東日本大震災や最近の熊本地震もあり、防災食のありがたさを考える今日この頃です。
今日は、長崎市にあるボーリング会社が開発した「防災食」についてご紹介したいと思います。
実はこの商品、ワールドビジネスサテライトなどの大きなTV番組でも紹介されたすごい発明品なんです。
ツッコミどころ満載のこの商品!
魚の防災食?!日持ちするの?
まずボーリング会社が防災食を作る?なんで?ってなりますよね。
ボーリング会社とは、地質を調査する会社のことです。そう、温泉ほったり、井戸ほったり、地下水の調査をしたりする会社。
ボーリング会社が防災食「長崎小鯛」を作る理由とは?
日頃から、地質調査を行い自然災害と向き合っていることもあり、防災食に対する関心も高かったとか。さらにきっかけとなったのは、長崎の地域活性化を目指し立ち上げられたプロジェクト、その名も「ながさき元気プロジェクト」長崎の企業が50社も集まって商品化したんだとか。
出来上がったのが、長崎人の常用食であり、大好物である「連子鯛」を使った美味しい防災食。
「長崎小鯛」気になる賞味期限は?
なんと一年以上!(製造から15ヶ月)
しかも常温保存可能。
食べるときは、レンジなどで温めなくてもそのまま美味しく頂くことができます。
そうですよね、災害のときには、停電、断水はつきもの。
電気も水も使わずにそのまま食べることの出来る防災食。すばらしいです。
しかも骨まで柔らかく、子供からお年寄りまで頂くことの出来る商品です。
防災食といえば、カンパンなどの味気ないものを想像していたのですが、こんなに美味しい防災食があったんですね。魚の防災食があるなんて知らなかった。
先日の熊本地震の際も、たくさんの防災食、非常食が熊本周辺に届けられましたが、被災者たちから「ずっとパンとかおにぎりだった」という声が多く聞かれました。
もちろん、非常時、贅沢は望めませんが、少しでも心落ち着くように、美味しくて健康的な防災食をと願って、ながさきを上げて開発されたこの商品。ぜひ、ご家庭に災害への備えとしてストックして欲しいと思います。
さて、なぜこの「たびハック」で、この商品を紹介したか・・
みなさん、もうお気づきですね?
この美味しい魚の防災食。
海外に持っていける絶好アイテムなんじゃね?と気づいてしまったんです。
わたしが住んでいるネパールは、まわりを陸に囲まれた海のない国。
川魚はあるのですが、カトマンズで買うのは衛生的にかなり不安。泥水の入ったバケツに入れられて運ばれてくるし、かんかん照りの暑い中、冷やすこともなく路上で売ってるし。絶対お腹壊すだろ!って感じ。
でも、やっぱり日本人として、美味しい魚が食べたくなるものです。
そんなときに、コレがあれば。どんなに素晴らしいか。
ずっと探していた、待ち望んでいた、恋い焦がれていた魚のパック!
保存期間も常温で1年間いけるってことは、長期滞在者にとっても心強い味方ですね。
現地のスパイシーな食べ物で胃がやられてるときなどは、癒しを与えてくれそうです。
実際に頼んでみた!
ということで、実際にどんなものか頼んでみました。
しっかりした発泡スチロールに入って届きます。
今回は、10尾セット(5000円)を頼んでみました。中には「長崎小鯛」がびっしり。
ロゴなどのデザインがシンプルながらもとってもおしゃれ。
大きさはこれくらい。iPhone5sと比較。「小鯛」なのでそこまで大きいわけではありません。
真空パック的な感じで、もっと乾燥しているのかなと思っていたんですが、思ってた以上に汁っ気があって驚きました。
これは、ご飯にかけて食べたら絶対に美味しいやつです!
この汁っ気で15ヶ月の常温保存が可能というのは、すごい技術ですね。
まとめ
いろんな方のブログや情報記事を見ても海外移住にあたり、やはり日本食は重要ということがわかります。やっぱり、小さい頃から日本食、日本の味付けで育ってきているので、ちょっと調子が悪くなると、どうしても現地の食べ物は受付けにくくなるもの。
日本から持って行く、レトルトなどの食べ物リストに、「長崎小鯛」いかがですか?
長崎小鯛はこちらのホームページから注文できます。→ 長崎小鯛注文ページ
以上 「おすすめのレトルト保存食、長崎小鯛のご紹介でした。」