海外旅行、行ってみたい場所はたくさんありますが、やっぱり気になるのは治安のこと。身を守って安全にペルー旅行を楽しむために注意すべき4つのポイントをご紹介します。
ペルーの治安
¡Hola!
あじゃこです。
さて、ペルーへ行くことにしたのはいいけど、実際のところペルーの治安ってどうなのー?という皆様。まずは外務省のホームページの情報をチェックしてみましょう。
2016年6月現在の危険情報はこちら。
引用:外務省 海外安全ホームページ
危険度がより高い場所がより濃い色で表されています。
ほぼ全域に渡って、特別な注意を促す危険度レベル1。一部レベル2や渡航中止勧告となるレベル3の地域もあります。
観光地としてよく知られるクスコ、プーノ、アレキパもレベルは1ですが、やはり十分な注意が必要です。
ちなみに私が住んでいるトルヒーヨもレベル1ですね。
国際線が到着するリマのホルヘ・チャベス空港周辺も危険です。あのピリピリ感でペルーに帰ってきたなと感じます。
では実際にどんなに犯罪が起きているのでしょうか。
ペルーで起きている主な犯罪
〇強盗
お金や貴重品を狙う犯罪が多いようです。拳銃で脅されるということもあります。私の日本人の友人も拳銃で脅され、携帯など取られたことがあります。
〇窃盗(スリ、ひったくり、置き引き)
バスの中で、お店で、カバンの中から、ズボンのポケットからスッと取られてしまうことがあります。
対策は?
私もいつも注意されますが、日本から出かけると、どうしても危険に対する意識が足りないことがあります。
基本的な注意点は広州、フィリピンでの防犯対策と一緒です。
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注意したい4ポイント
1.危険な場所は1人で出歩かない
ツアーであればグループで行動し、ガイドさんの注意をちゃんと聞きましょう。
楽しい旅行中ついついテンションが上がったり、好奇心から、このくらい大丈夫!と、うかつに行動するのは危険です。人通りの少ない道などは避けてください。
実は私が住んでいる地域はトルヒーヨの中でも治安が悪いと有名らしく、ほかの場所で○○○に住んでるよ!っていうと、「まじか!危ないでしょーよ、あそこ。」と言われます。
それで私も家の周辺以外、基本的に1人では行動しません。出かける時はペルー人と一緒に。
彼らはどの道、どのエリアが危険か、よく知っていますので、その指示に従います。
この道沿いは泥棒が住んでる、あのブロックの角の家でドラッグを売っている…え、そんなことまで分かってるの!?ということまで知っています。
ご近所さんなど顔なじみになってしまえば少し安心です。
2.貴重品を見えるように持ち歩かない
OLさんが長財布持ってランチに。
ジーンズの後ろポケットにサイフがチラリ。
歩きスマホでメッセージに夢中。
イヤホンで音楽を聞きながらノリノリで。
絶景に大興奮!デジカメ、スマホをいっぱい並べて大撮影会。
日本では当たり前の光景ですが…ええ、そうです、危険です。
スマホ、カメラ、財布など手に持ってのんびり歩いていたら、「私、こんなの持ってるよー!」って泥棒、強盗犯に教えていることになります。
カバンの中にしっかりしまって、カバンの口もしっかり閉じます。とにかく荷物を不用意に置いたり、目を離さないようにしましょう。現地で生活していると、レストランの中でもカバンは斜めがけにしたまま、ということもよくあります。
貴重品を出すのが危ない場所についても現地の人の注意をしっかりと聞きます。
そんな、普段の生活から十分な注意の必要なペルー。
ペルーの女性陣はどこに携帯やお財布などの貴重品を隠すのでしょうか?
そうです、あそこです。ブラジャーの中(笑)
あー、そっかそっか、ブラってそのためだったんだねー。
って違うやろ!
首もとから服の中に手を入れ、スッとスマホを取り出し電話をかけ、またサッとブラの中にしまう姿は、それが本来の在り方なのでは、と思うほどさり気ないものです。ペルー女子のたしなみなのかしら?確かに安全かも。。?笑
3.乗り物の中でも荷物はしっかりガード
バスに乗る時にはカバンは体の前でしっかり抱え、スリに注意します。ポケットには貴重品は入れません。
私の友人はペルーに着いてすぐポケットに入れていたデジカメをバスの中でスられたようです。
カメラにつまった思い出まで盗んで行くなんて、なんて悪いやつでしょう…。
また、タクシーなど車が停車した途端、外から窓を割ってカバンを持っていかれるということも…車内でもカバンはなるべく外から見えない位置に持つといいかもしれません。
4.服装は目立たず現地に馴染むものを
せっかくの旅行だから、おしゃれしたいのはもちろん!...ですが、実際日本人というだけで、目立ちます。観光地は外国人も多いのでそうでもないですが、少し田舎の方に行くと、道を歩いているだけで「Hola china!!」と声を掛けられます。chino,china=中国人の意ですが、アジア人は大抵ひとまとめでチーナです。ペルー人からは見分けがつかないので(笑)
(ちなみにペルー人でも目が細いとみんなからチーナと呼ばれてたりします。)
そして、そのチーナはお金を持っているという認識。
そう、こんな感じ。
あ、あいつ目が細いぞ→チーナやな→金持ってる!チャリーン¥
いや。これはあまりに単純かな…?笑
と言うわけで、容易に犯罪の対象になり得ます。
それで、できるだけ目立たない格好がベスト。じゅんじゅんのフィリピン マニラの記事に登場していた格好は、ペルーでも通用しそうです(笑)
Tシャツ+ハーフパンツ。
そう、気張らずに、自然のままのあなたが一番です。
さらにペルーらしさを出したいというあなたにはこんなワンポイント。(男性限定)
ペルーの暑い夏。
Tシャツでもまだ暑いと感じたら、そう。Tシャツをペラっとめくって、お腹をトゥルンと出します。そして、めくったTシャツは出っ張ったお腹の上に。
これはびっくり。さっきまでの暑さが嘘のよう、お腹に爽やかな風が通り過ぎます。
こちらのワンポイント、実践するには体型が限定されそうですが、うちの近所ではよくお見かけします(笑)
もはや治安とは関係なくペルーあるあるになってしまいました。
ちなみに。
そうはいっても、そこはやはり南米。十分な日焼け対策も必要です。
特に高地での日差しの強さはかなりのものです。やっぱり肌を露出しないのが最適。
それも考慮して上手に楽しめる服装を選んでくださいね。
日焼けについてはまた今度ー!
まとめ
いろいろ恐いことも余計なことも書きましたが、十分に注意すれば、ペルーの旅を楽しんでいただけると思います。幸い、私も現地の友達のアドバイスや助けのおかげで、まだ直接被害にあったことはありません。皆様の安全な旅のためにこの情報が少しでも役立てば嬉しいです。
地域限定ネタも多くなってしまいました、どうぞご了承ください。
ありがとうございました。
¡Hasta pronto!