たびハック特別企画として、「海外移住するならアジア人気ランキング」を発表しました。各国の解説を載せていきます。
生活費★★★☆☆
外国人が住むとしても、ある程度安全なコンドミニアムが月々およそ5万円ほどで借りられます。8万円ほど出せば、プール付き・ジム付きのコンドミニアムを借りられる場合も。
ローカルフードも安く食べらますし、自炊をすると、栄養も良く、費用も安く抑えられます。一方で、日本食レストランやイタリアンレストランなどで食事をすると、1,000円ほど飛んでいくことも。
光熱費・交通費・通信費などは安く抑えることができます。
ビザ★★★★☆
リタイアメントビザ制度があります。55歳以上で、毎月1,500ドル相当の年金受給、または定額収入のある人が条件です。1年毎の更新で最長6年間の滞在が認められています。その後、帰国し、再度リタイアメントビザ申請手続きをすることも可能です。
30日以内の滞在であれば、ビザは免除されています。観光目的以外であれば、到着ビザを入国時に空港で発給してもらいます。
60日以上の滞在であれば、ソセアルビザを取得しなければなりません。延長手続きを繰り返し、最長180日まで滞在可能です。
それ以上はスチューデントビザを取得すれば、1年間の滞在が認められます。
日常生活★★★☆☆
乾季と雨季に分かれており、年間を通じて平均気温が28度と温暖な気候です。雨季は短時間で土砂降りの雨・スコールが降りますが、一日中雨という日はほとんどありません。また雨季でも日本のようにジメジメとしていないので、比較的過ごしやすいと言えるでしょう。しかし、その気候ゆえにダニ・アリ・蚊などの害虫は多く、対策が必要です。
赤道直下の他の国同様、食事はスパイスをふんだんに使ったものが多く、傷まないようにと揚げ物も多くあります。外食の際は、油やスパイスにあたることもあると思いますので、注意しましょう。
まだまだ発展途上国でインフラも整っていません。観光地とはいえ、水道をひねると海水のような水が…といったケースも。ある程度の我慢は必要です。
バリ島の観光エリアを巡回するクラクラバスというのが2014年から運行開始されました。安価で利用でき、非常に便利です。またブルーバードタクシーも走っており、安全安心に移動ができます。
治安★★★☆☆
ひったくりやスリ・置き引きなど軽犯罪は多発しており、注意が必要です。
また2001年2005年にはバリ島でテロ事件発生、その後もテロ計画していた集団が検挙されるなども起きています。本来、バリ島はヒンズー教の島でありますが、過激なイスラム教徒や他の危険因子もいます。
とはいっても、基本的なことを気をつけていれば、安全に楽しんで滞在ができる地域だと思います。
日本人★★★☆☆
日本からの観光客も非常に多いため、日本食レストランも充実しています。日本の調味料などが手に入る日系ストアもあり、生活には困らないでしょう。
メリット
豊かな自然、常夏の気候。リタイアメントビザの延長申請が行いやすいこと。
デメリット
インフラ整備がまだまだなところ。また、生活費に比べて、生活の満足度が低いこともあげられます。
まとめ
リゾート地として人気があり、生活費も日本よりは安い反面、インフラ整備にはやや難があったり、現地食生活が日本人の胃に合わなかったりすることも…若者世代にとってはよい移住先と言えるでしょう。