができます。ツアーの内容によって人が集まるかどうかは分かれますが、サイトによると、まだまだツアーの企画されてない国も多いらしく、へんぴなところに住んでいるような人も登録しておくといいかも。
僕はパソコンで稼いで暮らしてるのですが、この方法はお小遣い稼ぎとしてはもってこいですね。広州に需要があるかが未知数ですが、なにかツアーを企画してみたいと思っています。
広州図書館と広州博物館からの広州タワー見学という文化コースとかどうでしょうか笑
まんくまりのネパールやいっちぃのダッカとかツアー企画したら面白そうですね。
ガイドになる方法
ガイドになりたい人は「タビナカ」のサイトから登録してください。
その後、運営の人とSkypeによる面接があり、正式にツアーガイドとして採用されると自分のツアー内容をサイトに登録することができます。
ざっと見てみると、ツアーガイドは若い方が多いですね。タビナカを運営するRising Asia代表取締役の三木健司氏も25歳と若いんですが、ビジネス経験豊富な方で今後の「タビナカ」が楽しみです。