毎年700万人以上が観光に訪れる「長崎。」
キリスト教関連遺産が、「ユネスコの世界遺産」に登録されたことで、さらに長崎の注目度が高くなっています。
またコロナの影響で海外に行けない状況の中、異国情緒あふれる長崎を国内旅行先として候補に入れている人も多いのではないでしょうか？
今回は、観光におすすめな長崎のホテルをまとめてみました。
地元民ならではの立地やアクセスの利便性などを考えてのセレクトです。
ぜひ参考になさってください。
この記事で紹介するホテル
- 長崎市中心部のアクセス抜群のホテル
- 世界三大夜景を楽しむラグジュアリーなホテル
- 長崎の自然も満喫できちゃう伊王島リゾートホテル
長崎のおすすめホテル10選！
まずはホテル選びのための基本情報から。
長崎は、港を中心に「すり鉢状」の地形になっており、平地はごくわずか。山肌に家々が立ち並び独特の景観を形作っています。
長崎のホテルは大きく、平地の中心部と周辺の山腹部に分けられます。
わかりやすいようにマップを作ってみました。
結論から言うと・・
- アクセス重視なら【長崎市中心部のホテル】
- 夜景を楽しみたいなら【稲佐山エリアのホテル】
を選べば間違いありません。
【アクセス抜群】中心部エリア
平地部分が長崎市の中心部になります。
長崎の地形上、平地部分はとても少ないので多くのホテルがこのエリアに集中しています。
なのでどのホテルを選んでも、アクセスの面ではほとんど差がありません。
長崎市中心部でホテルを選ぶ際は、内装やサービスを基準に選ぶと良いでしょう。
【夜景を楽しむ】山腹部エリア
山腹部エリアは大きく３つにわかれます。
それぞれのエリアの夜景の見え方とアクセスを簡単に説明します。
❶ 稲佐山エリア
▲ 稲佐山エリアからの眺望 ▲
こちらは観光客に一番人気のエリアです。
最近リニューアルしたばかりの綺麗なホテルも多く、長崎の美しい夜景を存分に楽しむことができます。
長崎駅までの無料送迎バスを運行しているところも多いのでアクセスもしやすいです。
長崎で夜景の見えるホテルに泊まってみたいなら、とりあえずこのエリアから選べば間違いありません。
❷ 立山エリア
▲ 立山エリアからの眺望 ▲
こちらは、稲佐山エリアに比べて観光客は少なめ。有名なホテル「にっしょうかん」があるのがこのエリアです。
ただ中心部からそれほど距離は離れていませんが、アクセスが非常に悪いため自力で行くのは大変です。
またホテルが非常に古いので「女神大橋の輝く長崎港の夜景を見たい」という方以外は、稲佐山エリアのホテルを選んだ方がいいでしょう。
❸ 風頭エリア
▲ 風頭エリアからの眺望 ▲
長崎の老舗ホテル「矢太樓」があるのがこのエリア。長崎に修学旅行で訪れた方は、もしかしたら宿泊されたかもしれません。
かなり古い建物ですが、長崎の歴史を感じながら夜景を楽しみたい方、思い出に浸りたい方にはおすすめ。
ただこのエリア、アクセスはよくありません。
地図上では市内中心部から近そうに見えるので歩いて行けるかな？と思いますが・・急坂 & 階段、しかもお墓の横のやぶ道みたいなところを通るので相当厳しいです。
では以上をふまえて、長崎市中心部と稲佐山エリアのおすすめホテルを見ていきましょう。
長崎市中心部でおすすめのホテル
| メリット | 眼鏡橋やグラバー園などへのアクセスの良さ、軍艦島クルーズなどへの行きやすさ。 |
| デメリット | 部屋からの景色・夜景は稲佐山エリアに比べて期待できない。 |
赤いベッドのマークが紹介しているおすすめホテルです。
青いカメラマークは、長崎中心部の主要な観光スポットです。
アイコンをクリックすると、情報を確認できます。位置関係の把握にご活用ください。
- ホテルモントレ長崎
- MPホテルズ長崎水辺の森
- カンデオホテルズ長崎新地中華街
- ホテルフォルツァ長崎
- リッチモンドホテル長崎思案橋
- JR九州ホテル長崎
・ホテルモントレ長崎
画像：Booking.com
県外からお客さんが来るときに、必ずおすすめするのがこちらの「ホテルモントレ長崎」。
オランダ坂・グラバー園・大浦天主堂まで徒歩すぐに位置し、どこに行くにもアクセスしやすい場所にあります。
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ここのオススメポイントは、なんといっても異国情緒を感じる可愛い内装！
まるで地中海のホテルに迷い込んだかのような雰囲気です。
建物自体は古いのですが、異国情緒あふれるレトロな長崎を感じることができます。
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そしてスタッフさんたちが、とても上品でホスピタリティー精神に溢れています。
近くの美味しいお店や、スタッフさんならではのおすすめスポットなど教えてもらうのも旅の楽しみの一つですね。
また、長崎の夜景スポット、稲佐山ロープウェイ乗り場までの無料シャトルバスも旅行者にとってありがたいサービスです。
・MPホテルズ長崎水辺の森
画像：Booking.com
ひとり旅や友達との少人数旅行なら、「MPホテルズ長崎水辺の森」がおすすめ。
こちらはマンション風に作られたホテルで、自宅のようにくつろいで利用できます。
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こちらも、オランダ坂やグラバー園まで徒歩すぐ。かなりアクセスしやすい立地です。
他のホテルに比べて、料金が安くコスパもいいので学生旅行にもおすすめです。
木のぬくもりを感じる1Fのカフェもお洒落でくつろげる素敵なスポットです。
・カンデオホテルズ長崎新地中華街
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こちらは、2020年3月にオープンした４つ星ホテルです。
綺麗なのはいうまでもなく、非常にゴージャスな雰囲気と最上級のサービスで非日常を体験できます。
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最上階のスパには露天風呂も付いており、心も体もゆっくりリフレッシュできます。
また朝食メニューが充実しているのもおすすめポイント。
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和食・洋食・ベジタリアンなど、その日の体調に合わせて選ぶ楽しさがあります。
一日のはじめに長崎の街を見下ろしながらいただく朝食。これからどこに行こうか一日の予定を考える素敵な時間になりますね。
・ホテルフォルツァ長崎
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こちらのホテルは、長崎市の中心「浜町アーケード」の中、ハマクロスというデパートに併設しています。
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最大のおすすめポイントは、立地の良さ。
最初に貼ってある地図を見ていただけるとわかりますが、眼鏡橋・亀山社中・出島・オランダ坂・グラバー園など、主要観光地のちょうど中間に位置しています。
ホテルのすぐ前に電停もあるので、少し離れた観光スポットもサクッと行けちゃうので便利です。
またアーケード周辺には美味しい食事スポットやカフェがたくさんあります。夜遅くまで開いているお店も多いので買い物スポットも困りません。
・リッチモンドホテル長崎思案橋
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県外の友達が長崎へ遊びに来たときに、こちらのホテルを利用しました。
比較的新しいホテルなので内装もかなり綺麗で清潔です。またスタッフさんたちもすごく感じよく素敵でした。
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こちらは、女性向けのアメニティが充実しているのもポイント。
シャンプーやリンスなどは「MIKIMOTOコスメティック」が使われていますし、ジルスチュアートバスケアセット付きプランも選ぶことができます。
ただし、長崎一の飲み屋街「思案橋」に位置しているのでホテル周辺は夜けっこう騒がしいです。（もちろんホテルに入ってしまうと静かです。）
気にならない方にはおすすめ。
飲み屋街には、「ちゃんぽん」や「一口餃子」など長崎名物の有名店が軒を連ねているので食べるものには困りません。
美味しいお酒と料理を楽しんで、歩いてすぐホテルに戻れるのも嬉しいポイントですね。
・JR九州ホテル長崎
画像：Booking.com
中心部最後にご紹介するのは「JR九州ホテル」です。
こちらは、長崎駅に隣接したショッピングモール「AMUプラザ」を併設するホテル。
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朝の早い時間帯・夜遅くに長崎駅を利用する方はそのままホテルに直行することができます。
長崎空港行きのバスターミナルも目の前なので、翌日空港へ行く方にもおすすめです。ギリギリまでゆっくりできます。
稲佐山エリアでおすすめのホテル
| メリット | 世界新三大夜景を、自室の窓から楽しめる。 |
| デメリット | 中心部まで歩いて行くのは難しい。 |
- 大江戸温泉物語ホテル清風
- ルークプラザホテル
- ガーデンテラスホテル&リゾート
・大江戸温泉物語ホテル清風
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こちらは、2017年4月にリニューアルオープンしたホテルです。
ここの一押しポイントは、なんといっても長崎の1000万ドルの夜景を楽しめる露天風呂。
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美しい夜景を眼下に、「温泉」で疲れた心と体をリフレッシュ。なんとも贅沢な時間です。
また全室「夜景ビュー」なので、お部屋の窓からも美しく煌く長崎の街を堪能できます。
画像：Booking.com
そして、もう一つのお楽しみが「夕食バイキング」！
シェフが目の前で焼いてくれる「レモンステーキ」や、長崎の新鮮なお刺身や海の幸をお腹いっぱいいただくことができます。
宿泊料金がお財布に優しいのも嬉しいポイントです。
・ルークプラザホテル
画像：
一休.com
日常を忘れて、長崎旅行中ゆっくりしたいなという方には「ルークプラザ」ホテルがおすすめ。
こちらは結婚式場としても人気のホテルで、気品ある綺麗なホテルです。
画像：一休.com
スタッフさんたちの対応がとても素晴らしく、過去には「じゃらんアワード2018【泊まって良かった宿大賞】総合第１位」を受賞しています。
ホテルの接客って、旅行の思い出を左右しますよね。良いサービスを受けると長崎旅行の思い出がきっと楽しいものとして残るでしょう。
おすすめはやはりハーバービューのお部屋。
扉を開けると窓の向こうは煌めく長崎の街。感動すること間違いなしです。
画像：一休.com
お部屋からの眺望もさることながら「ブックカフェ」もおすすめです。
陽の光が差し込む優しい空間で淹れたてのコーヒーを飲みながら、長崎のガイドブックや雑誌などを楽しむことができます。
もちろん長崎駅から無料送迎バスもあるので、足の心配も必要ありません。
・ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート
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最上級のサービスを探しておられるなら「ガーデンテラス長崎」がおすすめ。
長崎でも最高ランクのホテルで、一度は泊まってみたいと思う憧れの場所です。
まず建物がモダンでスタイリッシュ。
あの世界的建築家「隈研吾」氏が設計した建物は、どのお部屋からも長崎の夜景が見渡せるようになっており、まるで一枚の絵画のように見せる仕掛けになっています。
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また、なんといってもこちらのレストランが評判です。
スタッフの対応はもちろん一流ですし、JALのファーストクラス機内食をプロデュースしたシェフによるフレンチや、長崎和牛の鉄板焼きなど、季節の食材をふんだんに用いた贅沢な料理を楽しむことができます。
カップルや夫婦、特別な記念日に宿泊したいホテルです。
画像：一休.com
長崎のリゾートホテル
| メリット | 大自然の中で一日遊べる！ |
| デメリット | 長崎市中心部からは遠い。 |
・i+Land nagasaki（アイランドナガサキ）
画像：一休.com
近年リゾートとして人気を集める伊王島は、長崎市中心部から車で約40分ほどにある美しい海に浮かぶ小さな島です。
まるで島全体が大自然のテーマパークのよう。その中心にあるのが「i+Land nagasaki（アイランドナガサキ）」ホテルです。
こちらのホテルに宿泊すると、様々なアクティビティーを楽しむことができます。
画像：一休.com
ホテルの目の前に広がる海でのシーカヤックやSUPなどのマリンスポーツはもちろん、日本初上陸の体験型ナイトアドベンチャー「アイランドルミナ」など、アクティビティーが充実。
また、100%掛け流し天然温泉に加え岩盤浴もあり、大自然の美しい景色を見ながらくつろぐ「癒し旅」にもぴったりのホテルです。
画像：一休.com
こちらは、リゾートホテルなので、伊王島の島内で充実した一日を過ごすプランがおすすめです。
長崎観光の拠点にするのはおすすめしませんが、長崎観光のついでに１〜２日取り分けて伊王島を楽しむのもおすすめです！
まとめ
- アクセス重視なら【長崎市中心部のホテル】
- 夜景を楽しみたいなら【稲佐山エリアのホテル】
- 大自然を満喫するなら【伊王島のホテル】
長崎観光におすすめのホテルを在住者目線でご紹介しました。
異国情緒あふれる長崎の街、独特の文化や美味しい郷土料理、ぜひ長崎観光を満喫されてくださいね。
長崎といえば「カステラ！」
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